中国ドラマ『99分女朋友』My Girl 第13集～第18集 99%のカノジョ

第13集（纹身贴，给生活加点料）：タトゥー、生活が調子に乗る

沈千山シェン・チェンシャンが孟茴モン・フイを食事に招く。5000万元の小切手を渡した。手切れ金だ。「それをどうするか、よ～く考えることだ」

帰宅した孟茴モン・フイは沈亿シェン・イーに小切手を見せる。「これ、どうする？」沈亿シェン・イーは微笑んだ。そう、受け取らず全額寄付した。沈千山シェン・チェンシャンは親友の王总からの電話でそれを知る。また、沈千山シェン・チェンシャンの妻の姚雪岚ヤオ・シュエランも微博を見て知る。これ以降、姚雪岚ヤオ・シュエランが沈亿シェン・イーと孟茴モン・フイの味方につく。

ある朝、沈亿シェン・イーが目を覚ますと、孟茴モン・フイが化粧をしている。聞くと顔の疵のために毎朝2時間掛けて化粧をしているという。沈亿シェン・イーは「家にいる時は化粧をせず、スッピンでいい」と言って出勤した。

沈亿シェン・イーはある女性の履歴書を目にした。名は夏妍シャー・ヤン。顔に疵がある。学歴に第三小学校の記載。面接官は「学はないし、言動は悪いし、最近の若者は・・・」ぼやいていると、沈亿シェン・イーは「追加の面接をする」と言い出した。そして面接を行った結果、周囲の大反対を押し切って採用した。沈亿は帰宅すると孟茴に「しばらく会社には来なくていい」と言った。

夏妍シャー・ヤンの勤務態度は最悪だ。同僚らの反感は増すばかり。苦情にも夏妍シャー・ヤンは意に介さず。沈亿シェン・イーが来て「なぜ人事部に行かなかったのか？」と訊かれると「行く途中で尖ったものがあって・・・」ということでオフィスから先の尖ったものが一斉に排除されることになる。蒋姜ジャン・ジャンは小疤シャオバ（夏妍シャー・ヤンのこと）のことを愚痴りに週末阿桃アタオのところに行った。

姚雪岚ヤオ・シュエランが孟茴モン・フイを食事に誘った。沈亿と沈千山の仲を戻す為に共闘しましょう、という話だ。「ストレス障害（多重人格）があるわよね？」

沈亿シェン・イーは姚雪岚ヤオ・シュエランから電話で「孟茴モン・フイがストレス障害を起こした」と聞かされて、走った。

@白日梦想家「纹身贴有时候是点晴之笔，有时候是狗皮膏药」

第14集（祛痘or防晒，二选一）：ニキビか日焼け止めか、二者択一

沈亿シェン・イーが駆けつけると、孟茴モン・フイは阿桃と一緒だった（格好は第2人格の時のもの）。孟茴モン・フイが「弟よ、家に帰りましょう」「弟？！俺が？！」驚きながらも孟茴モン・フイの病気を気遣って歩調を合わせる。「ママが食事ができたって」と言って沈亿シェン・イーを引っ張って沈亿シェン・イーの実家の方へ行く。孟茴モン・フイが「パパ、ただいま！」これには沈千山シェン・チェンシャンもたまげた。「誰がパパだ？」孟茴モン・フイが沈亿シェン・イーの頭を引っ叩くものだから沈亿シェン・イーも「パパ、ただいま」と言わざるを得ない。沈千山シェン・チェンシャンが思わず「今なんと？」目をパチクリする。

4人で食事をする。「沈亿シェン・イー、仕事は順調か？」と話しはじめると、姚雪岚ヤオ・シュエランと孟茴モン・フイが咳払いして止めに入る。沈亿シェン・イーが「じゃあ、家に帰ろうか」と言うと孟茴モン・フイが「ここが家じゃない」と。実家に泊まることになった。

沈千山シェン・チェンシャンが姚雪岚ヤオ・シュエランとふたり切りになるとグチった。しかし姚雪岚ヤオ・シュエランが「一生子供がいないかと思った。けど子供がいるとこんな感じなのね」と感傷的になる。沈千山シェン・チェンシャンは閉口する。

