中国ドラマ『我的小确幸』My Little Happiness 第11集～第16集 溺愛ロマンス～初恋、やり直します！～

第11集

丛容ツォン・ロン（刑菲シン・フェイ）は「温少卿ウェン・シャオチン（唐晓天タン・シャオティエン）が小胖胖おデブちゃんだったんだ」と余韻に浸る。SNSの温少卿ウェン・シャオチンの名前を「非布司他フェブスタ」から「小胖胖」に変えようとしたが、元に戻した。

丛容ツォン・ロンが出勤している間、母親が部屋の掃除をしていると、隠してあった法律事務所とのインターンシップ契約書を見つける。丛容ツォン・ロンが弁護士になろうとしていることを知った。すぐさま法律事務所へ出向き、上官易シャン・グァンイー（刘畅リウ・チャン）に契約の破棄を求めた。母親は丛容ツォン・ロンを父親と同じ弁護士にしたくないようだ。上官易シャン・グァンイーは丛容ツォン・ロンが優秀な人物であると話す。丛容ツォン・ロンが事務所に着くと、母親を連れて行った。ふたりは口論を始めると母親は怒ってタクシーを拾ってどこかへ消えた。ちょうど上官易シャン・グァンイーが車で追いかけてきたので、丛容ツォン・ロンは同乗する。丛容ツォン・ロンは自宅近くで降ろしてもらった時、温少卿ウェン・シャオチンと会った。温少卿ウェン・シャオチンと上官易シャン・グァンイーは初対面であるので、丛容ツォン・ロンがそれぞれ紹介する。

母親の行方がわからない。電話にも出ない。温少卿ウェン・シャオチンが「探しに行くよ」と家を出ようとしていた時、周程程ジョウ・チェンチェン（黄一琳ホァン・イーリン）から「あんたのお母さん、うちの店にいるよ」とメッセージが入った。温少卿ウェン・シャオチンが迎えに行った。帰りの車中にて母親は父親のことを話し始めた。とても正義感の強い弁護士で、弱者を助けていた。しかし、誰かに恨まれて殺されてしまった。娘を同じ目に遭わせたくないのだと。温少卿ウェン・シャオチンは「僕がついてます。僕が護ります」と母親を安心させた。

母親は丛容ツォン・ロンに「温少卿ウェン・シャオチンと付き合ってるの？」と訊く。温少卿ウェン・シャオチンが彼氏かどうかは微妙なので答えを渋っていると「彼氏ができるまでは帰りません」と言うので「実は温少卿ウェン・シャオチンとは付き合ってるの」と言うしかなかった。温少卿ウェン・シャオチンに演技をしてくれるようにメッセージを送ると、快諾してもらった。

翌朝、ふたりは手を繋いで出勤する。食事の時間も母親が監視しているので、べったりくっついている。それを見た陈簇チェン・ツー（昌隆チャン・ロン）・三宝サン・バオ（杨安琪セブン・ヤン）・钟祯ジョン・ジェン（付伟伦フー・ウェイルン）の3人は口を開けて驚いた。

第12集

ふたりの演技は勤務後も。母親はふたりを待ち受けて、ホラー映画のチケットを渡す。母親自身は後ろの席でふたりを見守っている。母親が映画館を抜けるのを見てふたりも映画館をあとにした。温少卿ウェン・シャオチンは「偽装の付き合いはやめて本当に付き合わないか？」と持ちかける。

丛容ツォン・ロンは帰宅してレポートを作成しようとノートパソコンを手に取るが、母親が操作して壊してしまっていたので起動しない。仕方なく温少卿ウェン・シャオチンのを借りることにした。丛容ツォン・ロンはレポートを書きながらも温少卿ウェン・シャオチンをチラチラ見ている。温少卿ウェン・シャオチンはそれに気づいており、丛容ツォン・ロンの隣に座って顔を近づけてきた。丛容ツォン・ロンが目をつぶる。その時、SNSのメッセージ着信音が鳴った。钟祯ジョン・ジェンからだ。温少卿ウェン・シャオチンの写真がツラツラと送られてくる。温少卿ウェン・シャオチンに見られた。丛容ツォン・ロンは慌ててパソコンを閉じると钟祯ジョン・ジェンに電話で抗議した。钟祯ジョン・ジェンは「あ、ごめん、誤爆だ」

インターンシップのライバル・熊京京ション・ジンジン（王莫涵ワン・モーハン）は事務所の上官易シャン・グァンイー（刘畅リウ・チャン）に擦り寄っている。彼氏にしたいのとインターンシップで本採用を勝ち取りたいためだ。上官易シャン・グァンイーの方は相手にしていない。寧むしろ丛容ツォン・ロンに気がある。熊京京ション・ジンジンの食事の誘いをインターンシップの懇親会に変えてしまう。店は周程程ジョウ・チェンチェンの店だ。ハプニング、熊京京ション・ジンジンが腹痛を訴えた。細菌性の食中毒だった。店主の周程程ジョウ・チェンチェンも丛容ツォン・ロンも申し訳なく思い、謝るのだった。

