別の映画を見ようとして、画面の隣に表示されていた本作をタップしていました。途中で「あれ、何か違う」と気づきましたが、アクション満載で意外と面白くて観終えてしまいました。映画館で上映されたものではなくネット配信のみの映画です。ですので興行成績はありませんが、掘り出し物だと思います。腾讯视频での配信ですが、Youtubeでも見かけました。
オススメ度
基本情報
邦題:(日本未公開)
英題:Brotherhood
監督:刘璋牧
主演:吴樾、刘俊孝、骆言、苇青、夏铭浩、贺勋、马翼
予告編
あらすじ
まずは登場人物の兄・雷战军と弟・雷战笙が双子であり、兄・雷战军を吴樾が、弟・雷战笙を整形前は吴樾が、整形後を刘俊孝が演じているということを知っておかないと観ていて混乱します。
今から5ヶ月前のこと、黒社会の組織に接触した弟・雷战笙(吴樾)は悪事の証拠と1億米ドルを入手して脱出した。これは計画的に行われ、自身の身代わりとなる死体まで用意してあった。組織のボス・侯爷(苇青)と腹心の部下・Mondy(贺勋)は雷战笙が死んだと思った。雷战笙は身柄を隠すために日本に渡り、顔を整形手術して別人になった(ここで役者が刘俊孝に代わる)。
兄・雷战军が弟を捜してタイの空港に姿を見せる。同じ顔の弟が指名手配されているので、警察に追われるが弟の恋人・サハタヤ(骆言)に助けられる。サハタヤは恋人だと勘違いしている。サハタヤは元刑事だが、不当に嫌疑を掛けられて逮捕された。
警察と黒社会の組織の両方から追われることになった兄弟は力を合わせて組織に最後の闘いを挑む。
感想など
監督の刘璋牧は『破冰行动』 、『投名状』、『江山美人』、『战狼2』などを手掛けた方ですが、本作はネット配信のみの作品の為か出来はイマイチでした。格闘シーンが雑と言いますかお金を掛けていない感じが伝わってきます。そうでなければは付けられてオススメしたくなります。そうは言っても楽しめたのは事実です。吴樾は普通のおっさんに見えますが、格闘家です。