姚雪岚ヤオ・シュエランは孟茴モン・フイを連れて買い物に繰り出した。孟茴モン・フイは申し訳なく思うが姚雪岚ヤオ・シュエランは”娘”ができて楽しいのだ。孟茴モン・フイは「いつまでふりをするの？」と訊いても「いつまででも」と。

沈亿シェン・イーは隋岸スイ・アンと会った。「小学生時代に怪我を負わせた子を見つけたよ。会社に来たので採用した」隋岸スイ・アンは驚く。「そんなバカな。素性は調べたのか？」「確かに彼女だ」以前これに関係して、沈亿シェン・イーに手紙を渡していたが、沈亿シェン・イーは開けていない。と、夏妍シャー・ヤンから「すぐ来て」と電話が入る。沈亿シェン・イーが駆けつけると「虫がいるの」社員たちも呆れ顔。ついに小美が「会社辞めます」と言い出した。そこで沈亿シェン・イーは社員たちに子供の頃に彼女の顔を傷つけたのは自分で、自分に全ての責任があると謝った。小美はやむを得ず引いた。その際に沈亿シェン・イーは違和感を覚える「知っていたのか？」社長室の外にいた许总シュー社長からの指示で夏妍シャー・ヤンはめまいのふりをして倒れるしか術がなかった。

夏妍シャー・ヤンはそのまま入院する。沈亿シェン・イーが付き添っていて夏妍シャー・ヤンは嬉しくて甘える。ところが付き添いが蒋姜ジャン・ジャンと阿桃アタオに代わると態度が一変する。阿桃アタオがカルテを見て「これは重篤な症状ね」蒋姜ジャン・ジャンも調子に乗って「あの検査もこの検査もしないとね」「お金、足りる？」すると夏妍シャー・ヤンはかばんを持って帰った。

沈亿シェン・イーは帰宅して、孟茴モン・フイとふたりきりになる。孟茴モン・フイの様子がいつもの孟茴モン・フイなので試しに抱き寄せてキスをしてみた。孟茴モン・フイもそれに応じるので、沈亿シェン・イーは「俺たち姉弟じゃ？」バレた。沈亿シェン・イーは騙されていたことにショックを受けて家を出ていった。

孟茴モン・フイは沈亿シェン・イーと連絡を取ろうとしていたところ、许星瑶シュー・シンヤンから電話を受けた。内容は、沈亿シェン・イーは幼少期に少女に怪我を負わせた。それが孟茴モン・フイだと信じ込んで一緒にいた。でも本当の少女が現れた、というもの。孟茴モン・フイはそれを確かめるべくオフィスへ行った。そして遂に夏妍シャー・ヤンの存在を知ってしまうのだった。

孟茴モン・フイは電話に出ない沈亿シェン・イーを探したが、そこで見たのは夏妍シャー・ヤンと一緒にいる沈亿シェン・イーだった。

孟茴モン・フイの多重人格が発動する。今度は沈亿シェン・イーの妹、演技ではなく。そして隋岸スイ・アンが彼氏だった。その場にいた一同が驚きの声をあげた。

@白日梦想家「含水杨酸的抗痘产品很好，带氧化锌的防晒也很好，但是他的成分不相容，放在一起有，搓泥」

第15集（泪水，是天然的眼妆）：涙、それは天然のアイメイク

一同の内訳は沈亿シェン・イー・隋岸スイ・アン・魏蕾ウェイ・レイ・阿桃アタオ・蒋姜ジャン・ジャン・姚雪岚ヤオ・シュエランの6名。阿桃アタオがホワイトボードに現状の人物相関図をまとめる。沈亿シェン・イーが苛立っているが、その沈亿シェン・イーに非難が集中する。散会し、隋岸スイ・アンは車で沈亿シェン・イーを送っていく。沈亿シェン・イーは隋岸スイ・アンが孟茴モン・フイに好意を寄せているのでは？と訝っている。

隋岸スイ・アンは小学生時代の名札を持っている。「曾珏ツェン・ジュエ」と書かれている曾珏ツェン・ジュエとは沈亿シェン・イーのことだった。沈亿シェン・イーが少女に怪我を負わせた時の原因となった苛めの4人組の1人が隋岸スイ・アンだった。隋岸スイ・アンは沈亿シェン・イーがあの時の曾珏ツェン・ジュエであることに気づいていて罪悪感をずっと持っていた。隋岸スイ・アンは孟茴モン・フイの母親・安玉聲アン・ユーシェンを訪ね、写真を見て孟茴モン・フイがあの時の少女だとわかった。