第13集

丛容ツォン・ロンは熊京京ション・ジンジンのレポートの仕上げを徹夜で行った。一方で店の方は2週間の営業停止を食らった。周程程ジョウ・チェンチェンは温让ウェン・ランと共に原因となる食材のあたりをつけた。仕入れた海鮮市場へと向かう。劣悪な環境の海鮮倉庫の様子を録画して商工局に通報した。その頃、法律事務所では会議が行われ、5人のうちの誰を正式採用するか検討されていた。丛容ツォン・ロンと熊京京ション・ジンジンのふたりが最終候補になる。「上官易シャン・グァンイーはどう思う？」と意見を求められたので「丛容ツォン・ロンを採用したい」と理由とともに回答した。その結果はすぐに丛容ツォン・ロンに伝えられ、飛び上がって喜んだ。

丛容ツォン・ロンは温少卿ウェン・シャオチンと会う。「私、通ったの！」と丛容ツォン・ロンの方からキスをした。長いキスになった。丛容ツォン・ロンの母親が「マッタク、今どきの若者は・・・」と顰しかめっ面。しかし次の瞬間、娘と温少卿ウェン・シャオチンだと気づくと満面の笑みを浮かべた。

丛容ツォン・ロンの母親は帰ることにした。ふたりが空港まで送っていく。温少卿ウェン・シャオチンが「娘さんは護ります」と言うと、母親は父親の弁護士ノートを託した。その晩、丛容ツォン・ロンがノートを読む。弁護士の心得などが書いてある。翌日からの弁護士事務所での仕事が楽しみになった。一方の温少卿ウェン・シャオチンはキスの余韻に浸ってひとりニヤニヤしていた。

丛容ツォン・ロンの新しい生活が始まる。温少卿ウェン・シャオチンの車で法律事務所まで送ってもらう。自分の机が用意されている。上官易シャン・グァンイーに呼ばれて部屋へ行く。「おめでとう。今後正式免許申請までは10件の案件をこなさなければならない。早速だが出張の準備をして」「いつ出発でしょうか？」「1時間後だ」

上官易シャン・グァンイーは飛行機の機内でも仕事をする。時々苦しそうな表情で胃のあたりに手をやる。胃薬を飲んでいるようだが、調子が悪いようだ。

第14集

丛容ツォン・ロンは仕事が終わり、ホテルへ。温少卿ウェン・シャオチンにメッセージを送るがなかなか返信がない。やっと来たかと思えば「疲れた。休む。君も早く休め」と素っ気ない。丛容ツォン・ロンは機嫌を損ねた。部屋の呼び鈴が鳴る。「もう、なによ！」とプンプンしながらドアを開けると温少卿ウェン・シャオチンが立ってる。ふたりは街に繰り出し、夜更しして楽しんだ。温少卿ウェン・シャオチンは早朝には飛行機で帰った。

丛容ツォン・ロンもその日のうちに上官易シャン・グァンイーとともに深圳に到着、タクシーでまっすぐ温少卿ウェン・シャオチンの元へ。ドアが開くなり抱きついて甘えるが、家にいたのは温少卿ウェン・シャオチンだけではなかった。みんなに見られていた。

遅れて钟祯ジョン・ジェンが到着。钟祯ジョン・ジェンは温少卿ウェン・シャオチンに女朋友カノジョがいることは感づいていたが、それが表姐いとこの丛容ツォン・ロンだとはまだ知らなかった。この集まりの席で丛容ツォン・ロンに「温少卿ウェン・シャオチンのカノジョが来るんだから、その席（温少卿ウェン・シャオチンの隣）を空けなきゃ」ここで皆から、そのカノジョこそが丛容ツォン・ロンだと知らされてびっくりする。

温让ウェン・ランの詩集本がネットでじわじわ売れてきた。周程程ジョウ・チェンチェンは詩集を店頭に並べる（周程程ジョウ・チェンチェンは詩集を読んだが哲学的な詩を理解できていない）。温让ウェン・ランが食事を買いに出かけている間に、店で温让ウェン・ランのDVDを見つけた。パソコンで再生してみると元カノ・江瑶ジャン・ヤオ（潘时七パン・シーチー）とイチャイチャしている動画だった。温让ウェン・ランが帰ってきて見てしまった。そして怒って店を出ていった。周程程ジョウ・チェンチェンは急いで店を閉めて尾行した。しかし「隠れてないで出てこい」温让ウェン・ランにはバレている。川沿いでふたり乾杯をする。「なぜ別れたの？」と元カノの話題。

第15集

周程程ジョウ・チェンチェンが温让ウェン・ランに抱きついたところを温少卿ウェン・シャオチンと丛容ツォン・ロンが見かける。帰り道、ふたりが交際に発展するかどうかを賭けた。

