中国ドラマ『我好喜欢你』Count Your Lucky Stars 第19集～第24集 運命のキスをお願い

第19集

Salah林サラ・リン編集長の「盗作についてどう思いますか？」に無論「盗作はしていない」と反論する。続けて「証拠があります」とスクリーンに2つの写真を映し出した。片方は陆星成ルー・シンチェンのもの、片方は24年前に路任ルー・レンがデザインしたものだという。「路任ルー・レンのデザインは知らない」と言うが、更なる爆弾発言が江颜ジャン・イェンから飛び出す「知っている筈です。なぜなら陆星成ルー・シンチェンは路任ルー・レン教授の私生児なのですから」

CHICの社長に陆星成ルー・シンチェンは呼ばれた。要件は陆星成ルー・シンチェンを会社に呼び戻すためだ。社長はSalah林サラ・リン編集長を解任するつもりだ。ただ、陆星成ルー・シンチェンは編集長としては戻る意向がない。ただしファッションデザイナーとしてなら協力したい。

社長は続いてSalah林サラ・リン編集長を呼んだ。「何ですって？私が陆星成ルー・シンチェンにインタビューを？！」渋々陆星成ルー・シンチェンに電話してインタビューの約束を取り付ける。その後、また何かを企んだのか程佩玉チェン・ペイユーに電話する。程佩玉チェン・ペイユーは夫の私生児疑惑でご機嫌斜めで、Salah林サラ・リン編集長の「いい考えがありますわ」に「それならすぐに実行に移しなさい！」と怒鳴った。

陆星成ルー・シンチェンは江颜ジャン・イェンと会った。江颜ジャン・イェンは学生時代からの知り合いだ。その頃、立ち聞きして陆星成ルー・シンチェンの出生の秘密を知ってしまったよう。「私が言わなくても、いずれ誰かが言ってたわ」それから「あの事故がなければ、私達一緒になっていたかしら？」「事故とそれとは関係ない」

穆杨ムー・ヤンは記念式典の責任をとって謹慎処分を命じられた。スマートフォンを開くと路任ルー・レンの囲み取材の様子が映った「私生児は本当ですか？」穆杨ムー・ヤンの処分については宋儒儒ソン・ルールーを通じて温惜ウェン・シーも知る。

路任ルー・レンと程佩玉チェン・ペイユーの間はドロドロである。路任ルー・レンは家を出ていく気なのかもしれない。路言之ルー・イェンジーが引き留めに入る。

第20集

童小悠トン・シャオヨウの両親すらも「本当に私生児なのか？」と童小悠トン・シャオヨウに問う始末。童小悠トン・シャオヨウもうんざりだ。ある朝、大力ダーリーから電話で「陆星成ルー・シンチェンの居場所を知らないか？失踪した。路任ルー・レン教授が私生児を認めた」

陆星成ルー・シンチェンはかつて母親と暮らしていた家の周辺にいた。母親との想い出に浸る。彼は知っていた、なぜ母子家庭だったのかを。路任ルー・レン教授の私生児だと。童小悠トン・シャオヨウは彼の部屋に置いてあった日記からこの居場所を突き止めた。陆星成ルー・シンチェンが想い出話をする。そして「彼（路任ルー・レン）を恨んでいる」と。この日の晩は陆星成ルー・シンチェンに付き添った。

CHICに新しいデザイナーが入り、その入社会見が行われた。会場には社長、陆星成ルー・シンチェン、程佩玉チェン・ペイユー、大力ダーリーなどがいる。Salah林サラ・リン編集長がスピーチをする。そして温惜ウェン・シーが登壇する。数々のニュースで報じられている陆星成ルー・シンチェンとの仲のことは嘘だと、一連の黒幕はSalah林サラ・リン編集長と程佩玉チェン・ペイユーだと暴露した。記者のマイクは程佩玉チェン・ペイユーと陆星成ルー・シンチェンに向けられた。同じくマイクを向けられた社長はSalah林サラ・リンのCHIC編集長の解任を宣言した。怒ったSalah林サラ・リンは「これはきっと陆星成ルー・シンチェンの陰謀よ！」と反論するが、陆星成ルー・シンチェンに「俺が編集長だった頃、雑誌の売上は記録を更新した。じゃあ今は？」「俺が編集長だった頃、多くのブランドが誌面を競った。じゃあ今は？」とSalah林サラ・リンに反撃を繰り出す。CHICの品位を落とし、Salah林サラ・リンは私腹を肥やすのに余念がなかったと、業界からのバックマージンの証拠を記者に晒した。

