中国ドラマ『超时空罗曼史』See You Again 第19集～第24集

第19集（金阿银对向秦羽告白：金阿银が向秦羽に告白する）

李龙大リー・ロンダーは金阿银ジン・アインにプロポーズをしようとしたところ、「ちょっと待って。何を言おうとしてるかわかってる。でも言葉に出さないで」と止められた。向秦羽シャン・チンユーが現れるとラブラブな様子。李龙大リー・ロンダーは用意していたものをゴミ箱に捨てて去って行った。

帰宅した向秦羽シャン・チンユーは元気がなかった。会う直前にちょっとしたことがあった。花屋に寄って金阿银ジン・アインにプレゼントしようとサボテンを買った。偶然にも花屋の店内にいた麻泽浩マー・ザーハオが後をつけてきた。黒い帽子を目深に被り、黒いマスクで顔を覆った。向秦羽シャン・チンユーが尾行に気づくと返り討ちに遭わせた。しかし、顔のマスクを取ろうとした右手が半透明になって顔をすり抜けてしまった。麻泽浩マー・ザーハオは左肩に怪我を負ったものの逃げ延びた。

ベランダに佇たたずむ向秦羽シャン・チンユーに金阿银ジン・アインは思い切って告白をした。「できるならここに留まっていてほしい」想いをぶつけた。向秦羽シャン・チンユーは振り返って「どうした？」とイヤホンを外した。聞いていなかったのか！と恥ずかしさがこみあげてくるが、イヤホンは実は壊れている。音楽など聴いていない。向秦羽シャン・チンユーは聞いていないふりをしてその場をやり過ごした。

第20集（金阿银陥入失恋：金阿银失恋する）

金阿银ジン・アインは向秦羽シャン・チンユーがつけていたイヤホンが実は壊れていたことに気づいた。告白ははっきりと聞こえていたのだ。彼女は、向秦羽シャン・チンユーは誰も傷つけずに自分を拒絶しようとしているだけだと思い涙した。

李龙大リー・ロンダーはこの話を聞くと激怒し、向秦羽シャン・チンユーと対峙して殴りつける。金阿银ジン・アインに拒絶しているにもかかわらず、李龙大リー・ロンダーは彼女に寄り添う。『向秦羽シャン・チンユー伝説』のキャストがロケ地に移動した。ホテルでは失恋した金阿银ジン・アインのために李龙大リー・ロンダーは食べ物を運んだが、それでも金阿银ジン・アインは李龙大リー・ロンダーが助けたいという申し出を断る。

金川ジン・チュアンはロケ地に出張中の陈沐沐チェン・ムームーにそっとついて行った。まさか『向秦羽シャン・チンユー伝説』のスタッフがいるとは思わなかった。金阿银ジン・アインと対面してしまう。金阿银ジン・アインは姉弟であることを隠すために陈沐沐チェン・ムームーに元同僚だと嘘をつき、李龙大リー・ロンダーもその嘘に協力させた。

金川ジン・チュアンと滕溪タン・シーの出会いが描かれた。滕溪タン・シーが旅行中に山中で車が動かなくなったことがある。そこに通りかかったのが金川ジン・チュアンで、彼女が女優であることも知らずに優しく接してくれたのだ。滕溪タン・シーは陈沐沐チェン・ムームーが彼と交際していることが気に食わない。

第21集（向秦羽金阿银遇险见真情：）

山小屋にこもって脚本を書いている金阿银ジン・アインに向秦羽シャン・チンユーが食糧を持ってきた。そして監督からの脚本の修正点を伝達する。事務的に接して戻って行った向秦羽シャン・チンユーに金阿银ジン・アインはまたも涙を流す。

大雨が降ってきた。ロケ隊一行は山を下りてホテルに戻っていたが、金阿银ジン・アインは山小屋で眠り込んでいて戻り損ねた。向秦羽シャン・チンユーと李龙大リー・ロンダーが車で捜しに行く。向秦羽シャン・チンユーと金阿银ジン・アインは出会ったが、山の斜面を滑落してしまう。1本の木の枝に引っかかっるも、落ちれば確実に死ぬ。

向秦羽シャン・チンユーの超人的な力により、ふたりは助かった。ドロドロになってホテルに戻ると、金川ジン・チュアンは思わず姉に抱き着いて喜んだ。しかしこれを見た陈沐沐チェン・ムームーは誤解してロケ地から引き揚げて帰っていく。

ふたりの愛を見せつけられた李龙大リー・ロンダーは酒をあおった。飲み足りずに訪れたコンビニにいた店員は麻泽浩マー・ザーハオであった。ここぞとばかりに李龙大リー・ロンダーから情報を仕入れる。

第22集（向秦羽被金阿银深深打动：向秦羽は金阿银に深い感銘を受ける）

ロケ地にて一行は解散した。向秦羽シャン・チンユーの運転で金阿银ジン・アインは助手席に乗る。そのまま金阿银ジン・アインの実家に行った。彼女の母親と祖母は向秦羽シャン・チンユーの映画を観て知っていた。写真も持っているのだ。

