中国ドラマ『你是我的城池营垒』You Are My Hero第17集～第22集

第17集

落石により刑克垒シン・クーレイ（白敬亭バイ・ジンティン）は倒れた。米佧ミ・カ（ 马思纯サンドラ・マー 1988/03/14
主な出演作：『七月与安生ソウルメイト/七月と安生』にて台湾金馬獎・主演女優賞他、『左耳』や『岁月无声』にても賞を受賞。『将军在上花と将軍～Oh My General～』『你是我的城池营垒キミだけのヒーローになりたい』『第一炉香』など多数 ）が懸命に助けようとしたが、「体力を使うな。傍に座れ」そして愛の告白をして刑克垒シン・クーレイは意識を失った。酸素ボンベの圧力は0を示した。米佧ミ・カは刑克垒シン・クーレイに寄り添う。

刑克垒シン・クーレイはベッドで意識を回復した。助かったのだ。束文波シュー・ウェンボー（陈昊チェン・ハオ）ら隊員がいる。米佧ミ・カも無事だった。そして隊員を追い出して米佧ミ・カとふたりになると、改めて告白をする。米佧ミ・カの返事もOKをだ。刑克垒シン・クーレイは熊のマスコットを出した。それは米佧ミ・カが2年前の事件の際に助けてくれたお礼に、名も知らぬ隊員に贈ったもの。「どうして早く言ってくれなかったの？」涙を流して抱きついた。

邵宇寒シャオ・ユーハン（王阳ワン・ヤン）や米佧ミ・カらは一足先に被災地をあとにした。

病院勤務に戻った米佧ミ・カに朗報が入った。ある日、贺フー主任が救急外科に来て米佧ミ・カに神経外科への異動を通達した。災害現場での功績を踏まえてのこと。

そして特殊部隊も帰ってきた。

第18集

米佧ミ・カと刑克垒シン・クーレイが一緒に夕食を食べる。米佧ミ・カが恐る恐る「いつから私のことを好きになったの？」「初めて会った時からだよ」米佧ミ・カは疑問を感じた「じゃあ、何で訓練では私に厳しかったの？」「厳格にしただけだ」と。

刑克垒シン・クーレイの部隊も通常の訓練に戻った。卓文靖ジュオ・ウェンジン（罗昱焜ルオ・ユークン）もまだ怪我が癒えてはいないとはいえ、訓練には参加している。拳銃を組み立てて撃つ、訓練では手を怪我している刑克垒シン・クーレイが若手の隊員より素早くこなして驚かせる。よって若手にはより厳しく訓練をする。刑克垒シン・クーレイは上司より訓練内容の見直しを束文波シュー・ウェンボーとするように仰せつかった。上司は他の隊との交流も考えている。（以前、刑克垒シン・クーレイは射撃のコツを他の隊への教育用にビデオに撮影していたことがある）

阮青夏ルアン・チンシャ（姜珮瑶ジャン・ペイヤオ）は束文波シュー・ウェンボーとの仲が縮まっていなくて、時々ジムで汗を流して鬱憤を晴らす。ジムではよく陆风ルー・フォン（江鹏ジャン・ペン）と出会う。陆风ルー・フォンは阮青夏ルアン・チンシャが束文波シュー・ウェンボーを好きだとわかっていて積極的にアプローチしている。阮青夏ルアン・チンシャにはその気が全くない。

刑克垒シン・クーレイは米佧ミ・カとデートする。射的ゲームで店の主人も真っ青になるほどの腕前を披露し、ぬいぐるみゲット。陆风ルー・フォンからの指南で映画はホラーを選択するも、血を見慣れている米佧ミ・カには平気なのだ。

第19集

邢克瑶シン・クーヤオ（张瑶チャン・ヤオ）は邵宇寒シャオ・ユーハンの車に乗って昔の話をした。「歳を取ると昔話をするものね」邵宇寒シャオ・ユーハンは笑った。そして被災地活動中の非礼を詫びた。