その数時間後、社長室にて。早くもマスコミはSalah林サラ・リンを前編集長、陆星成ルー・シンチェンは前々編集長と表記した。Salah林サラ・リンは会社を去った。社長が大力ダーリーを部屋に呼んだ。「今日から次期編集長が決まるまで編集長代理を命ずる」大力ダーリーはキョトンとしている。

第21集

大力ダーリーは夢を見ているようで、とても喜んだ。陆星成ルー・シンチェンは会社に戻らず、ファッションデザインの個人事務所を開き、CHICと協力関係を築く。

シェアハウスに温惜ウェン・シーが来て、3人で飲む。童小悠トン・シャオヨウは陆星成ルー・シンチェンのことが気になるが「あなたは彼を嫌いになったんでしょ？私のことを気にかけてよ！」その後、温惜ウェン・シーは身の上話を始めた。小学生の頃、食べるにも苦労したので退学してモデルの道を進んだのだそうだ。苦労して今に至る。

童小悠トン・シャオヨウは陆星成ルー・シンチェンと会った。陆星成ルー・シンチェンに「早くあんなつまらない会社を辞めろ。あいつと一緒にいると考えただけで気分が悪い」と言われる。童小悠トン・シャオヨウは辞表を持って出社した。路言之ルー・イェンジーが来て、まず謝った。そして「今、会社はこんな状況なのは君もわかってるだろう。君は辞めるといい。今後は友達でいよう」しかしそれには「会社の状況はわかっています。私は残ります」

陆星成ルー・シンチェンは早速デザインを描き始める。そこへ江颜ジャン・イェンが現れる。童小悠トン・シャオヨウに対する思いに探りを入れてくるため、徐々に不機嫌になり江颜ジャン・イェンを怒らせた。彼女は帰った。「俺が童小悠トン・シャオヨウを好きかどうか、そんなに重要なことか・・・？」と呟いた。

温惜ウェン・シーが撮影に臨む。スタジオには穆杨ムー・ヤンが花束を抱えて訪れていた。カメラマンが他のモデルの足を触ったりするので温惜ウェン・シーが咎める。それが口論に発展すると穆杨ムー・ヤンが割って入り揉み合いになる。この場は他のスタッフ達に抑えられてそれ以上の騒動にはならなかった。しかし、温惜ウェン・シーは公の立場の穆杨ムー・ヤンの軽率な行動が許せず、彼を置いて帰った。その晩、穆杨ムー・ヤンが温惜ウェン・シーを食事に誘った。お互いに昼間のことを謝った後に鍋を囲んでいると、妙な男たちに絡まれた。日中のいざこざの報復しに来たのだ。冷静に対応しようとした穆杨ムー・ヤンだったが、相手が手を出してくるとカッとなって喧嘩になった。温惜ウェン・シーが持っていたスプレーを浴びせると、男たちは目が開けていられなくなった。穆杨ムー・ヤンと温惜ウェン・シーは手を取り合って逃げた。

穆杨ムー・ヤンはこの日はプロポーズをしようとしていた。今度こそとばかりに「温惜ウェン・シー、実は・・・」と言いかけると「わかってるからもう謝らなくていいわ、バイバイ」と帰ってしまう。タイミングがなかった。

温惜ウェン・シーは童小悠トン・シャオヨウと宋儒儒ソン・ルールーに、先程のいきさつを話したうえで「決めた！私決めたわ。彼に求婚する」これにはふたりは「はぁ？」と反応するしかなかった。

翌日には早速穆杨ムー・ヤンのマンションの下まで来て彼を呼び出し、逆プロポーズした。穆杨ムー・ヤンもまた指輪を取り出して温惜にプロポーズした。

第22集

童小悠トン・シャオヨウは温惜ウェン・シーを祝福し、礼服のデザインを申し出た。「穆杨ムー・ヤンの分は？」と訊かれると「ひとつ注文されたら、もう一つはプレゼント（＝买一赠一）よ」