父が遺していった映写機を直し、向秦羽シャン・チンユーの未完の映画『黄浦风云』をふたりで鑑賞する。彼女の想いに感銘を受けた向秦羽シャン・チンユーは「ずっと一緒にいたい」と改心して言った（『黄浦风云』は捨てられたフィルムを父が編集したもの）。翌朝、向秦羽シャン・チンユーは祖母に決心を述べた。

向秦羽シャン・チンユーは「陶陶タオ・タオの家が見たい」と言うので行ってみた。既に空き家で、陶陶タオ・タオが住んでいたころのものが放置されている。その中で1枚の写真を見つける。池宇チー・ユーと一緒に写っているものを。

陈沐沐チェン・ムームーは金川ジン・チュアンからの電話を悉ことごとく無視して仕事に打ち込んだ。

第23集（向秦羽金阿银甜蜜约会：向秦羽と金阿银の甘いデート）

向秦羽シャン・チンユーはもちろん池宇チー・ユーではないので、陶陶タオ・タオと池宇チー・ユーがどうして知り合いなのかはわからない。陶陶タオ・タオが入院している病室へ行くと麻泽浩マー・ザーハオがいた。陶陶タオ・タオの祖母は看病の間にこの病室で亡くなった。それ以降は麻泽浩マー・ザーハオが看病している。陶陶タオ・タオは自殺である。池宇チー・ユーとの関係は「彼に聞けばいいんじゃないか？」と向秦羽シャン・チンユーのことを言った。「彼は記憶喪失なの」と知らされると、「ふっ」と嗤わらった。

麻泽浩マー・ザーハオは池宇チー・ユーの実家にて両親から池宇チー・ユーのくるぶしの辺りには卵大の痣あざがあると聞いていた。病室でわざと彼の足に水をこぼして確認をしたところ、痣はなかった。目の前の男が池宇チー・ユーではないと確信を持った。また反対に向秦羽シャン・チンユーは麻泽浩マー・ザーハオが犯人であるという確信を持った。

金阿银ジン・アインの自宅に戻ると金川ジン・チュアンが待っていた。ふたりが縒よりを戻しているのを不思議に思い尋問を始めたが、逆に姉の方から陈沐沐チェン・ムームーの件で逆襲を食らう。陈沐沐チェン・ムームーに「脚本のことで」と電話を掛け、ついでに（というかこちらが本題）金川ジン・チュアンのことを謝った。しかし「もう過去のこと」と言った。

金川ジン・チュアンと向秦羽シャン・チンユーは男同士の話をする。麻泽浩マー・ザーハオが犯人であるということ、自分の手が薄れていることなどを打ち明けた。

金川ジン・チュアンはこの家をあとにすると陈沐沐チェン・ムームーの自宅へと向かった。彼女は不在だった。そこで玄関に「自分を必要としなくなるまで待つ」と付箋を貼っておいた。陈沐沐チェン・ムームーはその頃、会社で上司と一悶着した後に帰宅すると、付箋には一瞥をくれただけで取ることすらしなかった。

向秦羽シャン・チンユーと金阿银ジン・アインは街に繰り出してデートを楽しんだ。手が薄れてくることがあるのを隠しておくつもりであったが、金阿银ジン・アインに知られてしまった。

第24集（向秦羽被绑架：向秦羽拉致される）

金阿银ジン・アインは何か方法がないかと図書館へ行った。その頃向秦羽シャン・チンユーは麻泽浩マー・ザーハオと喫茶店で会った。自首を勧めたところ、麻泽浩マー・ザーハオも「お前が池宇チー・ユーでないことは知っている」と不敵な笑みを浮かべた。更には自分のPCに図書館の監視カメラを表示させた。そこには金阿银ジン・アインが映っていて「彼女の運命はこの手の中にある」と警告した。

麻泽浩マー・ザーハオが陶陶タオ・タオの看病で病院にいるのを見計らって、李龙大リー・ロンダーは怪我の治療を受けた。麻泽浩マー・ザーハオが話しかけてきたので、池宇チー・ユーの愚痴をこぼした。麻泽浩マー・ザーハオは話に食いついてきた。李龙大リー・ロンダーの怒りを利用することを思いつく。話の場を酒場に移し、李龙大リー・ロンダーを酔わせると「池宇チー・ユーは既に死んでいる。向秦羽シャン・チンユーだ」と話した。

李龙大リー・ロンダーは向秦羽シャン・チンユーを「大事な話がある」と電話で呼び出した。麻泽浩マー・ザーハオと共にスマートフォンからSIMカードを抜いた。位置情報が残らないように。指定された場所へとやってきた向秦羽シャン・チンユーはふたりに拉致される。

その頃金阿银ジン・アインは修理から戻ってきたスマートウォッチを起動させた。そこには麻泽浩マー・ザーハオが真犯人である証拠のメッセージが残っていた。金阿银ジン・アインは慌てて向秦羽シャン・チンユーを捜し始めた。