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台湾映画『狂徒』The Scoundrels

2018年に話題になった台湾ドラマ『我們與惡的距離』(悪との距離)にて人権派弁護士役を演じた吳慷仁(ウー・カンレン)と同じく『我們與惡的距離』に出演した林哲熹(JC・リン)の主演によるアクションクライム映画。

オススメ度

基本情報

邦題:狂徒(台湾映画の”いま”にて配信)
英題:The Scoundrels
監督:洪子烜(ハン・ズーシュエン)
主演:吳慷仁、林哲熹、謝欣穎(ニキキ・シェ)、李千娜(ナナ・リー)

予告編




台湾映画『狂徒』The Scoundrels

簡単なあらすじ

雨の日に現金輸送車を襲うレインマン(吳慷仁)、その正体はまだ世間にはわかっていなかった。ある日の犯行でのこと、逃走時に警官に発砲された。運転していた楊雅惠ヤン、謝欣穎)に弾が当たり怪我をした。元バスケットボール選手の廖文睿レン、林哲熹)が巻き込まれて一緒に逃走する。検問でレンは素性が知られる。3年連続得点王に輝きながら、暴行をして引退している有名人だったからだ。警官に助手席の人物(レインマン)を不審がられたため、検問を強行突破した。このためにレンレインマンとして指名手配されることになる。

レンには恋人・李昕潔(李千娜)がいるが、最近はレンが嘘ばかりつくので、レンの言動を信じていない。レンは引退後に自動車の廃車工場に勤務しているが、その会社の裏の顔は黒社会、すなわちヤクザ稼業だ。狙った車に小型のGPSを取り付けては盗難していた。また裏カジノもやっている。

レンが社長(黒社会のボス、李洺中)のところへレインマンを連れて行く。レインマンがボスと交渉し、互いに上手くいったかと思ったが、車を調べられて身元がバレる。難を逃れたレンレインマンと別れた。恋人の李昕潔レンに自首を勧める。レンは巻き込まれただけだと無実を主張する。

レンは暴行事件にて被害者に多額の賠償金を支払わなくてはならない。金が足りない。そこで再びレインマンと会う。レインマンもまた強盗を計画していた。レンが来たことによって計画は綿密に計算され、行動は秒単位で決められた。奪った金はボスのところで金塊と交換する手筈も整えている。更には計画実行の前にレンの恋人・李昕潔を連れ去ってある場所に隠していた。レンに裏切られないようにするためだ。恋人を人質に取られたレンレインマンの計画どおりの行動をしたが・・・

感想ほか

台湾映画界では珍しいアクション映画。今までも香港や韓国から人材を招集してアクション映画を撮っていますが、純粋な台湾映画でアクション映画というのは珍しいと思います。監督も若い(1988年生まれ?)のですが、アクション監督・洪昰顥(ホン・シーハオ)はさらに若い(1990年生まれ)。洪昰顥は香港・韓国・アメリカでアクションを学んでいるとのこと。

劇中で「前科者は一生犯罪者なんだよ」と言うレインマンのセリフが印象的でした。日本でも引っ越して名前を変えても前科者はいずれ身元がバレて周囲から疎まれます。刑期を終えても犯罪者のまま。更生しても前科者に対しての風あたりが強いのはどの国も同じなのでしょうか?

綿密に練られた計画によって、レインマンの勝利かと思われますが、レンもまた手を打っています。アクションも見どころの一つですが、最後の頭脳戦の行方も面白かったです。

台灣金馬獎にて洪昰顥は最優秀アクション監督賞(最佳動作導演)を受賞しています。

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