童小悠トン・シャオヨウは陆星成ルー・シンチェンの新居へ行き、早速「温惜ウェン・シーと穆杨ムー・ヤンがスピード婚よ」と伝える。陆星成ルー・シンチェンの顔が曇る。穆杨ムー・ヤンをけなすのだが、思わず「俺たちが初めて会った時は」と口を滑らせる。すかさず「初めて会った時？どんなだったの？」とツッコむ。陆星成ルー・シンチェンは思い出話を始めた。話を聞いて「竹馬の友なのね。穆杨ムー・ヤンの礼服をデザインする気ない？」と本題を切り出すが首を縦に振らない。「言ってることと、心が一致してないわ」

温惜ウェン・シーがウェディングドレス選びをしている横で、穆杨ムー・ヤンは結婚式招待状を書いていた。陆星成ルー・シンチェンに対して悪態をつきながらも自筆でメッセージを書いた。

穆杨ムー・ヤンは「陆星成ルー・シンチェンが礼服をデザインするわけない」陆星成ルー・シンチェンは「礼服をデザインしても穆杨ムー・ヤンが着るわけない」と意固地。

結婚式前日。3人でまた呑んでいる。「童小悠トン・シャオヨウ、あなたと陆星成ルー・シンチェンの結婚式はいつかしら？」「私と陆星成ルー・シンチェンの間には江颜ジャン・イェンという大きな山がそびえ立っているわ」さらに「陆星成ルー・シンチェンは明日、多分来ないわ。ごめんなさい」温惜ウェン・シーはその後、陆星成ルー・シンチェンの新居を訪問。これまでのこと、謝罪と感謝の意を述べた。穆杨ムー・ヤン直筆の招待状を渡し「明日は絶対に来てね」穆杨ムー・ヤンの礼服は、実はもう完成している。

当日。式場には多くの人が集まっている。反して陆星成ルー・シンチェンは童小悠トン・シャオヨウの実家にいた。童小悠トン・シャオヨウの両親は干した唐辛子の状態をみていた。「魚の水煮を作らないか？」と家の中に招いて歓迎した。母親に童小悠トン・シャオヨウからの動画が届く。とても綺麗だ。これを見ていた陆星成ルー・シンチェンは「ちょっと用が」と言ってその場を辞した。式場に向かう。父親が「胃が痛い」とお腹を押さえる。以前から時々痛みがあるようで、痛みの生じる間隔が短くなってきている。

式場で童小悠トン・シャオヨウに会うと主役の控室に案内させた。「結婚おめでとう」と自分でデザインした礼服を渡すと帰ろうとした。穆杨ムー・ヤンはムッとし、礼服を投げて「一緒に持って帰れ！」と怒鳴る。温惜ウェン・シーと童小悠トン・シャオヨウは呆然と見ている。案の定、いがみ合って喧嘩に発展するが、その様子はどことなくじゃれ合っているようにも見える喧嘩だ。女性陣は温かく見守る。

第23集

陆星成ルー・シンチェンと穆杨ムー・ヤンは散々格闘したのちに動かなくなり、陆星成ルー・シンチェンが「ごめん」そして泣いた。仲直りした。

かくして穆杨ムー・ヤンは陆星成ルー・シンチェンがデザインした礼服に着替えて結婚式自体はつつがなく行われた。宋儒儒ソン・ルールーが誘って一緒に来た彪哥ビャオグは店にいる時からモテる。結婚式でも美人さんから話しかけられる。宋儒儒ソン・ルールーは度々このような状況を目の当たりにし、嫉妬している。式後、江颜ジャン・イェンが遅れて顔を出した。一応温惜ウェン・シーにお祝いの品を渡すが、目的は陆星成ルー・シンチェン。「ちょっと病気になって、それで遅れたの」と赤くなった背中を顕に見せた。陆星成ルー・シンチェンが「送っていく」と江颜ジャン・イェンを奪っていった。

日は改まり、言格にて。会議で厳しい表情の路言之ルー・イェンジー、会社の状況が思わしくないらしい。ふと《下一站之路》出演後に童小悠トン・シャオヨウと再会した時のことを思い出した。あの時、童小悠トン・シャオヨウと服の素材について語り合った。童小悠トン・シャオヨウを呼び、外国から取り寄せた新しい素材に活路を開こうと童小悠トン・シャオヨウにその素材について調べるように指示した。

