中国ドラマ『你是我的城池营垒』You Are My Hero 第1集～第4集 キミだけのヒーローになりたい

第1集

今から2年前、銀行に強盗団が押し入った。特殊部隊SWATが対応した。強盗団のほとんど射殺した。残りの1人が米卡を人質にとった。米佧ミ・カ（ 马思纯サンドラ・マー 1988/03/14
主な出演作：『七月与安生ソウルメイト/七月と安生』にて台湾金馬獎・主演女優賞他、『左耳』や『岁月无声』にても賞を受賞。『将军在上花と将軍～Oh My General～』『你是我的城池营垒キミだけのヒーローになりたい』『第一炉香』など多数 ）の手には爆弾が握らされている。SWATの隊員が最後の1人も射殺、怯える米佧ミ・カの持つ爆弾もうまく処理した。その隊員は目もと以外を覆い隠しているので、米佧ミ・カは助けてくれた隊員の顔も名前も知らない。

そして現在、米佧ミ・カは外科医になった。救命救急の訓練を受けに合宿に行くことになった。訓練はSWATが指導する。訓練はとても厳しく、なにかと理由を付けては訓練を休む人もいる。

米佧ミ・カには叶小满イェー・シャオマン（曹苏苏ツァオ・スースー）という親友がいて、若くして末期癌に侵されている。彼女と同じような脳腫瘍の患者の手術が仁心病院で行われることになった。執刀するのはこの道の第一人者・邵宇寒シャオ・ユーハン（王阳ワン・ヤン）である。公開手術に立ち会いたくて米佧ミ・カは休暇を申し出るも許可されない。やむを得ず、訓練中に抜け出した。ヒッチハイクで車を拾ったが、この時点では運転手が鬼教官・刑克垒シン・クーレイ（白敬亭バイ・ジンティン）であることを知らず、教官の愚痴をこぼす。

病院にて手術を見学する。手術は無事に終わり、見学していた医師たちから拍手が起きた。

第2集

米佧ミ・カは邵宇寒シャオ・ユーハンを引き留め、親友・叶小满イェー・シャオマンの手術の件もお願いする。邵宇寒シャオ・ユーハンに電話番号を受け取ってもらって米佧ミ・カは喜んだ。

キャンプに戻る途中のコンビニで刑克垒シン・クーレイと再会する。そしてキャンプに戻るとそれが鬼教官・刑克垒シン・クーレイだと知る。翌日、刑克垒シン・クーレイは「規律が守られていない」と連帯責任で走らせる。刑克垒シン・クーレイに謝りに行くと、懲罰としてトイレ掃除を言い渡された。そのため、入浴の時間に間に合わなくなった。刑克垒シン・クーレイはそれを知ると、今度は浴室の掃除を言い渡す。罰を与えた形だが、米佧ミ・カに入浴させるための刑克垒シン・クーレイの優しさでもある。刑克垒シン・クーレイには米佧ミ・カが2年前の女性だとわかっているが、米佧ミ・カの方はまだわかっていない。

訓練に戻った米佧ミ・カだが、邵宇寒シャオ・ユーハンから電話が入ってすぐに刑克垒シン・クーレイの目の前でキャンプから離脱した。叶小满イェー・シャオマンを連れて仁心病院に駆けつけて行った。邵宇寒シャオ・ユーハンは海外で手術を受けられることになったと伝えるが、叶小满イェー・シャオマンがお金の心配をする。後に費用の点では基金のお金を工面できることになる。

キャンプ地には取材で阮青夏ルアン・チンシャ（姜珮瑶ジャン・ペイヤオ）がやって来る。隊員の束文波シュー・ウェンボー（陈昊チェン・ハオ）が対応にあたる。このふたり、いい感じである。

キャンプに戻ると、米佧ミ・カは刑克垒シン・クーレイからクビを言い渡される。それでも合宿所に残り、翌日の訓練に参加しようとしたが、グループ分けの際に名前を呼ばれなかった。

