中国ドラマ『人不彪悍枉少年』When We Were Young 第17集〜第20集 駆け抜けろ1996

第17集

家にやってきた李渔リー・ユーの母親。自分が暮らしていた頃とはいろいろ模様替えされている。ふと「先月再婚したの。中国人男性と。5歳の子供がいる」と告白を始める。李渔リー・ユーは激しく怒った、家に閉じ籠もっで誰も入れない。花彪ファー・ビャオが実力行使とばかりに壁をよじ登り始めた。窓を割って中に入る。と、李渔リー・ユーは泣いている。

翌朝も籠城は続く。しかし杨夕ヤン・シーは構うことなく勉強に打ち込んでいる。なので母親の機嫌がよい。李渔リー・ユーの父親は李渔リー・ユーの問題も片付かないうちから、割れた窓ガラスの替えを用意している。杨夕ヤン・シーは自分には関係ないとばかりに昼食を食べていた、と使徒二条と杨肖和美ヤンシャオ・フーメイがやってくる。杨夕ヤン・シーは実は学校をさぼっていた。母親は激怒。

杨肖和美ヤンシャオ・フーメイが帰り際に杨夕ヤン・シーの兄・杨朝ヤン・チャオに手編みのセーターを渡そうとする。「前にマフラーを忘れていかなかった？あれが見つからなくて彼女とけんかしたんだ」と言って杨肖和美ヤンシャオ・フーメイのセーターは受け取らないで去って行った。

夜になっても相変わらず食事をしない李渔リー・ユー、それに付き合う花彪ファー・ビャオ。李渔リー・ユーの家の電話がパソコン通信で使われているので、李渔リー・ユー宛ての電話まで杨夕ヤン・シーのところへ掛かってくる。杨夕ヤン・シーは花彪ファー・ビャオを使って李渔リー・ユーのパソコン通信のハンドルネームを聞き出し、杨肖和美ヤンシャオ・フーメイの家のパソコンを使ってやりとりしたが初日は不発に終わる。

籠城して3日目に入った。花彪ファー・ビャオが不在なので杨夕ヤン・シーがおばあちゃんの面倒をみる。夜になるとまた杨夕ヤン・シーの話す内容を杨肖和美ヤンシャオ・フーメイがパソコン通信で送るということを続けた。今度は花彪ファー・ビャオの両親の事故死のことを語ってみせた。

すると李渔リー・ユーの気持ちに変化が起こった。「明日から学校に行くよ」

第18集

学校にて。孔コン先生が3つの伝達事項があると言った。1つ目花彪ファー・ビャオが物理コンテストで1位になり表彰を受けた。2つめ黄澄澄ホァン・チェンチェンのバレエコンクールの結果が届いた。まだ見ていない。3つ目良いことは明日から3連休であること、悪いことはその後に模試があること。

杨夕ヤン・シーは試験勉強に入ったが、アパートのどこかからピアノを弾く音がうるさくて花彪ファー・ビャオの家に行った。他のメンツも揃った。

あっという間に休みも終わり、模試が始まる。難しかったようだ。

あっという間に模試も終わり、李渔リー・ユーは母親に会いに日本へ旅立った。孔コン先生いわく模試の結果は良くないらしい。学校に親を呼んで模試の結果を話すことになっている。杨肖和美ヤンシャオ・フーメイの母親は結果を受け渋い表情だ。杨肖和美ヤンシャオ・フーメイはお腹が痛くなる。司徒二条スト・アールティアオの父・司徒东风スト・ドンフォンもお冠だ。杨夕ヤン・シーの成績がこのところ向上していることは教員たちに評価されている。またこの模試が難しかったことも確かだが、それを差し引いても模試の結果は悪かった。大学のランクを下げることを考えなければならない・・・

花彪ファー・ビャオの家では荷物が大量に返送されてきた。花彪ファー・ビャオの知らない宛名ばかりだ。それもそのはず、既に他界した親戚や引っ越しした親戚などに宛てた荷物だったからだ。おばあちゃんの認知症は徐々に悪化している。花彪ファー・ビャオは病院におばあちゃんを連れて行った。結果はアルツハイマー病中期だった。

杨夕ヤン・シーは母親と口論になった。家を出て杨肖和美ヤンシャオ・フーメイのところに行くと杨肖和美ヤンシャオ・フーメイが泣いている。

帰国した李渔リー・ユーは機嫌がよかった。対照的に杨夕ヤン・シーは機嫌が悪い。「人生完全じゃない。一度失敗したからそれが何だ？」

黄澄澄ホァン・チェンチェンは1ヶ月前のバレエコンクールの際、演技直前に孔コン先生と電話して李渔リー・ユーの母親の再婚を知って動揺した。しかしもう演技の時間、李渔リー・ユーとの思い出を思い出して臨んだ。帰国後、すぐに杨夕ヤン・シーに会いに行った。幼馴染みの杨夕ヤン・シーと李渔リー・ユーが一緒に過ごした時間は誰より長い。黄澄澄ホァン・チェンチェンは杨夕ヤン・シーに幼馴染み以上の感情がないことを確認した。

