中国ドラマ『我好喜欢你』Count Your Lucky Stars 第31集～第34集（終） 運命のキスをお願い

第31集

童小悠トン・シャオヨウはコンテストの会場から度々病院に見舞いに行った。母親は「手術すれば良くなるわよ」と言ってはいるものの、父親のいないところへ来ると童小悠トン・シャオヨウに向かって「怖い…」と泣く。

路任ルー・レンは路言之ルー・イェンジー、陆星成ルー・シンチェンという息子ふたりと話をする。今まで路任ルー・レンを避けてきた陆星成ルー・シンチェンではあるが、童小悠トン・シャオヨウが路任ルー・レンとの和解を希望していることが頭にあって話し合いに応じた。路任ルー・レンは「お前は俺のことが嫌いだ。これからも嫌いでいい。自分自身を嫌いになるなよ」話をしているうちに、陆星成ルー・シンチェンの気持ちは徐々に雪解けに向かっている。

童小悠トン・シャオヨウがまた見舞いに来た。病室には母親しかいない。「どこにいったのかしら？」と言っている。陆星成ルー・シンチェンと外のベンチで雑談していた。陆星成ルー・シンチェンは童小悠トン・シャオヨウの両親にはよく本音を話す。童小悠トン・シャオヨウが聞いたら耳がこそばゆいくらいの褒め言葉を両親には話す。やがて童小悠トン・シャオヨウがふたりを見つけると、陆星成ルー・シンチェンは「じゃ、先に失礼する」と帰っていった。しばらく父親と雑談をして童小悠トン・シャオヨウも帰った。気丈に振る舞っていたが疲れていて、帰るとすぐに眠ったが、母親からの呼び出しで再び病院へ向かった。父親が失踪したという。陆星成ルー・シンチェンも来ていて、一緒に探しに病院を出た。

久しぶりの登場の大力ダーリーがふたりの運転手として再登場。車で実家に向かった、がいない。車で父親の行きそうな場所を訪ね回る。ついに漢方の薬局で手がかりを得た。行き先はやはり実家のようだ。再び実家へ行くと、今度はいた。餃子を作っている。病院に連れ戻そうとするも「ちょっと待ってろ」そう言うと奥の方から何やら持って現れた。

第32集

父親は1つの箱を持って現れた。中には童小悠トン・シャオヨウのために貯めていた多額のお金（＝一笔钱）、それから父親秘伝のレシピが書かれたノート。父親の優しさに童小悠トン・シャオヨウの目からは大粒の涙がボロボロ溢れてくる。傍で見ていた陆星成ルー・シンチェンももらい泣きした。

父親を無事に病院に連れ戻すと、童小悠トン・シャオヨウは母親と陆星成ルー・シンチェンは病室で父親と話をする。父親はもう既に「小悠を頼む」モードに突入。陆星成ルー・シンチェンがなだめる。

路言之ルー・イェンジーが路任ルー・レンに差し入れを持っていった。童小悠トン・シャオヨウのことが好きで、デザインをするモチベーションになっている、という話をすると、路任ルー・レンも「それは俺も同じ、星成も同じ、小悠もだ。それでいいんじゃないか。お前のデザイン、期待してるぞ」初めて優しく言葉を掛けられた。路言之ルー・イェンジーは童小悠トン・シャオヨウを呼び出して、「10秒だけ時間をくれないか？」そう言うと童小悠トン・シャオヨウを抱きしめた。それはそれは長い10秒ではあったが、童小悠トン・シャオヨウも突き放したりはしない。路言之ルー・イェンジーが振り返って去ろうという時、「私を好きでいてくれて、ありがとう」路言之ルー・イェンジーは童小悠トン・シャオヨウのことを諦めた。

第二次の〆切りまであと1日、童小悠トン・シャオヨウの部屋に陆星成ルー・シンチェンが訪れて「どうだ？」と様子を伺ってくる。童小悠トン・シャオヨウは「お父さんのことが心配で・・・」と涙を浮かべている。陆星成ルー・シンチェンは「じゃ、君に運をあげるよ」そう言ってキスをした。

参加者全員がデザインを終えた。江颜ジャン・イェンが路言之ルー・イェンジーをお茶に誘った。「あなたは童小悠トン・シャオヨウが好き、私は陆星成ルー・シンチェンが好き。私達友達にならない？」手を組むことを提案してきた。しかし素材の件の恨みがある路言之ルー・イェンジーは「うん」とは言わず、寧ろ「陆星成ルー・シンチェンと童小悠トン・シャオヨウの間には誰も入れないぞ」と忠告した。