沈亿シェン・イーは隋岸スイ・アンに怒っていた。「絶縁状を書く！」そして隋岸スイ・アンの物を捨てようとするが、蒋姜ジャン・ジャンからの指摘で沈亿シェン・イーの持ち物の大半が隋岸スイ・アンからの物だった。全部捨てるとなると裸で出かけなくてはならない。仕方なくそのまま孟茴モン・フイを迎えに行く。隋岸スイ・アンは既に孟茴モン・フイの元にいた。隋岸スイ・アンはあくまでも彼氏を演じている。孟茴モン・フイと遊園地デートに行くと沈亿シェン・イーも同行してくる。

LS社にて。许星瑶シュー・シンヤンが夏妍シャー・ヤンを呼び出した。夏妍シャー・ヤンは许星瑶シュー・シンヤンの大事な仕事を台無しにした。许星瑶シュー・シンヤンは夏妍シャー・ヤンを利用してこの会社の社長になろうと企んでいた。本来なら二人の関係からして社内では接するのを控えていたが、许星瑶シュー・シンヤンの逆鱗に触れた。沈亿シェン・イーが部屋に入ってきた。许星瑶シュー・シンヤンは夏妍シャー・ヤンに「この仕事よろしく」と取り繕ったが、沈亿シェン・イーが「夏妍シャー・ヤンは休め。星瑶シンヤン、この仕事は代わりに頼む」と部屋を出ていった。夏妍シャー・ヤンは勝ち誇った笑顔になる。「社長のものになるのは誰かしら？」

沈亿シェン・イーが夏妍シャー・ヤンを連れて実家に来た。両親に紹介する。沈千山シェン・チェンシャンは犬の散歩に行ってしまい、姚雪岚ヤオ・シュエランは孟茴モン・フイのために演技する。夏妍シャー・ヤンは姚雪岚ヤオ・シュエランの翡翠の指輪を借りて指にはめた。姚雪岚ヤオ・シュエランは孟茴モン・フイの前では平然とするが内心怒っている。食事の時間になり食卓を囲む。夏妍シャー・ヤンが顔の疵について触れると沈千山シェン・チェンシャンは席を外した。すぐに孟茴モン・フイが追いかけて話しかける。沈千山シェン・チェンシャンは孟茴モン・フイの性格の良さを感じた。沈千山シェン・チェンシャンは部下に電話し、小疤シャオバ（夏妍シャー・ヤンのこと）を調査するように指示した。

その後、酒場に集まった6人（主演6人）。孟茴モン・フイがひとりになった時に若い男に絡まれた。沈亿シェン・イーが電話を終えて戻ると助けに入る。男は沈亿シェン・イーに金がないだろうと思い、酒の入った棚を壊して「こいつがやった」と駆けつけた店員に話した。沈亿シェン・イーは毅然と「俺が弁償する」と。野次馬から拍手が湧き起こった。

@白日梦想家「再复杂的眼妆，也不及你看向我的坚定目光」

第16集（眉毛两衣，共同承受风而）：眉毛をまとい、一緒に風を受ける

酒に酔った孟茴モン・フイを沈亿シェン・イーが連れて帰る。孟茴モン・フイは「兄妹だから好きになっちゃいけない」という。沈亿シェン・イーは「血が繋がっていないからいいんだ」

帰宅してベッドにて。沈亿シェン・イーが「キスしていいか？」に孟茴モン・フイはかぶりを振るもキスして寝た。翌朝、孟茴モン・フイが起きてくると沈亿シェン・イーが「目が覚めたか？昨晩のこと、覚えてる？」孟茴モン・フイが頷く。沈亿シェン・イーは孟茴モン・フイが多重人格から覚めたと思い、あれこれ質問してみる。最後に「じゃ、俺のことは？」と訊いたら「お兄ちゃん」と。元に戻ってなかった。しかし、キッチンでふたりはキスを重ねる。

