『致我们暖暖的小时光』にてヒロインを演じた邢菲の最新作です。また、そのドラマにて傅沛を演じていた唐晓天が本作のお相手役です。-
2021年1月13日より腾讯视频にて配信されました。全28集。
中国ドラマ『我的小确幸』My Little Happiness 第1集~4集
中国ドラマ『我的小确幸』My Little Happiness 第5集~第10集
基本情報
邦題:溺愛ロマンス~初恋、やり直します!~
英題:My Little Happiness
原作:东奔西顾の小説『你是我的小确幸』
監督:杨龙
出演:邢菲、唐晓天、黄一琳、李川、付伟伦、邓郁立、昌隆、杨安琪、刘畅、王莫涵、潘时七
出演者:配役 丛容・・・弁護士を目指している 演:邢菲 温少卿・・・医者。丛容とは幼馴染。飼い犬の名前は让一让 演:唐晓天 周程程・・・丛容の親友。恋多き女。レストランを経営している 演:黄一琳 温让・・・温少卿の叔父。周程程のレストランの隣の让开書店店主 演:李川 钟祯・・・丛容のいとこ。温少卿の同僚でもある 演:付伟伦 秦楚・・・丛容の恋敵、女医 演:邓郁立 陈簇・・・温少卿の同僚 演:昌隆 三宝・・・温少卿の大学時代の後輩 演:杨安琪 上官易・・・法律事務所に勤める。丛容の上司にあたる 演:刘畅 熊京京・・・インターンシップのライバル 演:王莫涵 江瑶・・・温让の元カノ 演:潘时七 |
温让は百度にて叔父でした。物語を見ていると、温少卿と歳が近いうえに台詞から関係がわかりませんでした。改めて百度を見てみますといとこに変わっていました。「やっぱりいとこか」と思っていましたら、終盤にて叔父さんと呼んでいますし、温少卿の祖父母が温让にとって両親であることから、叔父が正しいです。その後、百度もまた叔父に変わりました。
簡単なあらすじ
第11集
丛容(刑菲)は「温少卿(唐晓天)が小胖胖だったんだ」と余韻に浸る。SNSの温少卿の名前を「非布司他」から「小胖胖」に変えようとしたが、元に戻した。
丛容が出勤している間、母親が部屋の掃除をしていると、隠してあった法律事務所とのインターンシップ契約書を見つける。丛容が弁護士になろうとしていることを知った。すぐさま法律事務所へ出向き、上官易(刘畅)に契約の破棄を求めた。母親は丛容を父親と同じ弁護士にしたくないようだ。上官易は丛容が優秀な人物であると話す。丛容が事務所に着くと、母親を連れて行った。ふたりは口論を始めると母親は怒ってタクシーを拾ってどこかへ消えた。ちょうど上官易が車で追いかけてきたので、丛容は同乗する。丛容は自宅近くで降ろしてもらった時、温少卿と会った。温少卿と上官易は初対面であるので、丛容がそれぞれ紹介する。
母親の行方がわからない。電話にも出ない。温少卿が「探しに行くよ」と家を出ようとしていた時、周程程(黄一琳)から「あんたのお母さん、うちの店にいるよ」とメッセージが入った。温少卿が迎えに行った。帰りの車中にて母親は父親のことを話し始めた。とても正義感の強い弁護士で、弱者を助けていた。しかし、誰かに恨まれて殺されてしまった。娘を同じ目に遭わせたくないのだと。温少卿は「僕がついてます。僕が護ります」と母親を安心させた。
母親は丛容に「温少卿と付き合ってるの?」と訊く。温少卿が彼氏かどうかは微妙なので答えを渋っていると「彼氏ができるまでは帰りません」と言うので「実は温少卿とは付き合ってるの」と言うしかなかった。温少卿に演技をしてくれるようにメッセージを送ると、快諾してもらった。
翌朝、ふたりは手を繋いで出勤する。食事の時間も母親が監視しているので、べったりくっついている。それを見た陈簇(昌隆)・三宝(杨安琪)・钟祯(付伟伦)の3人は口を開けて驚いた。
第12集第12集
ふたりの演技は勤務後も。母親はふたりを待ち受けて、ホラー映画のチケットを渡す。母親自身は後ろの席でふたりを見守っている。母親が映画館を抜けるのを見てふたりも映画館をあとにした。温少卿は「偽装の付き合いはやめて本当に付き合わないか?」と持ちかける。
丛容は帰宅してレポートを作成しようとノートパソコンを手に取るが、母親が操作して壊してしまっていたので起動しない。仕方なく温少卿のを借りることにした。丛容はレポートを書きながらも温少卿をチラチラ見ている。温少卿はそれに気づいており、丛容の隣に座って顔を近づけてきた。丛容が目をつぶる。その時、SNSのメッセージ着信音が鳴った。钟祯からだ。温少卿の写真がツラツラと送られてくる。温少卿に見られた。丛容は慌ててパソコンを閉じると钟祯に電話で抗議した。钟祯は「あ、ごめん、誤爆だ」
