『我的姐姐』で好演の
张子枫
主演ミステリードラマが爱奇艺にて始まりました。
私事で恐縮ですが、闘病中につきここにて書くつもりはありませんでしたが、あまりにも引き込まれてしまったので紹介したいと思います。
全12集
オススメ度
基本情報
邦題:(戻ってきた娘の秘密)
英題:HOMESICK
監督:吕行
主演:
张子枫
、梅婷、王砚辉、李乃文
人物相関図
予告編
第1集(我要去找小秀:小秀を捜しに行かなきゃ)
1997年のこと。孤児院で育った小秀(张贤静)は潭岭県にある李家に家政婦として住み込みで行く。そこから「家族の秘密を知ってしまった」という手紙を最後に行方が分からなくなった。
親友だった陈佑希(
张子枫
)は孤児院を抜け出して李家へ向かった。
潭岭県では李文卓(杜宇森)が婦女暴行の疑いをかけられて暴行される騒ぎがあった。李文卓が幼少期の高熱のために脳に障害が残っていて発達障害のようになっており、近所の住人から偏見の目を向けられているからだ。
その頃、程威(郭丞)が広州から潭岭県にたくさんのお土産を持って帰ってきた。ところが恋人の小秀がいなくなっていることを聞かされて酒を飲んで荒れていた。そして李家に侵入し、家族に当たり散らして暴れた。陈佑希はその騒動に乗じて家に忍び込み、小秀の手がかりとなる物を物色した。すると李家では13年前に当時5歳の李文文が行方不明になっていたことを知る。
陈佑希は程威に接触し、「自分も小秀を捜しているの」と互いに協力することにした。
陈佑希は覆面を被った男に襲われた。李文卓がその場に来たことによって助けられたのだが、遅れて駆け付けた程威が李文卓を犯人だと勘違いして証言して、李文卓は警察に連行された。
警察にて聴取を受けた陈佑希は李文卓が犯人ではないと証言する。自らの素性については口を閉ざしていたが、ついに「私は李文文」と名乗った。
第2集(她叫陈佑希:彼女はチェン・ヨウシーです)
李文文には左のこめかみに特徴的なほくろがあった。陈佑希は李文文の写真を見ながらほくろを描く。
李文文は李文卓の妹である。
警察から連絡を受けて父・李承天(王砚辉)と母・廖穗芳(梅婷)が署に来た。李承天はこめかみのほくろを認めると娘だと確信した。一方で廖穗芳の方はニセモノだと確信している。
廖穗芳は早速小秀がいた孤児院を訪ねる。集合写真にて小秀の隣に李文文を名乗る少女を見つけた。その名を尋ねると「彼女は陈佑希です」更には小秀を捜すと言って逃走中だと聞いた。
その後、廖穗芳は陈佑希の行動を見張っている。
第3集(她全部都知道:彼女は全てを知っている)
廖穗芳は程威の自宅をも訪れて、陈佑希が自宅から持ち去ったものを着々と回収していった。更に陈佑希を孤児院のバスに乗せる。孤児院の前へ到着すると、捕まっては大変となんとか逃走に成功した。
程威は新聞記者の偽名を使って王重江(李乃文)を誘い出した。襲うつもりだったが、見抜かれていて失敗に終わる。逆に自宅へ来られた。王重江の電話には着信履歴機能がついており、程威の自宅の電話番号だとバレた。さらに身につけていた腕時計は王重江が対で購入していたもので、小秀のものではなかったのだ。盗人扱いされた。ここは警察官で兄の程旭(代旭)に免じて署には突き出されなかった。
王重江が去った後、一部始終を見ていた陈佑希が「私が盗んだの」と名乗り出た。そして「廖穗芳、彼女は全て知っているわ。私が陈佑希であることも!」
廖穗芳は夫の李承天に陈佑希はニセモノだった旨を話そうとしたが、高主任の邪魔が入った。そして陈佑希が帰ってきた。
李承天と廖穗芳に連れられて陈佑希は採血をされた。3人のDNA鑑定を行うために。
第2集 第4集第4集(你别多想,后面没了:考えすぎるな、後はない)
廖穗芳と王重江は李文卓を気功の先生のもとに連れて行った。効果がないかと思われたが、その帰りに李文卓は長い詩を諳んじ始めた。今までになかったこと、2人はまだ治ると信じて治療を諦めていない。
李承天は息子の治療費よりも娘の保険にと貯金を移した。これに廖穗芳が激怒し、激しい夫婦喧嘩となった。
廖穗芳宛にDNA鑑定結果が届いた。書類には「确认亲生」とされていた。
陈佑希は王重江に会いに行った。自身の素性を明かし、小秀の所在を詰問した。王重江曰く、小秀はミスコンに出場するために広州へ行った。そして「証拠はある」とビデオテープを見せた。そこにはミスコンに出場するための練習の様子が録画されていた。ビデオテープを見終えると、ショックで王重江の会社をあとにした。外にいた程威に当たり散らし「自分の目で確かめたら!?」と去っていった。
程威もまた同じビデオテープを見た。大勢の街の男たちにも見られた。このビデオテープには続きがあった。廖穗芳が夫に向けて別れと感謝を告げるものだった。
李承天が殺虫剤を飲んで病院に運ばれた・・・
第3集感想など
現在配信されているところまでを視聴の上で書いております。怖い怖い怖い。『リング』のような怖さでもゾンビのような怖さでもない、生身の人間の怖さ。李文文がニセモノであることを知っていても李文文として接する母、バレていることを知っていながらにして李文文として振る舞う陈佑希、騙し合いです。
また、登場人物が皆信用できません。
小秀の恋人・程威よりも、その兄で警察官の程旭の方が主要登場人物として上位に来ています。前半は登場回数が少ないですが、後半に事件解決のために登場回数が増えるものと思われます。
まだ二転三転しそうなドラマで、期待が高まります。