刑克垒シン・クーレイは黒豹隊隊長の庄志文ジュアン・ジーウェン（威力斯ウィリス）を上司から紹介された。交流を持ち、共同で訓練を積むことによって技術を高め合おうという意図のようだ。早速黒豹隊と猛虎隊とで射撃を競う。若干、猛虎隊の方が能力が高いようで、庄志文ジュアン・ジーウェンは少々ご不満。

陈韬チェン・タオ（陈木易チェン・ムーイー）が许妍姗シュー・ヤンシャン（郭泱グォ・ヤン）をデートに誘った。「うん」との生返事に浮かれ気味の陈韬チェン・タオ。約束の時間になっても许妍姗シュー・ヤンシャンは現れない。病院に戻ってみると、まだ白衣を着ていて、邵宇寒シャオ・ユーハンを夕食に誘っているところだった。陈韬チェン・タオは折角買った花束をゴミ箱に捨てた。

邢克瑶シン・クーヤオは邵宇寒シャオ・ユーハンに新しく発売された動脈瘤用のバスキュラークリップは優秀だと話した。邢克瑶シン・クーヤオは仁心病院の外科部門に斯拝德SPIDER学院このコラボに参加することを検討していると話すと、邵宇寒シャオ・ユーハンは慎重に検討する必要があると返事した。

第20集

女優の陈霏霏チェン・フェイフェイ（演者不明）が「退院する！」とマネージャーと一悶着を起こした。退院してリハーサルに行きたいのだ。米佧ミ・カはカルテを見ながら、半ば脅し文句を使って陈霏霏チェン・フェイフェイを説得した結果、陈霏霏チェン・フェイフェイは落ち着いた。陈霏霏チェン・フェイフェイには星型細胞腫があり、手術が必要な身なのだ。

猛虎隊と黒豹隊が人質救出の実践訓練を行うことになった。模擬建造物の中で、犯人を撃てば加点、人質を撃てば減点。人質の顔写真が渡され、隊員は記憶する。時間が迫る中、人質まで辿り着いたが、黒い布を被ったふたり。

ひとりが犯人、ひとりが人質！

隊員は皆、どちらを撃ってよいかわからず怯ひるむが、刑克垒シン・クーレイは迷わず銃を撃つ。実は床に反射して見えた拳銃で犯人を特定した。これには庄志文ジュアン・ジーウェンも脱帽だった。

陈霏霏チェン・フェイフェイが仁心病院の庭にいると、ひとりの記者が彼女の写真を撮っていた。その記者を米佧ミ・カが捕えた。陈霏霏チェン・フェイフェイの目の前でカメラのデータを消去した。病室に戻って話をする。陈霏霏チェン・フェイフェイは癌が全身に転移していると知っていた。だが米佧ミ・カは神経を圧迫しそうな腫瘤は手術で取ると話した。

陈韬チェン・タオは许妍姗シュー・ヤンシャンを避けるようになった。

阮青夏ルアン・チンシャは米佧ミ・カと一緒にいて束文波シュー・ウェンボーからのメッセージが来るのを待つが、一向にメッセージは来ない。一方米佧ミ・カの方には刑克垒シン・クーレイからのメッセージが入る。刑克垒シン・クーレイは会える時間はわずかながらも会いに来た。コンビニで買い物して、イートインで徐々にふたりの顔が近づくが、そこに邢克瑶シン・クーヤオ現る。

第21集

コンビニから車に移動。話をしているとアラームが鳴る。刑克垒シン・クーレイが戻る時間になった。米佧ミ・カが車を降りようとした時、腕を掴んで引き寄せ、遂にキスに至る。米佧ミ・カは家に帰ると思い出してニンマリする。

仁心病院にて、米佧ミ・カは看護師から陈霏霏チェン・フェイフェイが手術に同意したことを報しらされる。陈霏霏チェン・フェイフェイは米佧ミ・カと笑顔で話すようになった。術前検査を行い、邵宇寒シャオ・ユーハンと手術について入念に打ち合わせを行う。