病院では童小悠トン・シャオヨウの父が手術に臨む。童小悠トン・シャオヨウと陆星成ルー・シンチェンは付き添っている。手術中、母親も童小悠トン・シャオヨウも気が気でない。陆星成ルー・シンチェンが励ます。やがて手術は終わり、医者が出てくる。3人が「どうですか？！」と駆け寄る。「手術は無事に成功しました」大喜びである。

会場に戻る。審査結果の発表の時間が来た。穆杨ムー・ヤンより発表される。1位：陆星成ルー・シンチェン、2位：七星チーシン、3位：江颜ジャン・イェン、4位：童小悠トン・シャオヨウ。そして最終テーマは「愛情」である。路言之ルー・イェンジーはここで落ちた。しかし表情は爽やかだった。路任ルー・レンが寄ってきた「父さんには失望させてしまいました」しかし「最終に進出できなかった。だが、素材選びは良かった。あの服を私にくれないか？」路言之ルー・イェンジーは感無量だ。

キッチンにて童小悠トン・シャオヨウは糯米枣を作った。陆星成ルー・シンチェンに食べさせて「どう？」と訊く。なかなか答えない。陆星成ルー・シンチェンは童小悠トン・シャオヨウを抱きしめて「旨い」と言った。そしてキッチンに路任ルー・レンが入ってきた・・・

第33集

童小悠トン・シャオヨウは「路言之ルー・イェンジーのところへ行くから」と言って陆星成ルー・シンチェンと路任ルー・レンをふたりきりにした。路任ルー・レンは糯米枣を口にし「この味だ」と言った。陆星成ルー・シンチェンの母親と食べた思い出の味。それから母親の思い出話を中心にする。話が一段落したところで路任ルー・レンは席を立った、その時「父さん」初めて「爸」という言葉を発した。「夜遅くにコーヒーの飲みすぎはよくない」コーヒーカップを路任ルー・レンの手から取った。路任ルー・レンは何も言わなかったが、その目は潤んでいた。

陆星成ルー・シンチェンの部屋の前で江颜ジャン・イェンが待っていた。「答えを聞かせて」背中の傷ではなく、心の傷を癒やして・・・。

陆星成ルー・シンチェンのことが気になった童小悠トン・シャオヨウは牛乳を持って部屋の前へ。陆星成ルー・シンチェンが中にいるのはわかっているが、出てこない。ふたりともドアにもたれかかる。童小悠トン・シャオヨウはその後テラスのベンチへ移動して座っていると、江颜ジャン・イェンが隣に座ってくると「コンテストが終わったら、陆星成ルー・シンチェンと私は一緒に外国へ行くの」童小悠トン・シャオヨウは「そんなばかな」

コンテスト参加者4人が衣装を制作しているなか、童小悠トン・シャオヨウにSalah林から呼び出しの電話が入った。Salah林にかつての毒々しさはない。編集長時代のことを童小悠トン・シャオヨウに謝ったうえで、江颜ジャン・イェンについて警告してきた。「彼女は目的を達成するためなら手段をいとわない」と。それから言格の素材問題、童小悠トン・シャオヨウのコンテスト参加資格停止、これらに多額のお金を使ってきたという。これらを伝えると、Salah林は帰っていった。

陆星成ルー・シンチェンの方から珍しく路任ルー・レンを訪ねた。母親のことを聞きたいのだ。路任ルー・レンは「お前のお母さんは俺が唯一愛した女性だ」愛情と責任、これについて訊いた。路任ルー・レンは「俺は失敗者だ。言えることはない」陆星成ルー・シンチェンは続けて江颜ジャン・イェンの部屋に行った。江颜ジャン・イェンに「この数年、俺のために君が負った怪我に責任を感じてる」そう言いながらも江颜ジャン・イェンに別れを告げた。

童小悠トン・シャオヨウが陆星成ルー・シンチェンの部屋で過去の話を聞いた。「江颜ジャン・イェンとは留学の時の友達だ。同じ寮に住んでいた。ある日火事があった。数日徹夜していた俺を江颜ジャン・イェンは救ってくれた。そして背中に火傷を負った。ずっと秘密にしていた」童小悠トン・シャオヨウは陆星成ルー・シンチェンを抱きしめて「ありがとう、言ってくれて」

陆星成ルー・シンチェンは路言之ルー・イェンジーと飲んでいた。その頃、江颜ジャン・イェンは陆星成ルー・シンチェンの部屋に入っていた。酔っ払っている。陆星成ルー・シンチェンがデザインした衣装にワインをかけ、更にライターで火をつけようとしている。そこへ童小悠トン・シャオヨウが入ってきた。江颜ジャン・イェン「私の負けよ」

第34集（終）