第3集

米佧ミ・カは食い下がったが、「私的な用事を済ませて、来年来るんだな」と突き放された。

米佧ミ・カは阮青夏ルアン・チンシャにグチっているとひとりの老人が訪れた。なんでも災害時に刑克垒シン・クーレイに助けられたお礼をしたいのだという。「刑克垒シン・クーレイに後で行かせるから」と老人を村まで送っていったが、帰りに森で迷った。迷っているうちに斜面で足を滑らせて捻挫した。刑克垒シン・クーレイは阮青夏ルアン・チンシャから事情を聞き、帰りのバスがないことを心配して探しに来て米佧ミ・カを助ける。

宿舎に戻って米佧ミ・カは怪我の手当てをする。「今度はどんな罰ですか？あ、クビになったから罰はないか」と自嘲ぎみ。刑克垒シン・クーレイは「ちょっと怪我が重いな。明日の訓練は不参加でいいぞ・・・・・・・・・・・・・」「え！？それって」米佧ミ・カは目を輝かす。

取材に来ている阮青夏ルアン・チンシャが束文波シュー・ウェンボーと口論になった。その後、ビルの屋上からロープで降りてくる訓練風景の動画を撮影する。束文波シュー・ウェンボーは何度もやらされて、ようやく阮青夏ルアン・チンシャからOKが出た。ちょっと腕をおさえる。周りから「以前に怪我をされた箇所では？」と心配されるが「大丈夫だ、古傷がちょっと痛むだけさ」阮青夏ルアン・チンシャは罪悪感を覚え、謝った。束文波シュー・ウェンボーも口論になったときの言動を謝った。

深夜に「緊急招集！」と呼び出しがかかる。登山者が山で滑落した、という想定での訓練だった。米佧ミ・カたちの5組が最も遅かった。しかし、他の組の救援活動も手伝って総合的に最も優秀だったのは5組だったと評価された。

阮青夏ルアン・チンシャの取材は続く。宿舎から遠く離れた荒れ地での射撃訓練。束文波シュー・ウェンボーを呼んで「トイレに行きたいんだけど…」「じゃあ、あの辺ですればいい」と言うと阮青夏ルアン・チンシャが怒る。やむを得ずジープで宿舎に戻るが？

第4集

最終訓練はビルからロープで降りてくるもの。米佧ミ・カは高所恐怖症のため、なかなか降りられない。意を決して降り始めたが、途中で気絶した。

そのため卒業式では米佧ミ・カひとりだけ証書を受け取れなかった。

米佧ミ・カが遠くの景色を眺めている。刑克垒シン・クーレイが来て雑談を始める。「私の命は2年前に無くなったも同然だから」と話し始めた。「特殊部隊の”叔叔おじさん”が助けてくれたの」刑克垒シン・クーレイにはおじさん・・・・とは心外だ。そのときに助けたのが自分だとは明かさない。

卒業記念パーティーが行われた。参加者から刑克垒シン・クーレイ教官に懲罰返しが行われる。わさびだの辛子だのを食わされて、気分が悪くなって一団から離れる。米佧ミ・カが水を持ってくる。米佧ミ・カが「トイレに行きたい」と言うので車で連れて行く。その時、緊急救援の要請が入った。ふたりは現場に急行する。

トラックが事故を起こし、崖から落ちそうになっている。運転手は怪我をしていて気を失っている。トラックが落ちそうで時間がない。米佧ミ・カは高所恐怖症も顧みず救援活動を行い、運転手の止血処置をしていると、救急車が到着する。運転手は助かった。

刑克垒シン・クーレイはこのことを踏まえ、一度は不合格にした米佧ミ・カの卒業証書の発行手続きを行う。

米佧ミ・カは仁心病院に戻っていた。许妍姗シュー・ヤンシャンと（郭泱グォ・ヤン）雑談をしながらエレベーターに乗る。ストレッチャーに乗せられた重体患者もエレベーターに乗せられる。そのエレベーターが突然止まった。