中国ドラマ『回来的女儿』HOMESICK 戻ってきた娘の秘密 第5集～第8集

第5集（咱们去钓鱼吧：釣りに行こう）

入院していた父・李承天リー・チェンティエン（王砚辉ワン・イェンフイ）は見てしまった、陈佑希チェン・ヨウシー（ 张子枫チャン・ズーフォン 2001/8/27
数々の映画にて主演や助演を受賞・ノミネートされる実力派。主な出演作：『唐山大地震』『唐人街探案』シリーズ『快把我哥带走ヤンチャな兄どっか行け』『我的姐姐シスター 夏のわかれ道』『盛夏未来この夏の先には』など。『谢谢你，听见我』が配信待機中。 ）のこめかみにホクロがないのを。李文文リー・ウェンウェンではないと知った。

王重江ワン・チョンジャン（李乃文リー・ナイウェン）は廖穗芳リャオ・スイファン（梅婷メイ・ティン）に「広州へ行って3人でやり直そう」と提案する。このことは無邪気な李文卓リー・ウェンジュオ（杜宇森ドゥー・ユーセン）の言動で李承天リー・チェンティエンに知られた。

李承天リー・チェンティエンは食事中に「釣りに行こう」と家族を誘った。釣りの餌の缶、そこには小秀シャオシウの爪が隠されているのだ。陈佑希チェン・ヨウシーはそれを見て動揺した。その様子を見た廖穗芳リャオ・スイファンもまた表情をこわばらせた。爪を魚に食べさせた。後で魚を捌くときに回収しようとした。だが気が付いた廖穗芳リャオ・スイファンの方が上だった。「魚は近所に配った」と。本当は配っていないので探しても見つかるはずがない。パニックに陥って程威チェン・ウェイ（郭丞グオ・チェン）のもとへ走った。

陈佑希チェン・ヨウシーは自宅へ戻ると台所のゴミ箱から爪を回収した。警察官に「これは小秀シャオシウの爪であり、彼女は殺されたの」だと訴えた。ところが、廖穗芳リャオ・スイファンは「誤って自分の手を調理の際に切ってしまったものなの」と主張した。そして怪我をした手を見せた。小秀シャオシウの爪に代わるものを自分の指で作り出した。そこまでするか、恐るべし廖穗芳リャオ・スイファン！

陈佑希チェン・ヨウシーは「私は李文文リー・ウェンウェンではないの、陈佑希チェン・ヨウシーなの。離して！彼らは小秀シャオシウを殺したの！」
警察官の程旭チェン・シュー（代旭ダイ・シュー）は「李文文リー・ウェンウェンではないと言っていますが？」と質問すると、廖穗芳リャオ・スイファンは切り札を出した。「親子関係を認める」DNA鑑定書を！

警察としてもそれを認めるしかなかった。

恐怖で怯える陈佑希チェン・ヨウシーを夫婦は微笑みを浮かべながら「さぁ、帰りましょう」と強引に連れて帰る。「助けて！お願い、離して！助けて！」陈佑希チェン・ヨウシーの叫び声が響く。

そして陈佑希チェン・ヨウシーは精神病院に放り込まれた。

第6集（你是她最好最亲的朋友：あなたは彼女の最高に仲良しの友達）

陈佑希チェン・ヨウシーは精神病院にて体を拘束される。「やめて！私は病気じゃない！」と錯乱状態に陥る。薬を与えられ、電気ショックを加えられる。

程威チェン・ウェイの兄・程旭チェン・シューは「なぜ李文文リー・ウェンウェンは小秀シャオシウのことを知っているのだろう？」と疑問に思い始めた。廖穗芳リャオ・スイファンに聴取をするも、のらりくらりかわされる。

同室には呂萌萌ルー・モンモン（曾淇ツェン・チー）という女性がいる。彼女は極めて正常ながら、医師・看護師の前では精神病患者を装っている。後々彼女に助けられることになる。呂萌萌ルー・モンモンを見習って従順な精神病患者を装うことにした。陈佑希チェン・ヨウシーを助け出そうと程威チェン・ウェイは脱走計画を練る。そして実行するも失敗に終わり、身体を拘束される。

李承天リー・チェンティエンが退院の手続きを行った。そして出てきた陈佑希チェン・ヨウシーに言った「小秀シャオシウのことについて話す。私が彼女を殺した」

第7集（吓人的都不在故事里：怖いのは物語の中ではない）

小秀シャオシウを殺した顛末を話すと、「俺は自首をするつもりだ」と言った。

聞いた話を程威チェン・ウェイにすると「李承天リー・チェンティエンの野郎、ぶっ殺してやる！」といきり立った。しかし「李承天リー・チェンティエンの話には嘘があると思う」鍵を握るのは李文卓リー・ウェンジュオだろう、と話を聞き出す方法を考える。その李文卓リー・ウェンジュオは廖穗芳リャオ・スイファン・王重江ワン・チョンジャンによって広州へと連れ去られようとしている。