孟茴モン・フイはLS社に行った。社員たちから「孟总モン社長、孟总モン社長」と慕われる。そこへ夏妍シャー・ヤン現る。孟茴モン・フイは翡翠の指輪を見て「それは特別な指輪、返してあげて」と言うがこれを拒否していると、今度は沈千山シェン・チェンシャンが部下一人を従えてLS社のオフィスに登場。やはり翡翠の指輪に言及。部下に「この指輪と似たものを彼女に用意しろ。最高級の物で」と。夏妍シャー・ヤンは感激したが、それも束の間「その指輪は特別なもの。あなたには着けられない、決して。外せ」そして外した指輪を孟茴モン・フイに「君に差し上げよう」

部下の調べによれば夏妍シャー・ヤンは偽物だった。沈千山シェン・チェンシャンは部下に「孟茴モン・フイについて再調査しろ」

孟茴モン・フイの誕生日パーティーを沈千山シェン・チェンシャンの家で盛大に行うことになった。友人はもとよりLS社の社員らも招待される。沈千山シェン・チェンシャンと沈亿シェン・イーは完全に和解した。

誕生日パーティーにて沈亿シェン・イー、沈千山シェン・チェンシャンからプレゼントがある。しかしふたりは全く同じネックレス。「パパ、お兄ちゃん、ありがとう」社員たちは兄妹を演じる孟茴モン・フイに「どういう趣向？」と首を傾げる。機嫌の悪い夏妍シャー・ヤンは沈亿シェン・イーと話すと「君は俺が怪我をさせた人ではない。性格が真逆だ」ますます機嫌が悪くなり、プールサイドにいた孟茴モン・フイに体をぶつけてプールに落とす。これに腹を立てた魏蕾ウェイ・レイが夏妍シャー・ヤンをプールに蹴落とした。

幸い浅いプールなので命に別条はない。孟茴モン・フイの化粧が落ち、顔の疵が顕になった、一方で夏妍シャー・ヤンの顔の疵は薄くなった。魏蕾ウェイ・レイが「防水ではないようね」と嫌味を言う。夏妍シャー・ヤンはハッとして顔に手を当てるが時既に遅し。

ベッドで眠っていた孟茴モン・フイは元の人格に戻った。ここ数日の記憶が蘇ってくる。孟茴モン・フイは沈千山シェン・チェンシャンにお詫びとお礼の挨拶をした。そして沈亿シェン・イーと付き合っていて良いか尋ねた。「君は良い娘だ。我が家の家族でいてほしい。しかし付き合うのは望まない」それを聞いて孟茴モン・フイは大雨の降る中、沈家を出ていった。それを知った姚雪岚ヤオ・シュエランは激怒した。また沈亿シェン・イーも怒ったが、沈千山シェン・チェンシャンは1冊のファイルを渡した。それは孟茴モン・フイの調査資料、それによると沈亿シェン・イーが怪我を負わせた少女は孟茴モン・フイだった。沈千山シェン・チェンシャンは言う「孟茴モン・フイは傷つけた子だ。いつお前を恨むかわからない。治療費、生活費は負う。しかし金輪際付き合いは認めん」沈亿シェン・イーは孟茴モン・フイを追って外へ飛び出した。バス停でずぶ濡れの孟茴モン・フイを見つけた。

孟茴モン・フイは生い立ちを話した。「この怪我をしてから両親は喧嘩が絶えなかった。そして離婚した。だから喧嘩のない家庭が憧れだった。ストレス障害はその怪我の頃から発症した」等々。「孟茴モン・フイ、もし怪我を負わせた本人が現れたら、許せるか？」かぶりを振った。「なぜ？」「憎んでいるから」沈亿シェン・イーは体を震わせた。「怪我が人生を変えた。とても疲れた。もうずっと昔のこと。もし彼が現れても許すかな、あなたがいるから」ふたりは涙を流した。

ふたりの近くに沈千山シェン・チェンシャンの車が止まる。部下が傘を持ってきて、黙って沈亿シェン・イーに手渡して帰った。沈千山シェン・チェンシャンは車の中からふたりを見守っていた。

