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【Android】MacroDroidでIFTTTの代替をしてみた(1)

2022年3月15日

IFTTTのサービスが有料になり、無料アカウントはアプレットを3つまでしか作成できないということがありました。類似のサービスも大体が有料で、やむを得ず課金したり諦めたりされた方が多いかと思います。

私もそれを機に3つのアプレットまでで我慢していました。ふと、そのうちの1つが「MacroDroidでできるんじゃないか?」と思いつき、試してみたところ、実現できましたのでご紹介致します。

・毎日定時(0:00)に「マピオン超ピンポイント天気」の「今日の天気」通知をEvernoteのノートに書き込む

Google Play で手に入れよう

というもの。「通知が来るものは全部これでいける」と思います。数ある天気予報アプリの中でも指定時刻に通知をしてくれるのはあまりないようです。下のスクリーンショットのように設定がされています。この設定により毎日0:00に通知がされます。この通知をEvernoteに送ります。

MacroDroidも無料アカウントではマクロを5個までです。有料版になりますと、制限が撤廃されます。IFTTTがサブスクリプション(定額制)なのに対し、MacroDroidは1200円買い切りです。他にもスマートフォンの作業を自動化でき、何かと便利です。私は迷わず買い切りました。類似のアプリで先行の「Tasker」でも実現可能かもしれませんが、試しておりません。MacroDroidはTaskerのプラグインを使用することができると謳っています。



・MacroDroid
 Androidデバイスの自動化を設定するためのアプリ

Google Play で手に入れよう


IFTTTの場合

  • STEP1
    IFTTTによるアプレット作成手順

    ①アプレット作成にて「If This」(トリガー)を作成します。

  • STEP2
    トリガー作成

    ②トリガーサービスを選択します。ここでは「Android Device」を選択します。
    ③トリガー選択では下の方にある「Notification received from a specific app」を選択します。
    ④「App Name」に「マピオン超ピンポイント天気」と入力します。

  • STEP3
    アクション作成

    ⑤「Then That」を設定します。アクションサービスにてEvernoteを選びます。
    ⑥アクションとして「Create Note」を選択します。
    ⑦アクションフィールドにてTitleには「ReceivedAt」をBodyには「NotificationTitle」と「NotificationMessage」を記入します。Notebookにはご自身のノートブックから記入してください。

  • ここまで

MacroDroidで同等のマクロを作る

  • STEP1
    MacroDroidのトリガー

  • STEP2
    アクションを作成

    【Android】

    ①アクションを作成します。「メッセージ」の項目の中の「メールを送る」を選択します。
    ②「Gmailアカウント」を選択します。
    ③~⑤件名の作成をします。ここでは年月日にしたかったので、「年」「月(数字)」「日にち(数字)」を選択します。

    [year][month_digit][dyaofmonth]

    Evernoteは件名の後ろに「@(ノートブック名)」とすることにより、自動的に指定のノートブックに入れることができます。私は「日記2022」という名のノートブックに入れたかったので、以下のようにしました。ノートブック名はご自身の環境に合わせて編集してください。@がない場合はデフォルトの「~のノートブック」(~はご自身のアカウント名)になります。
    また、「#(ハッシュタグ名)」の追加もできるようです。(私はハッシュタグを使っていませんので無記入です)

    [year][month_digit][dyaofmonth]@日記2023

    ⑥メールの内容を作成します。「通知のスティッカー(概要)」を選択します。

    [not_ticker]

    ⑦メールアドレスにはご自身の「Evernote転送用メールアドレス」をご記入ください。メールアドレスはEvernoteのアカウント情報内にあります。
    「テキストコンテンツ」は「*現在地*」を含むとします。

  • ここまで

その他

「通知」されるアプリであれば、他でも応用ができます。例えばSNSにてあるユーザーの投稿をお知らせするように設定されていて、それをEvernoteに記録することもできます。

Evernoteも改悪が続いていて、転送用メールアドレスも有料のアカウントのみでしか使用できなくなっているかもしれません。Evernoteの代替としてMicrosoftのOneNoteを使っている場合でも、本記事のメールの宛先をOneNote用に変更するだけで可能ですし、同時に両方送ることもできます。

留意点

Evernoteのメール転送は1日あたり200通までに制限されているようですので、ヘビーユーザーの方は気をつける必要があります。

通知管理アプリ・Norgを使用している場合には「重要な通知の設定」にて通知エリアに残さないとMacroDroidでは検知できません。

バグ?

「モード:標準モード」という謎のメールがEvernoteに配信されるようになっていまいました。GmailにもEvernoteにも残りまして、後で削除してますが、定期的に送られてきます。原因がわかっていません。修正方法が分かり次第、記事を修正致します。

裏技

IFTTTにて別のメールアドレスにてアカウントを作成しておきます。「App Cloner」というアプリにてIFTTTアプリの複製を作ります。それぞれに別のアカウントでログインすれば無料で「アカウントの数*3」の数のアプレットが作成可能です。ただし、Evernoteとの連携は1つしかできないようです。

下記にてTwitterの複垢作成方法を記載しています。TwitterをIFTTTに変えるだけですので、ご興味のある方は参考になさってください。また、最近では類似のアプリがいくつかGoogle Playに上がっています。App ClonerはGoogle Playからなくなったアプリですので、セキュリティで不安な方はGoogle Playから探してみてください。

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