最も怖いのはこの5~8集ではないでしょうか?
基本情報
邦題:(戻ってきた娘の秘密、爱奇艺Youtube版での邦題)
英題:HOMESICK
監督:吕行
主演:
张子枫
、梅婷、王砚辉、李乃文
人物相関図
第5集(咱们去钓鱼吧:釣りに行こう)
入院していた父・李承天(王砚辉)は見てしまった、陈佑希( 张子枫 )のこめかみにホクロがないのを。李文文ではないと知った。
王重江(李乃文)は廖穗芳(梅婷)に「広州へ行って3人でやり直そう」と提案する。このことは無邪気な李文卓(杜宇森)の言動で李承天に知られた。
李承天は食事中に「釣りに行こう」と家族を誘った。釣りの餌の缶、そこには小秀の爪が隠されているのだ。陈佑希はそれを見て動揺した。その様子を見た廖穗芳もまた表情をこわばらせた。爪を魚に食べさせた。後で魚を捌くときに回収しようとした。だが気が付いた廖穗芳の方が上だった。「魚は近所に配った」と。本当は配っていないので探しても見つかるはずがない。パニックに陥って程威(郭丞)のもとへ走った。
陈佑希は自宅へ戻ると台所のゴミ箱から爪を回収した。警察官に「これは小秀の爪であり、彼女は殺されたの」だと訴えた。ところが、廖穗芳は「誤って自分の手を調理の際に切ってしまったものなの」と主張した。そして怪我をした手を見せた。小秀の爪に代わるものを自分の指で作り出した。そこまでするか、恐るべし廖穗芳!
陈佑希は「私は李文文ではないの、陈佑希なの。離して!彼らは小秀を殺したの!」
警察官の程旭(代旭)は「李文文ではないと言っていますが?」と質問すると、廖穗芳は切り札を出した。「親子関係を認める」DNA鑑定書を!
警察としてもそれを認めるしかなかった。
恐怖で怯える陈佑希を夫婦は微笑みを浮かべながら「さぁ、帰りましょう」と強引に連れて帰る。「助けて!お願い、離して!助けて!」陈佑希の叫び声が響く。
そして陈佑希は精神病院に放り込まれた。
第6集(你是她最好最亲的朋友:あなたは彼女の最高に仲良しの友達)
陈佑希は精神病院にて体を拘束される。「やめて!私は病気じゃない!」と錯乱状態に陥る。薬を与えられ、電気ショックを加えられる。
程威の兄・程旭は「なぜ李文文は小秀のことを知っているのだろう?」と疑問に思い始めた。廖穗芳に聴取をするも、のらりくらりかわされる。
同室には呂萌萌(曾淇)という女性がいる。彼女は極めて正常ながら、医師・看護師の前では精神病患者を装っている。後々彼女に助けられることになる。呂萌萌を見習って従順な精神病患者を装うことにした。陈佑希を助け出そうと程威は脱走計画を練る。そして実行するも失敗に終わり、身体を拘束される。
李承天が退院の手続きを行った。そして出てきた陈佑希に言った「小秀のことについて話す。私が彼女を殺した」
第7集(吓人的都不在故事里:怖いのは物語の中ではない)
小秀を殺した顛末を話すと、「俺は自首をするつもりだ」と言った。
聞いた話を程威にすると「李承天の野郎、ぶっ殺してやる!」といきり立った。しかし「李承天の話には嘘があると思う」鍵を握るのは李文卓だろう、と話を聞き出す方法を考える。その李文卓は廖穗芳・王重江によって広州へと連れ去られようとしている。
程威はDNA鑑定のからくりを明かした。王重江の事務所に忍び込んだ際に偶然にも鑑定に出す前の血液を見つけた。そして李文卓のと陈佑希のラベルを入れ替えた、というのだ。
廖穗芳が出ていくのを防ぎたい李承天と、李文卓から小秀の真実を聞き出したい陈佑希の思惑が一致して偽装誘拐をした。すぐに返すつもりであったし、大事になるとは考えていないようだった。