@白日梦想家「眉毛雨衣让我们时刻准备好迎接生活中的每一场暴风雨，但对爱情来说，有时那个为你挡风遮雨的人，本身就是风雨」

第17集（气垫，八倍速恋爱）：エアベッド、8倍速の恋愛

小疤シャオバ（夏妍シャー・ヤン）が会社を辞めた。オフィスは喜びに満ち溢れる。そして集まって噂話を始める。

沈亿シェン・イーは孟茴モン・フイの幼少期の写真を持っていた。隋岸スイ・アンから渡された封筒に入っていた。隋岸スイ・アンは孟茴モン・フイの母親に会って、曾珏ツェン・ジュエ（沈亿シェン・イー）が怪我を負わせたのが孟茴モン・フイで間違いないことを確認していた。沈亿シェン・イーは孟茴モン・フイに許してもらえないだろうことを悩んでいた。「小疤シャオバが現れた時になぜ言ってくれなかったのか？」それは隋岸スイ・アンが沈亿シェン・イーの孟茴モン・フイに対する気持ちを確かめていたからだ。沈亿シェン・イーは孟茴モン・フイにメッセージを送った。「曾珏ツェン・ジュエが見つかったよ」そして孟茴モン・フイを呼び寄せた。「曾珏ツェン・ジュエは悪い奴じゃないと言い訳をしたが、孟茴モン・フイは「もういい！」と沈亿シェン・イーの言葉を遮る。隋岸スイ・アンは自分が曾珏ツェン・ジュエであると怪我のことを詫びた。沈亿シェン・イーの親友の隋岸スイ・アンが曾珏ツェン・ジュエでは孟茴モン・フイも表面上許したように言わざるを得ない。孟茴モン・フイは苦しくて次第に目に涙が浮かんでくる。

隋岸スイ・アンの事務所で沈亿シェン・イーは今後の話をしていた。隋岸スイ・アンが「俺が曾珏ツェン・ジュエということでいいじゃないか」と覚悟を決めてている。沈亿シェン・イーはそれでいいのかと葛藤している。すると、孟茴モン・フイから話を聞いた魏蕾ウェイ・レイが飛び込んできて激しい抗議を始めた。

後日、沈亿シェン・イーは孟茴モン・フイと共に孟茴モン・フイの母親・安玉聲アン・ユーシェンに会いに車を走らせた。沈亿シェン・イーは緊張している。安玉聲アン・ユーシェンに会うと沈亿シェン・イーに「千山グループの方？（孟茴モン・フイと）付き合って長いの？」と訊いてくる。「付き合っていません！」孟茴モン・フイは思わず「沈亿シェン・イー！」しかし沈亿シェン・イーは「結婚するつもりです」安玉聲アン・ユーシェンと孟茴モン・フイは満足げに微笑んだ。

そのままふたりは沈千山シェン・チェンシャンに会いに行った。実家に姚雪岚ヤオ・シュエランの姿はなかった。ホテルに泊まったまま帰らない。孟茴モン・フイが置物に興味を持って触れていると沈千山シェン・チェンシャンが「気に入ったかい？」と声を掛けた。「好きです」と答えると部下に孟茴モン・フイに持ち帰ってもらうために包ませた。孟茴モン・フイが断ると沈千山シェン・チェンシャンが「この意味がわからないかね？」と意味ありげな表情で話す。「それって、私達のお付き合いを認めていただけるの？」沈千山シェン・チェンシャンは頷いた。

姚雪岚ヤオ・シュエランはこっそり帰ってきていた。クローゼットを開けると白色以外のカラフルな色の服がいっぱい入っていた。第16集で沈千山シェン・チェンシャンが孟茴モン・フイとの交際を認めないとした時に、姚雪岚ヤオ・シュエランが激怒した際、どさくさに「白は好きじゃないけど、あなたが好きだから着ていたんじゃないの！」と言ったことに対しての沈千山シェン・チェンシャンのお詫びだ。姚雪岚ヤオ・シュエランは感動した。

沈亿シェン・イーは许星瑶シュー・シンヤンに話があると連れ出した。「星瑶シンヤン、君に千山グループを紹介したい」许星瑶シュー・シンヤンは驚いた「私に辞めろって言うの？」「俺には恋人がいる」「私があなたのことを好きなのを知ってたの？ええ、そうよ。ずっと好きだったわよ。あなたのために必死で働いたわよ。孟茴モン・フイと付き合っているのは顔の疵のせいでしょ？それは本当の愛じゃないわ！」涙を流して訴えるが、沈亿シェン・イーは「会社を辞めるのが最善の道だ」と非情の通告をした。