黄澄澄ホァン・チェンチェンのバレエコンクールの結果は第1位だった。「卒業したら香港バレエ団に行く」。母親はバレエで第1位の成績を得たことより、模試の結果が悪かった方を気にしていたが、娘の意思を受け入れた。

第19集

杨朝ヤン・チャオが両親にニュースをもたらした。「電子工学で成績第１位であることにより、マサチューセッツ工科大学への留学を認める」というものだ。両親は大喜びしたのも束の間、今度は「発明品で事業を始める」と言い出したから、一転激怒する。

杨肖和美ヤンシャオ・フーメイは物理の答案の再提出も間違っていた。杨肖和美ヤンシャオ・フーメイは髪の毛を自ら切り落とした。

杨夕ヤン・シーの家で花彪ファー・ビャオ・李渔リー・ユーと勉強を始める。同席した杨夕ヤン・シーの母親の方が張り切っている。杨夕ヤン・シーはやる気なし。

勉強して臨んだ模試の結果が悪かったことが尾を引いている。

司徒二条スト・アールティアオの家では司徒东风スト・ドンフォンと親子喧嘩になった。司徒东风スト・ドンフォンの物を勝手に商売に流用していることが原因らしい。怒った司徒二条スト・アールティアオは母親に電話、親子喧嘩は頂点に達し、

バチン！この先、司徒家にも不幸が訪れる。

花彪ファー・ビャオはおばあちゃんの鍵を持って出かけていた。帰ってくると鍵がない～と騒いでいるおばあちゃん。アルツハイマー病を心配して鍵を持っていったのだが、その日のおばあちゃんの記憶はしっかりしていた。

杨夕ヤン・シーの母親は近所でピアノを弾く学生のことが気になっていた。音楽で成績優秀者には大学入試の点数に20点加算されるところに惹かれているらしい。杨夕ヤン・シーにも音楽を勧める。夜、杨夕ヤン・シーの両親と李渔リー・ユーの父、杨朝ヤン・チャオが揃って一枚の紙を見ていた。リストラのリスト、その名簿の中に杨夕ヤン・シーの母親の名前があった。杨朝ヤン・チャオは起業のカタログを折りたたむ。そこへ学校から電話、杨夕ヤン・シーが一日学校へ来なかったという連絡。李渔リー・ユーも加わり総出で捜しに行くと、司徒二条スト・アールティアオの家でカラオケをしていた。「もう面倒な家には帰らない！」とダダをこねる。母親も「好きにしなさい」その矛先は杨朝ヤン・チャオにも向かう。「マサチューセッツ工科大学に行かず起業したいならそうしなさい」と。あまりにも突き放した言い方に杨ヤン兄妹は考えを改める。

花彪ファー・ビャオの家ではおばあちゃんを寝かしつけた後、おばあちゃんの鍵を探し出し棚を開けた。すると大学の学費と生活費が貯め込んであった。呆然とする花彪ファー・ビャオ。

第20集

杨夕ヤン・シーは謝った、しかも母親の誕生日を祝おうとしたが、自室に入ってしまった。杨朝ヤン・チャオ宛の電話を杨夕ヤン・シーが取ってしまった。相手は起業仲間らしく、お金の話しをしている。なぜ急に起業を辞めるのかとも問い詰められる。バツが悪い杨夕ヤン・シー。

杨夕ヤン・シーは花彪ファー・ビャオの家に愚痴を言いに訪れた。一通り話しているうちに、李渔リー・ユーも訪れてきて花彪ファー・ビャオと杨夕ヤン・シーの姿を見る。何かあったとき、一番に話したい相手は自分ではなく、花彪ファー・ビャオなんだと悟る。

ある日、李渔リー・ユーが家に帰ると父親が待っていた。話は「リストラされた」花彪ファー・ビャオが窓ガラスを割って入った件のとき、工場からガラス板を持っていったのを同僚にチクられたのだ。たまたま訪れた花彪ファー・ビャオがその話を聞いてしまった。その時、杨夕ヤン・シーは鍵が見つからなくなって母親の会社に向かっていた。するとトイレ掃除をしている母親に会ってしまった。

ショックを受ける杨夕ヤン・シーを李渔リー・ユーと花彪ファー・ビャオが慰めようとするが、全然効果なし。

李渔リー・ユーの父親はひとり広州に再就職で行くことになった。親子離れ離れである。

飞车五人組は工場長に仕返しをしようと企む。ヒロインとして選んだのは、杨肖和美ヤンシャオ・フーメイ！

仕返しは成功。

杨夕ヤン・シーは自宅で母親と会うのが気まずい。勧められた音楽の勉強をし始めるが・・・