童小悠トン・シャオヨウが疲れて帰宅する。宋儒儒ソン・ルールーが「最近、陆星成ルー・シンチェンと会ってるの？」と気にしていると、その噂の陆星成ルー・シンチェンが訪問してくる。童小悠トン・シャオヨウがちょっと席を立った時、童小悠トン・シャオヨウが会社から持ち帰った素材の資料を見る。「ダメ！これは企業秘密なんだから！」と資料を取り上げた。

言格の動向を気にしていた江颜ジャン・イェンが部下から言格が新素材による新製品を開発しているとの情報を得て、そして陆星成ルー・シンチェンと会った。

新素材を用いた新製品が発表された。その発表資料の文責に「陆星成ルー・シンチェン」とある。童小悠トン・シャオヨウはすぐさま陆星成ルー・シンチェンのオフィスへ行き「これはどういうこと？」と問い詰める。口論になった末にオフィスを出ていった。陆星成ルー・シンチェンが今度は江颜ジャン・イェンを訪問して「どういうことか？」と問い詰める。江颜ジャン・イェンは「言格とC&Gはライバル関係にあるの」と言い訳を始めたが「どうして俺を巻き込むんだ？！」と怒りを顕にした。

路言之ルー・イェンジーは落胆していて、童小悠トン・シャオヨウに「会社を辞める良いタイミングだ」と退職を促したが「辞めません」と従わなかった。しばらく考えていた路言之ルー・イェンジーは「创威だ」と思いついた。创威とは商社か同業者か何からしい。提携を求めに童小悠トン・シャオヨウを連れて创威を訪問した。

第24集

创威の刘总は提携に難色を示した。そして市場調査のうえで新たな提案書を求めてきた。完全に拒絶されたわけではない。路言之ルー・イェンジーと童小悠トン・シャオヨウは気を取り直した。

童小悠トン・シャオヨウは実家に帰ってみると、陆星成ルー・シンチェンがいて飯を食っている。呆れたが、陆星成ルー・シンチェンが「あの時はすまなかった」と謝ってきた。童小悠トン・シャオヨウもまた「私も悪かった」と謝った。陆星成ルー・シンチェンは童小悠トン・シャオヨウがデザイン資料を持っているのを見て「ちょっと見せてみろ」と資料を開けさせた。批判もするが、的確にアドバイスもする。童小悠トン・シャオヨウはデザインを書き直したうえで创威との席に臨んだ。不安そうな表情だったが、创威の刘总は「いいね。创威のコンセプトとも合う」と好評価に転じた。帰社後、路言之ルー・イェンジーは「このシリーズのデザインを任せる」と言ってきたが、童小悠トン・シャオヨウはこれらのアイデアが陆星成ルー・シンチェンによるものだと明かした。

童小悠トン・シャオヨウは陆星成ルー・シンチェンのオフィスへ行き、言格と创威の共同ブランドに力を貸してほしいと願い出た。「言格に協力することは、程佩玉チェン・ペイユーに協力することと同じだ」と拒否した。童小悠トン・シャオヨウは「私は言格を辞めて、ここに来てもいい」とまで言い出した。「いつ辞めるんだ？」「この仕事が一段落ついたら」陆星成ルー・シンチェンは満足げに童小悠トン・シャオヨウと指切り（からの指相撲）をした。

童小悠トン・シャオヨウが優秀なファッションデザイナーを紹介したい、と路言之ルー・イェンジーを連れて行ったのは陆星成ルー・シンチェンのオフィス。路言之ルー・イェンジーは「ありえない」と引き返そうとするが、童小悠トン・シャオヨウが「言格の苦境を乗り切るため」と説得し、路言之ルー・イェンジーは諦めてオフィスに入った。路言之ルー・イェンジーは私情を封印して契約交渉に臨んだ。しかし、陆星成ルー・シンチェンの方が機嫌が悪い。

陆星成ルー・シンチェンにあしらわれる江颜ジャン・イェンは创威の刘总の元を訪れ、C&Gと提携の話を持ち出し、言格との提携をぶち壊した。そうとは知らずに创威を再訪した路言之ルー・イェンジーと童小悠トン・シャオヨウに対し、刘总は前回とは真逆の冷たい対応をした。すなわちデザインにダメ出しを連発した。デザインに協力をした陆星成ルー・シンチェンは童小悠トン・シャオヨウからの連絡を待っていた。「既に契約を交わしただろうか？」しかしオフィスに姿を見せたのは江颜ジャン・イェンの方だった。