ふと、「AndroidのWIFIにはIPv6の設定がないな」と検索してみましたら、このような記事を見つけました。
「iOSやAndoroid、WindowsからmacOSまで、IPv6対応を徹底調査」(リンクは張れないようです)
Androidは新旧問わずIPv6に対応していないらしいです。
Google Playにて「IPv6」を調べましたら、次のようなアプリを見つけました。
導入の結果
まず最初に導入の結果、どのように変化したかをお見せします。通信速度は毎回変化しますので、導入前後それぞれ3回ずつ計測しました。
機種:moto-g8 Plus(Motolora製)
WIFI(5GHz)環境
DNSプロバイダ:Google
Googleの速度計測のページでの結果です。
導入前 | 導入後 | |
1回目 | 159.8 | 178.6 |
2回目 | 129.7 | 180.7 |
3回目 | 153.5 | 178.1 |
平均 | 147.7 | 179.1 |
ダウンロードは約21%の速度アップでした。アップロードもわずかに上がっている感じ。
環境やDNSプロバイダによって数値が変わりますので、一概に通信速度がアップするとは限りません。
インストール
Google Playからのインストールですので、特にスクショは貼りません。前述のリンクからGoogle Playに飛び、インストールを行ってください。起動しますと権限を要求されますので、指示に従ってONにするだけです。
設定
日本語に対応していないようで、全て英語です。
起動しましたら、左上の「三」のマークをタップして設定画面を開きます。
Automationの項目ではお好みで「Start on boot」、「Automatically start(WIFI)」、「Automatically start(Mobile)」にチェックを入れます。(私は全部入れてみました)
Generalの項目では「Enable IPv6」「Enable IPv4」にチェックを入れます。
Activeにする
「Default DNS Address」と書いてあるボタンをタップします。
DNSプロバイダ一覧が表示されますので、お好みで選びます。(一般的にはGoogle)
元の画面に戻り、ステータスがActiveに変わっています。
通知エリアにIPv4とIPv6のアドレスが表示されます。
アプリによって、アクセスができなくなる場合の対処
設定画面の中の「VPN Exclusion」の項目で「Exclude apps for VPN」をタップします。
アプリの一覧が表示されます。アクセスができなくなるために除外したいアプリの右側のチェックボックスにチェックを入れて、右上の✓をタップします。