インターンシップのライバル・熊京京(王莫涵)は事務所の上官易(刘畅)に擦り寄っている。彼氏にしたいのとインターンシップで本採用を勝ち取りたいためだ。上官易の方は相手にしていない。寧ろ丛容に気がある。熊京京の食事の誘いをインターンシップの懇親会に変えてしまう。店は周程程の店だ。ハプニング、熊京京が腹痛を訴えた。細菌性の食中毒だった。店主の周程程も丛容も申し訳なく思い、謝るのだった。
第11集 第13集第13集
丛容は熊京京のレポートの仕上げを徹夜で行った。一方で店の方は2週間の営業停止を食らった。周程程は温让と共に原因となる食材のあたりをつけた。仕入れた海鮮市場へと向かう。劣悪な環境の海鮮倉庫の様子を録画して商工局に通報した。その頃、法律事務所では会議が行われ、5人のうちの誰を正式採用するか検討されていた。丛容と熊京京のふたりが最終候補になる。「上官易はどう思う?」と意見を求められたので「丛容を採用したい」と理由とともに回答した。その結果はすぐに丛容に伝えられ、飛び上がって喜んだ。
丛容は温少卿と会う。「私、通ったの!」と丛容の方からキスをした。長いキスになった。丛容の母親が「マッタク、今どきの若者は・・・」と顰めっ面。しかし次の瞬間、娘と温少卿だと気づくと満面の笑みを浮かべた。
丛容の母親は帰ることにした。ふたりが空港まで送っていく。温少卿が「娘さんは護ります」と言うと、母親は父親の弁護士ノートを託した。その晩、丛容がノートを読む。弁護士の心得などが書いてある。翌日からの弁護士事務所での仕事が楽しみになった。一方の温少卿はキスの余韻に浸ってひとりニヤニヤしていた。
丛容の新しい生活が始まる。温少卿の車で法律事務所まで送ってもらう。自分の机が用意されている。上官易に呼ばれて部屋へ行く。「おめでとう。今後正式免許申請までは10件の案件をこなさなければならない。早速だが出張の準備をして」「いつ出発でしょうか?」「1時間後だ」
上官易は飛行機の機内でも仕事をする。時々苦しそうな表情で胃のあたりに手をやる。胃薬を飲んでいるようだが、調子が悪いようだ。
第12集 第14集第14集
丛容は仕事が終わり、ホテルへ。温少卿にメッセージを送るがなかなか返信がない。やっと来たかと思えば「疲れた。休む。君も早く休め」と素っ気ない。丛容は機嫌を損ねた。部屋の呼び鈴が鳴る。「もう、なによ!」とプンプンしながらドアを開けると温少卿が立ってる。ふたりは街に繰り出し、夜更しして楽しんだ。温少卿は早朝には飛行機で帰った。
丛容もその日のうちに上官易とともに深圳に到着、タクシーでまっすぐ温少卿の元へ。ドアが開くなり抱きついて甘えるが、家にいたのは温少卿だけではなかった。みんなに見られていた。
遅れて钟祯が到着。钟祯は温少卿に女朋友がいることは感づいていたが、それが表姐の丛容だとはまだ知らなかった。この集まりの席で丛容に「温少卿のカノジョが来るんだから、その席(温少卿の隣)を空けなきゃ」ここで皆から、そのカノジョこそが丛容だと知らされてびっくりする。
温让の詩集本がネットでじわじわ売れてきた。周程程は詩集を店頭に並べる(周程程は詩集を読んだが哲学的な詩を理解できていない)。温让が食事を買いに出かけている間に、店で温让のDVDを見つけた。パソコンで再生してみると元カノ・江瑶(潘时七)とイチャイチャしている動画だった。温让が帰ってきて見てしまった。そして怒って店を出ていった。周程程は急いで店を閉めて尾行した。しかし「隠れてないで出てこい」温让にはバレている。川沿いでふたり乾杯をする。「なぜ別れたの?」と元カノの話題。
第13集 第15集第15集
周程程が温让に抱きついたところを温少卿と丛容が見かける。帰り道、ふたりが交際に発展するかどうかを賭けた。
丛容の法律事務所での仕事は順調である。残業ないとなると、病院に行った。しかし、温少卿は緊急手術となる。手術は一晩中かかった。手術室から出てきた温少卿と秦楚、お互いに手術の腕を褒め合うと「温少卿、あなたが好き。いえ、好きだった」温少卿の後ろ姿を見ながら、秦楚の目には薄っすら涙が浮かぶ。丛容は仮眠ベッドで寝ていた。目を覚ました丛容に「顔が腫れてる」歯科に連れていくと、ただ親知らずが炎症を起こしているだけだとわかった。