丛容ツォン・ロンの法律事務所での仕事は順調である。残業ないとなると、病院に行った。しかし、温少卿ウェン・シャオチンは緊急手術となる。手術は一晩中かかった。手術室から出てきた温少卿ウェン・シャオチンと秦楚チン・チュ、お互いに手術の腕を褒め合うと「温少卿ウェン・シャオチン、あなたが好き。いえ、好きだった」温少卿ウェン・シャオチンの後ろ姿を見ながら、秦楚の目には薄っすら涙が浮かぶ。丛容ツォン・ロンは仮眠ベッドで寝ていた。目を覚ました丛容ツォン・ロンに「顔が腫れてる」歯科に連れていくと、ただ親知らずが炎症を起こしているだけだとわかった。

周程程ジョウ・チェンチェンが温让ウェン・ランに上着をプレゼントしてきた。温让ウェン・ランは上着と店を手伝ってくれたことへのお礼としてお金の入った封筒を渡した。まだ動画を見たことを怒っているかのようだ。

温少卿ウェン・シャオチンの家に帰ったふたり、温少卿ウェン・シャオチンが丛容ツォン・ロンの口の中の様子をみる。钟祯ジョン・ジェンと周程程ジョウ・チェンチェンがたまたま一緒に温少卿ウェン・シャオチンの玄関前まで来ると、中から「疼いたい～、不行了ダメ、疼いたい～」艶なまめかしい声が聞こえてくる。入るに入れず玄関前でしゃがみ込んでいると、ドアが開いた。温少卿ウェン・シャオチンだ。「何してる？」

周程程ジョウ・チェンチェンだけが家の中にお邪魔した。温让ウェン・ランのことを相談する。温少卿ウェン・シャオチンは祖父の住所のメモを彼女に渡した。

丛容ツォン・ロンは翌日、食事もせずにオフィスで仕事をした。上官易シャン・グァンイーが隣にきて仕事の話をするのだが、その様子を许シュー弁護士（张源源チャン・ユェンユェン）が写真を撮り、SNSに流した。温少卿ウェン・シャオチンは下で丛容ツォン・ロンを待っているが、残業だから先に帰るようにと電話する。だが温少卿ウェン・シャオチンは残って待っていた。深夜、温少卿ウェン・シャオチンが目を離した隙に丛容ツォン・ロンは上官易シャン・グァンイーと共に会社を後にした。

第16集

いつの間にか丛容ツォン・ロンがいなくなっていたことに温少卿ウェン・シャオチンは気づいた。車を走らせてマンションに着くと丛容ツォン・ロンと会った。ふたりは散歩して話をした。温少卿ウェン・シャオチンには丛容ツォン・ロンの話には常に「上官易シャン・グァンイー」の名前が出てくるのが不満（嫉妬）だった。丛容ツォン・ロンは帰宅してからも仕事をし、翌朝には上官易シャン・グァンイーに資料を提出した。その出来に上官易シャン・グァンイーは満足するのだった。

周程程ジョウ・チェンチェンは温少卿ウェン・シャオチンと温让ウェン・ランの祖母を訪ねた。手土産を渡し、話をすると、一緒に市場へ行くことになった。祖母はご機嫌になり、温少卿ウェン・シャオチンに「周程程ジョウ・チェンチェンは良い娘だわ」と電話するほどだった。

温让ウェン・ランは店の販売記録を確認していると、「WJ」という人物が気になった。登録された住所を訪ねると、WJは不在だったが「温让ウェン・ラン宛のものを預かっている」と手紙を渡された。手紙を読んで元カノの江瑶ジャン・ヤオだろうと考えた。最後に「12月31日に会いましょう」と締め括られていた。その時、温少卿ウェン・シャオチンから電話で祖母が温让ウェン・ランと周程程ジョウ・チェンチェンの仲を取り持とうとしていることを伝えられる。そして「もし彼女のことが嫌いなら、そう伝えなきゃいけない」とも言われた。その晩、周程程ジョウ・チェンチェンが書店に手作り弁当を届けに来たので、「もう、恋はしない」という気持ちを明かし、「今後、店には来ないでくれ」と言った。周程程ジョウ・チェンチェンの目から涙が溢れた。

丛容ツォン・ロンと温少卿ウェン・シャオチンが買い物デートをしている先で周程程ジョウ・チェンチェンに会った「失恋したわ」と。自宅で話を聞くと、まだ温让ウェン・ランに対して未練がある。温少卿ウェン・シャオチンが温让ウェン・ランに電話をし、無理やり約束をとりつけた。

迎えた31日、丛容ツォン・ロンは弁護士事務所前でひとりの女性・小张チャンさんと出会う。持っていた書類でネットローンの被害者だと知る。最近ネットローンの被害女性の自殺が増えている。丛容ツォン・ロンは小张の力になりたいと思った。その日、本来なら外出先から直帰するはずが、小张から助けを求める電話があり、女性を弁護士事務所に連れて戻った。上官易シャン・グァンイーにこの件に携わりたいと申し出たものの、利益にならない・他の案件で忙しい、など理由を付けられて断られた。丛容ツォン・ロンはネットニュースからネットローン被害の状況について調べ始めた。