Radikoで別のエリアの放送を聴く

はじめに

Radikoでラジオを聴いている方も多いと思います。時々追っかけしているタレントさんが他地域のラジオに出演したりすると聴けなくて忸怩たる思いをしてきました。

しかし、iPhoneでもAndroidでも他地域のラジオを聴くことができました。脱獄とかroot化とかの面倒臭くて危険なことしないでです。以下にその方法を書きますが、真似する場合は自己責任でお願いします。

iOS版は後半です。

追記：iOS10.3.3までで有効な方法ですので、iOS11以降の方は引き返してください。追記：コメント戴きました。iOS12.1.2でもできたとのことです。確認しました。確かに12.1.2でできました。

◎Androidの場合

【確認した環境】

Androidバージョン：6.0.1
機種：AXON7 mini(ZTE)
インストールするアプリ：ラジカッター(β版)（2019年4月23日現在で最新のバージョンはVer.0.7.9）

ラジカッター

GPS位置偽装の必要がありません
ラジカッターはそもそもGPS位置情報を利用しません。神アプリ！

【手順】

「ラジカッター」をGoogle Playからインストールします（2019年1月25日現在β版です）

β版ゆえ、操作手順は今後変わると思われますので省略し、ごく簡単に。

β版をインストールするには下記の画面にて「今すぐ参加」をタップします。数分待たされます。

上部の放送局名をタップ後、「編集」をタップします

ラジカッターお気に入りを編集する

お気に入りの放送局にチェックを入れて、右下のオレンジ色の中のフロッピーディスクの絵をタップします。

ラジカッターお気に入りを選択する

お気に入りが追加されました。

ラジカッター放送局のお気に入り

番組ダウンロードの設定をしておきます。ファイル形式はお好みで。保存先は共有ストレージが良いでしょう。

ラジカッターオプション

選局して、聞きたい日付の番組の右横にあるダウンロードマークをタップすると、番組がスマートフォン本体に保存されます。リアルタイムに聞きながら録音する必要がなく、高速にダウンロードされますが、リアルタイムで聴くことも可能になっています。（録音先にSDカードを選べればよいですが、現在はスマートフォン本体です）

このアプリ、検索機能が凄い。キーワードを入れて検索すると、全国のラジオ番組から1週間分の結果が網羅されます。追っかけのタレントさんの名前で検索すると、冠番組からゲスト出演まで全部出ます。即ダウンロードOK。

細やかにバージョンアップを繰り返し、上記バグも徐々に解消しつつあります。まだバグはありますが、今後のバージョンアップに期待しましょう。

そう言えば、元々のテーマのRadikoではなくなってますね（笑）

◎iOSの場合

Androidのらじかったーのような神アプリには出会っていません。位置偽装も試みましたが、できませんでした。従って以下に紹介のVPNを使う方法しか見いだせていません。

【確認した環境】

iOSバージョン：10.3.3、12.1.2
機種：iPhone5S
インストールするアプリ：Radiko、OpenVPN、VPN Gate Viewerの3つ(2017年9月12日現在で最新のバージョン)

これを書いてからだいぶ時間が経ち、OpenVPNアプリあたりの操作方法が変わっているかもしれません。

【手順】

Radiko、OpenVNPアプリとVPN Gate ViewerアプリをApp Storeからインストールします。

「設定」→「Radiko」で「位置情報」を「許可しない」にします。

VPN Gate Viewerの接続先一覧

VPN Gate Viewerを起動します。↑
このように接続先リストが表示され、「日本(東京都)」のように都道府県が表示されているところから聴きたいラジオの地域を選びます。

VPN Gate Viewerにて接続先を選択

試しに京都府を選んでみます。↑のようにポップアップが表示されますので、「プロトコル：OpenVPN」をタップします。

「OpenVPNにコピー」をタップします。

↑OpenVPNが起動しますので緑の「+」マークをタップします。

↑OpenVPNにデータがコピーされましたので、「Disconnected」の下のスイッチを右にします。

↑こんな感じです。VPNを使った通信が始まります。

Radikoを起動してみましょう

関西の放送局が表示されました。

もちろんちゃんと聴けます。タイムフリーで過去一週間分の放送も聴けます。
弱点：放送局によってはエリアというよりその都道府県内でないと聴けない場合があります。VPNのリストで必ずしも聴きたい都道府県が表示されるとは限りません。

AndroidのようなGPS位置情報偽装ができるかどうか試してみたのですが、できませんでした。

iOS11になった時、上述の方法でやっても関東地区しか表示されなくて、GPS位置偽装でできないか、とか足掻いたのですができなくて放置していました。
「iOS12.1.2でできました」とコメントをいただいて、久しぶりにiPhone5sを使ってみましたら、確かにできました。う～ん、不思議。