話は変わって阿桃アタオと蒋姜ジャン・ジャン。蒋姜ジャン・ジャンを酒場に誘った。「私に隠し事してない？私には思い至ることがあるわ」というと、蒋姜ジャン・ジャンは「僕は君が好きだと思う！」大きな声で言ったものだから、他の客から「うわー、ロマンチックね」と声が上がる。ぽかんとしている阿桃アタオを見て「あれ、君の質問ってこういうことじゃなかった？」

孟茴モン・フイが帰宅すると、部屋が少々模様替えされていた。そして寝室では二段ベッドがなくなってダブルベッドになっていた。沈亿シェン・イーは「見せたいものがある。目を閉じて」と孟茴モン・フイを外に連れ出した。孟茴モン・フイが目を開けると、ライトアップされたベランダだった。「ロマンチック！」そして花火が上がる。沈亿シェン・イーは改めて孟茴モン・フイにプロポーズした。孟茴モン・フイも喜んで応じた。

孟茴モン・フイが魏蕾ウェイ・レイに「私、結婚するわ」とメッセージを送ると、魏蕾ウェイ・レイは「先を越される」と隋岸スイ・アンに電話を入れる。週末のデートの約束をした。

@白日梦想家「如果基础没有打好，所有的补救都是粉饰太平」

第18集（脱妝，迟来的真相）：化粧くずれ、遅きに失した事実

沈亿シェン・イーと孟茴モン・フイがチュッチュチュッチュ、一方で蒋姜ジャン・ジャンと阿桃アタオもチュッチュチュッチュ。（キスシーンが好きな人には第18集の冒頭はオススメかもしれません）

沈亿シェン・イーは孟茴モン・フイを連れて役所へ。婚姻届を出しに行く。

魏蕾ウェイ・レイと隋岸スイ・アンは約束したデート、雷雨に遭って近くのホテルに飛び込む。部屋は1つしか空いていない。そこに入る。隋岸スイ・アンがシャワーを浴びている間に魏蕾ウェイ・レイは孟茴モン・フイに電話を掛けていたがバッテリーが切れたので、隋岸スイ・アンに暗証番号を聞いてスマートフォンを借りた。すると沈亿シェン・イーからのメッセージを目にしてしまう。そこには「決めた。俺が曾珏ツェン・ジュエであることは一生言わない」と。浴室から戻った隋岸スイ・アンに対して「嘘つき！」と罵倒を始めた。

週が開けて沈亿シェン・イーと孟茴モン・フイは揃ってLS社に行き、社員たちに結婚の報告をした。社長室に魏蕾ウェイ・レイが飛び込んできて、沈亿シェン・イーに食って掛かるが、ふたりが既に結婚したと知るなり、「曾珏ツェン・ジュエ」の事実について追及するのをやめた。沈亿シェン・イーに「良心は痛まないの？」と訊いた。沈亿シェン・イーは「俺ひとりが苦しめばいい。もし彼女が事実を知ってしまうと、彼女を苦しめることになる」孟茴モン・フイのために魏蕾ウェイ・レイはこの秘密を守ろうと考えた。

沈亿シェン・イーと孟茴モン・フイは「初夜」を迎えた。キスはしていたものの、一線を超えてはいなかった。ふたりとも緊張している。

翌朝、沈亿シェン・イーの出勤を見届けた孟茴モン・フイは部屋を片付ける。クローゼットを開けると、そこには小学生の頃に曾珏ツェン・ジュエにあげたはずの学生鞄（ランドセル風）があった。”きっと隋岸スイ・アンが沈亿シェン・イーに渡したものに違いない”そう思って隋岸スイ・アンに電話して訊いてみたが、隋岸スイ・アンは「学生鞄って何？」知らなかった。孟茴モン・フイは沈亿シェン・イーの物を調べた。沈亿シェン・イーの旧名（＝曾用名）が曾珏ツェン・ジュエだと確認できた。

沈亿シェン・イーは隋岸スイ・アンから電話を受けた「確かに学生鞄と言ったのか？」沈亿シェン・イーが動揺する。帰宅してクローゼットを確認したが、学生鞄はない。その晩、孟茴モン・フイが寝たのを確認すると、ゴミ捨て場で鞄を探した。見つかった。その様子を孟茴モン・フイは見ていた・・・

@白日梦想家「注定斑驳的妆容，定妆也于是无补」