バスが爆発するポイントが3つある。1つ目が十字路でのタンクローリーとの衝突、2つ目が橋の上で、3つ目がトリガーを引いた時。この3つを全て回避しないといけない。1人ずつ犯人を絞り込んでいく。そしてようやく犯人が判明した。しかし犯人は1人ではなかった。動機は?この「循環」を止める手立ては?
腾讯视频にて全15集。
オススメ度
中国ドラマ『开端』RESET 第1集~第3集
中国ドラマ『开端』RESET 第4集~第7集
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基本情報
邦題:日本未公開
英題:RESET
原作:祈祷君の同名ネット小説
監督:孙墨龙、刘洪源、老算
主演:白敬亭、赵今麦、刘奕君、刘涛、黄觉、刘丹
【出演:配役】 肖鹤云・・・25歳のゲーム制作会社の青年、「循環」するひとり 演:白敬亭 李诗情・・・20歳の女子大学生、「循環」するもうひとり 演:赵今麦 张成・・・刑事で副隊長 演:刘奕君 江枫・・・张成の部下 演:李感 杜劲松・・・局長 演:刘涛 王兴德・・・バスの運転手 演:黄觉 卢笛・・・黒い帽子にマスク姿、バスの最後列に座る怪しい男(乗客6) 演:曾柯琅 马国强・・・大きな袋を持って乗り込む男、殺人で服役していた(乗客3) 演:张喜前 陶映红・・・赤い袋を持った女(乗客7) 演:刘丹 焦向荣・・・スーツケースを持っている男(乗客5) 演:焦鹏 |
あらすじ
第8集
ふたりは次に乗客5のスーツケースに狙いを定めた。李诗情(赵今麦)は乗客7の女性に「生理用品を1つ頂けませんか?」と声を掛けた。女性は「持っていない」と答えた。ふと乗客7の赤い袋の中に圧力釜が見えた。ふたりは不審に思った。すると、乗客5がスーツケースを開けて奥の方から生理用品を渡してくれた。
肖鹤云(白敬亭)は女性の乗客7の赤い袋を奪おうとした。女性がそれを阻止し、圧力釜の栓を引いた。するとバスは爆発した。圧力釜の栓が起爆装置となっている。そのうえで、1時45分に爆破するようにタイマーもセットされている。
間違いない。乗客7の女性が犯人だ。
スーツケースは彼の大家からもらったもの。部屋の立ち退きを要求され、このスーツケースに身の回りの荷物を入れた。大家の妻か娘の物が残っていただけである。
李诗情は「循環」した。しかし、肖鹤云はうなされたまま、なかなか目覚めない。やっとのことで目を覚ましたものの、とても苦しそうだ。さて乗客7からどうやって爆弾となっている圧力釜を奪うか。しかしふたりとも弱っている。肖鹤云は「USBメモリがなくなった」車内を這いつくばる。そして赤い袋の横に来ると強引に奪おうとした、その時、乗客7は刃物を取り出して肖鹤云を刺した。肖鹤云が床に転ぶと今度はバスから逃げようとする李诗情を捕まえてザックザック刺し始める。首から血が噴き出す。
最後に乗客7は圧力釜の栓を引き、バスは爆発した。
ふたりとも「循環」した。体は元に戻っているが、刺された記憶が鮮明に残っている。次のバス停で降りることにした。しかし、まさに降りようとした時、果敢にも李诗情は再び赤い袋を奪いに行った。乗客7が刃物を持っていることは承知のうえなので、肖鹤云は飛びかかって応戦した。今度は刺されずに済んだものの、もみ合った時に逆に乗客7を刺してしまう。車内もバス停も騒然とする。肖鹤云は李诗情の手を取って無言でその場を離れた。
運転手が圧力釜の栓を引き、バスは爆発した。
第9集第9集
乗客7の女性は陶映红(刘丹)という。この事件の前に自宅で小火騒ぎを起こしている。ご近所総出で火消しをした。元化学教師、小火はお手製の爆弾の製作に成功した証だった。
さて、バス爆発の重要参考人として肖鹤云と李诗情は警察に追われる身となった。肖鹤云は「人を殺してしまった」と憔悴しきっている。刑事や警察官から逃げ、卢笛の「秘密基地」に逃げ込んだ。TVでも既にふたりの映像がニュースで流れている。卢笛の「秘密基地」にはコスプレ衣装などが豊富にある。買い物をするにしてもコスプレして外出する。
第8集 第10集第10集
傷の手当てをした後、「秘密基地」から移動した。张成(刘奕君)らの姿を目にしていたからだ。行先は肖鹤云の友人で会社の同僚宅。しかし口論の果てに「自首する」と言って家を後にした。
悪夢のような出来事の末に「循環」した。肖鹤云は「とても疲れている」
ふたりは新たな行動に出る。乗客ひとり一人にスマホ画面を見せて、次のバス停で降りることを促すのだ。ただ、運転手はどうしようか?結論がでないままに始めた。バス停にやってきた。乗客が全員降りていくのを見て乗客7・陶映红は圧力釜の栓を引いた。失敗だった。「循環」した。
次に乗客5・焦向荣と乗客6・卢笛にのみに、スマホ画面を見せて協力を仰いだ。李诗情は運転手・王兴德にこそッと状況を説明した。乗客7の陶映红を取り押さえた。しかし、王兴德は橋にてバスを停めるものの、ドアを開けなかった。ハンマーで窓ガラスを割ったものの、圧力鍋を外に出すことは間に合わなかった。
李诗情は運転手・王兴德の名前こそ知らなかったものの、過去にトラブルで助けてもらったのをきっかけとして互いに知る仲だった。優しい人だった。しかし陶映红の共犯だった。李诗情が「なぜこんなことをするの?!」と問い詰めると陶映红が圧力釜の栓を引いた。
「循環」した。
第9集 第11集第11集
肖鹤云は苦しみながら意識を取り戻した。バスが遠くで爆発するのを見たのち、ふたりはバス停で降りてバス会社に取材と称して話を聞きに行く。途中で爆発の報が入る。会社の人間が席を外した隙に王兴德の履歴書の写真を撮って去る。王兴德はバス会社の社宅に住んでいる。同室の人の許可を取って部屋を見る。スマートフォン1台を見つけて持ち出す。電源は入らない。
王兴德に関する情報が乏しい。1時45分、その時間に意味はあるのだろうか?情報を聞き出すためにふたりは警察署に乗り込むことにした。张成(刘奕君)副隊長と江枫(李感)が出迎えてくれた。会議室には杜劲松局長(刘涛)のほかに部下の女性刑事もいる。話を始めると张成副隊長からの鋭い質問が数々放たれてタジタジになる。挙動不審になるが「循環」すればないことになる会話なので割愛。
女性刑事のスマートフォンから例の着メロが鳴り響いた途端、李诗情はハッと身を硬直させた。女性刑事から乗客7・陶映红と運転手・王兴德は夫婦であると報告されるのをふたりも聞いた。
第6集感想など
第8集は予想していなかった展開だっただけに本当に衝撃的でした。カラー映像だともっと生々しくなってしまう為かモノクロ映像になっています。そのおかげで少々楽になっています。
残り4集にて陶映红と王兴德の家族に起きた出来事が明らかになります。そして爆発と「循環」は止められるのか?どうやって?