周程程が温让に上着をプレゼントしてきた。温让は上着と店を手伝ってくれたことへのお礼としてお金の入った封筒を渡した。まだ動画を見たことを怒っているかのようだ。
温少卿の家に帰ったふたり、温少卿が丛容の口の中の様子をみる。钟祯と周程程がたまたま一緒に温少卿の玄関前まで来ると、中から「疼~、不行了、疼~」艶めかしい声が聞こえてくる。入るに入れず玄関前でしゃがみ込んでいると、ドアが開いた。温少卿だ。「何してる?」
周程程だけが家の中にお邪魔した。温让のことを相談する。温少卿は祖父の住所のメモを彼女に渡した。
丛容は翌日、食事もせずにオフィスで仕事をした。上官易が隣にきて仕事の話をするのだが、その様子を许弁護士(张源源)が写真を撮り、SNSに流した。温少卿は下で丛容を待っているが、残業だから先に帰るようにと電話する。だが温少卿は残って待っていた。深夜、温少卿が目を離した隙に丛容は上官易と共に会社を後にした。
第16集
いつの間にか丛容がいなくなっていたことに温少卿は気づいた。車を走らせてマンションに着くと丛容と会った。ふたりは散歩して話をした。温少卿には丛容の話には常に「上官易」の名前が出てくるのが不満(嫉妬)だった。丛容は帰宅してからも仕事をし、翌朝には上官易に資料を提出した。その出来に上官易は満足するのだった。
周程程は温少卿と温让の祖母を訪ねた。手土産を渡し、話をすると、一緒に市場へ行くことになった。祖母はご機嫌になり、温少卿に「周程程は良い娘だわ」と電話するほどだった。
温让は店の販売記録を確認していると、「WJ」という人物が気になった。登録された住所を訪ねると、WJは不在だったが「温让宛のものを預かっている」と手紙を渡された。手紙を読んで元カノの江瑶だろうと考えた。最後に「12月31日に会いましょう」と締め括られていた。その時、温少卿から電話で祖母が温让と周程程の仲を取り持とうとしていることを伝えられる。そして「もし彼女のことが嫌いなら、そう伝えなきゃいけない」とも言われた。その晩、周程程が書店に手作り弁当を届けに来たので、「もう、恋はしない」という気持ちを明かし、「今後、店には来ないでくれ」と言った。周程程の目から涙が溢れた。
丛容と温少卿が買い物デートをしている先で周程程に会った「失恋したわ」と。自宅で話を聞くと、まだ温让に対して未練がある。温少卿が温让に電話をし、無理やり約束をとりつけた。
迎えた31日、丛容は弁護士事務所前でひとりの女性・小张と出会う。持っていた書類でネットローンの被害者だと知る。最近ネットローンの被害女性の自殺が増えている。丛容は小张の力になりたいと思った。その日、本来なら外出先から直帰するはずが、小张から助けを求める電話があり、女性を弁護士事務所に連れて戻った。上官易にこの件に携わりたいと申し出たものの、利益にならない・他の案件で忙しい、など理由を付けられて断られた。丛容はネットニュースからネットローン被害の状況について調べ始めた。
第15集感想など
第14集にて補足、ドラマの舞台は深圳、出張先は上海。結構距離があり、急ぐなら飛行機での移動が必須です。私は2008年から2009年に掛けて中国出張が頻繁にあり、中国国内線もよく乗りました。印象は「よく遅れる」ということ。定刻での出発など皆無で、1時間遅れは良い方、2時間遅れが普通でした。一度成都から上海経由で日本に帰国する際、やはり遅れが酷かったために上海で乗り継ぎの手続きができず、浦东ー虹桥間を移動する羽目に。無料のシャトルバスがあったとは言え、渋滞もあって1時間くらいかかったでしょうか。ドラマのようにトラブルなくすんなり乗れることはあまりないのでは?と思います。
中国人はSNSで文字のメッセージより音声メッセージを送ることがよくあります。度々されるのですが、画面を開いた瞬間に何のメッセージかわからないことや、状況によってはその場でメッセージを再生できないので、すぐにわからないこともあります。中国人は音声メッセージを「便利だ」と思うようです。私は「不便だ」と思います。皆さんは如何でしょうか?
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中国ドラマ『我的小确幸』My Little Happiness 第23集~第28集(終)