そして、陈霏霏チェン・フェイフェイの手術。執刀は邵宇寒シャオ・ユーハンが行い、米佧ミ・カが第1助手を担う。腫瘤の一部を取り出し、検査に回す。結果は「悪性」だった。更に腫瘤の除去を続けたが、体感誘発電位（？）が低下してきて危険な状態になりつつあったので、邵宇寒シャオ・ユーハンは断念し縫合を始めた。

米佧ミ・カが廊下で佇んでいる。邵宇寒シャオ・ユーハンが「陈霏霏チェン・フェイフェイが目を覚ました。この手紙を君にって。笑顔だったぞ」手紙には手術で腫瘍を取り切れなかっただろうこと、最後の戦いは尊厳ある死を迎えることと、米佧ミ・カに対する感謝が綴られていた。米佧ミ・カは刑克垒シン・クーレイのもとを訪れた。「どうした？」と言葉を掛けられたが、ただ黙って静かに刑克垒シン・クーレイに抱きついた。

刑克垒シン・クーレイには米佧ミ・カの状況がわかっていない。陆风ルー・フォンにまた恋の指南を求め、病院に迎えに行った。「何を食べたい？」とかいろいろ話しかけるが、米佧ミ・カは上の空。そして助手席で眠り込んだ。誕生日パーティーのためにに大きな部屋を予約した。そこへ邵宇寒シャオ・ユーハンも来ることを知る。何故なぜ邵宇寒シャオ・ユーハンが？それは邢克瑶シン・クーヤオと邵宇寒シャオ・ユーハンが以前付き合っていたからだ。刑克垒シン・クーレイは姉に恋人がいたことは知っていたが、その相手が邵宇寒シャオ・ユーハンだと知って顔をしかめた。

阮青夏ルアン・チンシャは束文波シュー・ウェンボーに週末の米佧ミ・カの誕生日パーティーへの誘いの約束をすると、週末に車で拾った。現地（リゾート地）には6人が集まった。

第22集

昼間、阮青夏ルアン・チンシャと束文波シュー・ウェンボーは山登りするなど、2人ずつで行動し、夕方から本格的にパーティーが始まった。

米佧ミ・カの発案により「真心话大冒险真実か挑戦」ゲームを行う。邢克瑶シン・クーヤオから本音を引き出そうとするも、はぐらかされた。束文波シュー・ウェンボーに「小夏（阮青夏ルアン・チンシャ）が好きか？」と問うと「冒険」を選ばれた。「では、最近の通話履歴の5番目の人に電話してあなたの秘密を話させなさい」その人物は陆风ルー・フォンだった。陆风ルー・フォンは阮青夏ルアン・チンシャが好きで追いかけてると話し始める。皆が動揺が走ったので、米佧ミ・カが通話を切った。

車に「HAPPY BIRTHDAY！」の装飾がある。刑克垒シン・クーレイなりのサプライズだった。一瞬は喜んだが、飲み物のダンボールが積んであるのを見て萎なえた。ムードが壊れた。邵宇寒シャオ・ユーハンと邢克瑶シン・クーヤオは初恋の話に。「初恋は君だった」邵宇寒シャオ・ユーハンが言う。邢克瑶シン・クーヤオはひとりになると、付き合っていた頃のことを思い出す。「君のお父さんは病気だ。君が実家に帰るのを俺は引き留められない」「どうして？『行かないで。そばにいて』って言ってくれないの？」邵宇寒シャオ・ユーハンも同じ過去を思い出していた。

沈黙を邢克瑶シン・クーヤオが破った「誕生日パーティーでしょ？ケーキは？」と言うと、刑克垒シン・クーレイが「忘れた」と言って再びまずい空気となる。パーティーはお開きとなる。米佧ミ・カは「プレゼントもないわ」と嘆く。刑克垒シン・クーレイから「食べ過ぎた。一緒に少し歩こう」と呼び出されて外に行くと、

刑克垒シン・クーレイはまだもうひとつサプライズを用意していた。

透明な球にはひとつずつメッセージが書かれた折り紙が入っている。これらを読んで米佧ミ・カは感激して刑克垒シン・クーレイに抱きついた。