このブログは2017年1月31日に他のサイトに投稿したものを加筆修正しています
基本情報
邦題:ドラゴンxマッハ
英題:SPL2
監督:郑保瑞(ソイ・チェン)
主演:张晉(マックス・チャン)、古天樂(ルイス・クー)、任達華(サイモン・ヤム)、吳京(ウー・ジン)、トニー・ジャー
はじめに
『マッハ!!!!!!︎』でお馴染みのトニー・ジャーを主演に起用、期待大でした。
場面はタイと香港をポンポン飛ぶので、あらすじは簡単に。ネタバレしますが、話よりアクションを楽しむ映画ですので、ネタバレはあまり関係ないでしょう。
オススメ度
予告編
簡単なあらすじ
香港では毎年600人強の行方不明者がいて、中には体の臓器を切り取られた状態で遺体が発見されることがあった。この捜査の為に警察の陳國華(任達華)は自分の甥の陳志傑(吳京、ウー・ジン)を犯罪組織に潜入させていた。
また香港の中では洪爺(古天樂)が心臓が悪くて移植を必要としていた。しかし彼の血液型は世界に1000万人に1人のボンベイ型、ドナー適合者は実の弟しかいない。
一方タイ。刑務所に勤務するチャイ(トニー・ジャー)には娘サーがいるが、彼女は白血病で骨髄移植のドナーを待っていた。
チャイの勤務する刑務所の所長・高晉(张晉)は洪爺に臓器移植で命を救われた一人で、犯罪組織を牛耳っているラスボス。
志傑はタイで捕まる。志傑の身柄保護の為に洪爺の弟を人質にするが奪い取られ、タイに救出に向かった國華も捕らえられる。
やがてチャイは志傑が香港警察の人間であり、サーのドナーであることを知る。また刑務所所長に逆らえずにいたが、真の悪は所長だとわかり、志傑と団結して所長に立ち向かう。
感想ほか
『マッハ!!!!!!』でCGなし、ワイヤーなし、スタントなしの超絶アクションを披露して一世を風靡したトニー・ジャーだが、ラスボス所長の张晉も凄い。
张晉は元々袁和平(ユエン・ウーピン)の元でアクション指導とスタントマンをこなしていましたが、役者として出演するようになり才能を開花させました。
トニー・ジャーと吳京のアクションも迫力がありますが、この2人を一挙に相手にして互角の闘いを演じる超絶アクションの张晉に参りました。『一代宗師』『賭城風雲』『葉問3』と過去3作出演作を観ていたにもかかわらず、この凄さを認識していなかった。
特別出演の古天樂、どこに出てた?とわかっていなかった。洪爺↓がそうだと知り
えー?と思った。髪型と眼鏡でこんなに雰囲気が変わるんですね〜。映画を観ている間ずーっとこの役者さん誰だろう?って思って観ていた私の目はフシ穴…orz
この映画、香港・中国合作としているサイトと香港・タイ合作と指定いるサイトがあり、どれが本当だかわかりません。一応タイも協力しているのでしょうが、臓器移植の温床みたいな扱いされて気分を害さないのでしょうか??本作は兎に角アクションが見どころ。
アクション好きなら観るべき。オススメの一作。
続編『殺破狼・貪狼』もまた面白いです。続編と言っても話の繋がりはありません。