王重江は「警察に通報しよう」と署に向かった。まさに手続きをしているその時に携帯電話が鳴った。「通報したら命はないぞ」手続きを止めた。李承天・廖穗芳と共に善後策を協議した。王重江は「経営に問題が生じて、お金を出したくとも無い」という。廖穗芳が詰ると「何を言うんだ。李文卓は我々の子供じゃないか!」と遂に口を滑らせた。
その裏で王重江の弟は独自のツテを利用して電話の通話履歴を調べ上げていた。携帯電話へは比較的近くの麻雀店から。署に届け出る前に李承天の家からポケットベル会社に電話をしていた。つまり李承天の仕業だと。王重江はこれを知ると、逆用することを思いついた。
李文卓に小秀の話を聞いても、最後には「言えない。言えないんだ」と口を閉ざしてしまう。精神病院にいる呂萌萌に助けを求めた。彼女は病院を抜け出す術を熟知していた。「魔法大厦の秘密を教えて」と言うと呂萌萌と二人きりになって、彼女にだけ話し始めた。小秀の首を締めた経緯を話し始めた。盗み聞きしていた陈佑希は部屋に飛び込んできて李文卓に掴みかかった「あんたが首を締めたのか!?どうなの!?」
第8集(一起回家:一緒に家に帰ろう)
程旭は偶然にも李文卓誘拐の通報がイタズラだったと取り消されていたことを知る。そして李文文に話を聞こうと精神病院へとやってきた。担当看護師から父親が退院手続きをしてもう出ていったことを告げられて驚く。また「自分は李文文ではないとか、孤児院がどうとか喚いてましたよ」と聞いて頭の中が「?」でいっぱいになった。李家へ行くと廖穗芳だけいた。李文卓は父親と遊びに出かけていて、李文文は精神病院で治療は良好だと。退院したことを知らなかった。そのまま自宅へと向かう。程威の姿はない。ばあちゃんに「程威はどこに行った?」と聞いても知らなかった。
王重江の弟は麻雀店で麻雀を打ちながら、程威らが現れるのを待つ。やがて李文卓を車に乗せていくのを見て追跡を始めた。
李文卓は新しい潜伏先にて「眠い」「一緒に家に帰ろう」などと言って眠り込んだ。程威は一度は恨みで殺しかけたものの「もう帰そう」と。しかしそこへ王重江兄弟が入ってきた。「警察に通報しようぜ」という弟を制して兄の方は取引を持ちかけた。程威にビデオに向かって「李承天に言われてやった。彼が主犯だ」
王重江は”身代金”から札束を1つポケットに入れた。そして残りが入った鞄を弟に渡し「これを持って広州へ行け」弟は船に乗った。
電話で呼び出された李承天はビデオを見せられ、「俺が悪かった」許しを請うた。自分を縛っていたロープをナイフで切ることに成功した程威が反撃に出た。王重江ともみ合っているうちにナイフで刺してしまった。李承天が「俺が処理する」と車のトランクに詰め込んで川に車を沈めた。一方、陈佑希は現場で証拠隠滅を図っている時に、李文文の写真が入った鍵を拾う。
第7集感想など
第7集にて香港映画『古惑仔』シリーズが登場して懐かしかったです。1997年当時はブームでした。中国でも鄭伊健が演じた陳浩南は人気のようですね。TV画面の映像では李Sirこと李修賢が映りました。幾つめの作品だろうかと調べてみましたら『98古惑仔5:龍爭虎鬥』でした。1998年旧正月映画・・・。ドラマは1997年でしたが、いつの間にか年を越していたのですね?この5作目はどこの動画サイトにもないのです。配信は1,2,3,4,6、と5だけない。親台派の俳優さんでも出演していましたか?
物語は思わぬ方向へと展開を始めました。自作自演の偽装誘拐から殺人事件へと。小秀の「秘密を知ってしまった」の秘密とは何なのでしょう?残りで全てが明らかになるのでしょうか?(本あらすじを書いている時点では配信未完)