程威チェン・ウェイはDNA鑑定のからくりを明かした。王重江ワン・チョンジャンの事務所に忍び込んだ際に偶然にも鑑定に出す前の血液を見つけた。そして李文卓リー・ウェンジュオのと陈佑希チェン・ヨウシーのラベルを入れ替えた、というのだ。

廖穗芳リャオ・スイファンが出ていくのを防ぎたい李承天リー・チェンティエンと、李文卓リー・ウェンジュオから小秀シャオシウの真実を聞き出したい陈佑希チェン・ヨウシーの思惑が一致して偽装誘拐をした。すぐに返すつもりであったし、大事おおごとになるとは考えていないようだった。

王重江ワン・チョンジャンは「警察に通報しよう」と署に向かった。まさに手続きをしているその時に携帯電話が鳴った。「通報したら命はないぞ」手続きを止やめた。李承天リー・チェンティエン・廖穗芳リャオ・スイファンと共に善後策を協議した。王重江ワン・チョンジャンは「経営に問題が生じて、お金を出したくとも無い」という。廖穗芳リャオ・スイファンが詰なじると「何を言うんだ。李文卓リー・ウェンジュオは我々の子供じゃないか！」と遂に口を滑らせた。

その裏で王重江ワン・チョンジャンの弟は独自のツテを利用して電話の通話履歴を調べ上げていた。携帯電話へは比較的近くの麻雀店から。署に届け出る前に李承天リー・チェンティエンの家からポケットベル会社に電話をしていた。つまり李承天リー・チェンティエンの仕業だと。王重江ワン・チョンジャンはこれを知ると、逆用することを思いついた。

李文卓リー・ウェンジュオに小秀シャオシウの話を聞いても、最後には「言えない。言えないんだ」と口を閉ざしてしまう。精神病院にいる呂萌萌ルー・モンモンに助けを求めた。彼女は病院を抜け出す術すべを熟知していた。「魔法大厦魔法のビルの秘密を教えて」と言うと呂萌萌ルー・モンモンと二人きりになって、彼女にだけ話し始めた。小秀シャオシウの首を締めた経緯いきさつを話し始めた。盗み聞きしていた陈佑希チェン・ヨウシーは部屋に飛び込んできて李文卓リー・ウェンジュオに掴みかかった「あんたが首を締めたのか！？どうなの！？」

第8集（一起回家：一緒に家に帰ろう）

程旭チェン・シューは偶然にも李文卓リー・ウェンジュオ誘拐の通報がイタズラだったと取り消されていたことを知る。そして李文文リー・ウェンウェンに話を聞こうと精神病院へとやってきた。担当看護師から父親が退院手続きをしてもう出ていったことを告げられて驚く。また「自分は李文文リー・ウェンウェンではないとか、孤児院がどうとか喚いてましたよ」と聞いて頭の中が「？」でいっぱいになった。李リー家へ行くと廖穗芳リャオ・スイファンだけいた。李文卓リー・ウェンジュオは父親と遊びに出かけていて、李文文リー・ウェンウェンは精神病院で治療は良好だと。退院したことを知らなかった。そのまま自宅へと向かう。程威チェン・ウェイの姿はない。ばあちゃんに「程威チェン・ウェイはどこに行った？」と聞いても知らなかった。

王重江ワン・チョンジャンの弟は麻雀店で麻雀を打ちながら、程威チェン・ウェイらが現れるのを待つ。やがて李文卓リー・ウェンジュオを車に乗せていくのを見て追跡を始めた。

李文卓リー・ウェンジュオは新しい潜伏先にて「眠い」「一緒に家に帰ろう」などと言って眠り込んだ。程威チェン・ウェイは一度は恨みで殺しかけたものの「もう帰そう」と。しかしそこへ王重江ワン・チョンジャン兄弟が入ってきた。「警察に通報しようぜ」という弟を制して兄の方は取引を持ちかけた。程威チェン・ウェイにビデオに向かって「李承天リー・チェンティエンに言われてやった。彼が主犯だ」

王重江ワン・チョンジャンは”身代金”から札束を1つポケットに入れた。そして残りが入った鞄を弟に渡し「これを持って広州へ行け」弟は船に乗った。

電話で呼び出された李承天リー・チェンティエンはビデオを見せられ、「俺が悪かった」許しを請うた。自分を縛っていたロープをナイフで切ることに成功した程威チェン・ウェイが反撃に出た。王重江ワン・チョンジャンともみ合っているうちにナイフで刺してしまった。李承天リー・チェンティエンが「俺が処理する」と車のトランクに詰め込んで川に車を沈めた。一方、陈佑希チェン・ヨウシーは現場で証拠隠滅を図っている時に、李文文リー・ウェンウェンの写真が入った鍵を拾う。