中国ドラマ『回来的女儿』HOMESICK 戻ってきた娘の秘密 第1集～第4集

第1集（我要去找小秀：小秀を捜しに行かなきゃ）

1997年のこと。孤児院で育った小秀シャオシウ（张贤静ジャン・シエンジン）は潭岭県にある李リー家に家政婦として住み込みで行く。そこから「家族の秘密を知ってしまった」という手紙を最後に行方が分からなくなった。
親友だった陈佑希チェン・ヨウシー（ 张子枫チャン・ズーフォン 2001/8/27
数々の映画にて主演や助演を受賞・ノミネートされる実力派。主な出演作：『唐山大地震』『唐人街探案』シリーズ『快把我哥带走ヤンチャな兄どっか行け』『我的姐姐シスター 夏のわかれ道』『盛夏未来この夏の先には』など。『谢谢你，听见我』が配信待機中。 ）は孤児院を抜け出して李リー家へ向かった。

潭岭県では李文卓リー・ウェンジュオ（杜宇森ドゥー・ユーセン）が婦女暴行の疑いをかけられて暴行される騒ぎがあった。李文卓リー・ウェンジュオが幼少期の高熱のために脳に障害が残っていて発達障害のようになっており、近所の住人から偏見の目を向けられているからだ。

その頃、程威チェン・ウェイ（郭丞グオ・チェン）が広州から潭岭県にたくさんのお土産を持って帰ってきた。ところが恋人の小秀シャオシウがいなくなっていることを聞かされて酒を飲んで荒れていた。そして李リー家に侵入し、家族に当たり散らして暴れた。陈佑希チェン・ヨウシーはその騒動に乗じて家に忍び込み、小秀シャオシウの手がかりとなる物を物色した。すると李リー家では13年前に当時5歳の李文文リー・ウェンウェンが行方不明になっていたことを知る。

陈佑希チェン・ヨウシーは程威チェン・ウェイに接触し、「自分も小秀シャオシウを捜しているの」と互いに協力することにした。

陈佑希チェン・ヨウシーは覆面を被った男に襲われた。李文卓リー・ウェンジュオがその場に来たことによって助けられたのだが、遅れて駆け付けた程威チェン・ウェイが李文卓リー・ウェンジュオを犯人だと勘違いして証言して、李文卓リー・ウェンジュオは警察に連行された。

警察にて聴取を受けた陈佑希チェン・ヨウシーは李文卓リー・ウェンジュオが犯人ではないと証言する。自らの素性については口を閉ざしていたが、ついに「私は李文文リー・ウェンウェン」と名乗った。

第2集（她叫陈佑希：彼女はチェン・ヨウシーです）

李文文リー・ウェンウェンには左のこめかみに特徴的なほくろがあった。陈佑希チェン・ヨウシーは李文文リー・ウェンウェンの写真を見ながらほくろを描く。
李文文リー・ウェンウェンは李文卓リー・ウェンジュオの妹である。

警察から連絡を受けて父・李承天リー・チェンティエン（王砚辉ワン・イェンフイ）と母・廖穗芳リャオ・スイファン（梅婷メイ・ティン）が署に来た。李承天リー・チェンティエンはこめかみのほくろを認めると娘だと確信した。一方で廖穗芳リャオ・スイファンの方はニセモノだと確信している。

廖穗芳リャオ・スイファンは早速小秀シャオシウがいた孤児院を訪ねる。集合写真にて小秀シャオシウの隣に李文文リー・ウェンウェンを名乗る少女を見つけた。その名を尋ねると「彼女は陈佑希チェン・ヨウシーです」更には小秀シャオシウを捜すと言って逃走中だと聞いた。

その後、廖穗芳リャオ・スイファンは陈佑希チェン・ヨウシーの行動を見張っている。

第3集（她全部都知道：彼女は全てを知っている）

廖穗芳リャオ・スイファンは程威チェン・ウェイの自宅をも訪れて、陈佑希チェン・ヨウシーが自宅から持ち去ったものを着々と回収していった。更に陈佑希チェン・ヨウシーを孤児院のバスに乗せる。孤児院の前へ到着すると、捕まっては大変となんとか逃走に成功した。

程威チェン・ウェイは新聞記者の偽名を使って王重江ワン・チョンジャン（李乃文リー・ナイウェン）を誘い出した。襲うつもりだったが、見抜かれていて失敗に終わる。逆に自宅へ来られた。王重江ワン・チョンジャンの電話には着信履歴機能がついており、程威チェン・ウェイの自宅の電話番号だとバレた。さらに身につけていた腕時計は王重江ワン・チョンジャンが対で購入していたもので、小秀のものではなかったのだ。盗人扱いされた。ここは警察官で兄の程旭チェン・シュー（代旭ダイ・シュー）に免じて署には突き出されなかった。

王重江ワン・チョンジャンが去った後、一部始終を見ていた陈佑希チェン・ヨウシーが「私が盗んだの」と名乗り出た。そして「廖穗芳リャオ・スイファン、彼女は全て知っているわ。私が陈佑希チェン・ヨウシーであることも！」

廖穗芳リャオ・スイファンは夫の李承天リー・チェンティエンに陈佑希チェン・ヨウシーはニセモノだった旨を話そうとしたが、高ガオ主任の邪魔が入った。そして陈佑希チェン・ヨウシーが帰ってきた。

李承天リー・チェンティエンと廖穗芳リャオ・スイファンに連れられて陈佑希チェン・ヨウシーは採血をされた。3人のDNA鑑定を行うために。

第4集（你别多想，后面没了：考えすぎるな、後はない）

廖穗芳リャオ・スイファンと王重江ワン・チョンジャンは李文卓リー・ウェンジュオを気功の先生のもとに連れて行った。効果がないかと思われたが、その帰りに李文卓リー・ウェンジュオは長い詩を諳そらんじ始めた。今までになかったこと、2人はまだ治ると信じて治療を諦めていない。

李承天リー・チェンティエンは息子の治療費よりも娘の保険にと貯金を移した。これに廖穗芳リャオ・スイファンが激怒し、激しい夫婦喧嘩となった。

廖穗芳リャオ・スイファン宛にDNA鑑定結果が届いた。書類には「确认亲生親子と認められる」とされていた。

陈佑希チェン・ヨウシーは王重江ワン・チョンジャンに会いに行った。自身の素性を明かし、小秀の所在を詰問した。王重江ワン・チョンジャン曰く、小秀はミスコンに出場するために広州へ行った。そして「証拠はある」とビデオテープを見せた。そこにはミスコンに出場するための練習の様子が録画されていた。ビデオテープを見終えると、ショックで王重江ワン・チョンジャンの会社をあとにした。外にいた程威チェン・ウェイに当たり散らし「自分の目で確かめたら！？」と去っていった。

程威チェン・ウェイもまた同じビデオテープを見た。大勢の街の男たちにも見られた。このビデオテープには続きがあった。廖穗芳リャオ・スイファンが夫に向けて別れと感謝を告げるものだった。

李承天リー・チェンティエンが殺虫剤を飲んで病院に運ばれた・・・