中国ドラマ『人不彪悍枉少年』When We Were Young 第13集〜第16集 駆け抜けろ1996

第13集

杨肖和美ヤンシャオ・フーメイに「新年快乐」と「生日快乐」のお手紙を書いた杨夕ヤン・シー、杨肖和美ヤンシャオ・フーメイに電話しようとすると、電話が繋がらない。不審に思って電話線を辿っていくと、兄・杨朝ヤン・チャオの棚の中にパソコンを発見した。

杨肖和美ヤンシャオ・フーメイは杨朝ヤン・チャオを呼び出した。家庭教師の頼み事をした。例によって杨肖和美ヤンシャオ・フーメイの母親が面接をする。合格だ。二人、川沿いを歩く。「そうだ、杨夕ヤン・シーから預かってたものがある」と手紙を渡した。今日が誕生日だと知った杨朝ヤン・チャオは「おめでとう」と言って妹から強奪したチョコレートをあげる。

英語教師が3年3組の出来の悪さにお冠である。なにかと汇英中学を引き合いに出すため、生徒たちは汇英中学にバスケの決闘をしに行く。それを止めに入った孔コン先生だが、李红白リー・ホンバイに会える口実ができて生徒に同行する。汇英中学に贔屓する孔コン先生のこともあり汇英中学に負けてがっかりする。

孔コン先生がバス停にいる（李红白リー・ホンバイを待っている）と十三太保に絡まれる。花彪ファー・ビャオが一旦場を収めたが十三太保のボス・王金水ワン・ジンシュイが李红白リー・ホンバイを見初めているという。花彪ファー・ビャオはボスから名刺を渡される。

学校では自主的に補講をしていた。終わると杨夕ヤン・シーは杨肖和美ヤンシャオ・フーメイと一緒に帰っていった。李渔リー・ユーも杨夕ヤン・シーと一緒に帰ろうとしていたが、黄澄澄ホァン・チェンチェンを送っていくことになる。杨夕ヤン・シーは杨肖和美ヤンシャオ・フーメイと別れた後、ひとりで帰宅するのだが、以前の変態おじさんの件が頭にあり、暗い道を進むのをためらいがち。偶然花彪ファー・ビャオと出会ってホッとする。

一方で黄澄澄ホァン・チェンチェンを送っていく李渔リー・ユーは以前借りがあったことと、黄澄澄ホァン・チェンチェンの家が遠いためで黄澄澄ホァン・チェンチェンに気があるわけではない。

花彪ファー・ビャオが家に帰ってもおばあちゃんがいない。捜しに行くと普段屋台を出しているところでトラブルになっていた。ショバ代を払えということらしい。ボスの王金水ワン・ジンシュイの元へ行くと証文があり、おばあちゃんのサインがあった。商売を続けるには三日以内に金を用意する必要がある。その様子をたまたま司徒二条スト・アールティアオが見てしまった・・・

第14集

司徒二条スト・アールティアオが金策に走った。まさか父親・司徒东风スト・ドンフォンの金に手を付けたか？

杨夕ヤン・シーが兄・杨朝ヤン・チャオに黙って、杨朝ヤン・チャオのパソコンでゲームしていたのが杨朝ヤン・チャオにバレた。それから宿題を李渔リー・ユーのものをカーボン紙でコピーしたことも孔コン先生にバレた（カーボン紙は普通にバレますよね、浅はか）。孔コン先生は杨夕ヤン・シーや花彪ファー・ビャオを捜した。花彪ファー・ビャオが学校を出ていくところを見かけて追いかけた。花彪ファー・ビャオ・司徒二条スト・アールティアオ・李渔リー・ユーの三人は王金水の元へ。三人は王金水ワン・ジンシュイに襲いかかっていたところに孔コン先生が入ってきた。孔コン先生の機転により王金水ワン・ジンシュイより証文やお金を取り戻して四人は逃げた。

司徒二条スト・アールティアオは親から金を盗んでいたことを叱られた。

杨夕ヤン・シーがまた密かにパソコンを触ろうと兄の棚を開けると、もぬけの殻。

そこで母にパソコンをおねだりするのだが、試験の成績次第。杨夕ヤン・シーは「歴史で97点、英語のリスニングでクラス5位以内」までは言うが、それ以上の約束が出てこない。

杨夕ヤン・シーは学校に英単語の本を忘れたと取りに戻った。しかし教室には鍵がかかっている？なので宿直を呼ぶ、と、扉が開いて杨夕ヤン・シーは教室に引きずり込まれた！

引きずり込んだのは花彪ファー・ビャオであった。彼は王金水ワン・ジンシュイと対峙した際に顔に怪我をしており、家に帰るとおばあちゃんに心配を掛けるから時間を潰していたのだった。結局花彪ファー・ビャオはおばあちゃんに司徒二条スト・アールティアオの家に泊まるという嘘の電話をして教室に泊まった。杨夕もまた嘘を吐いて教室に泊まった。

学校では化学の時間になった。司徒二条スト・アールティアオは遅刻。教師の言うことも上の空で聞いていたため、実験で誤った薬品を混ぜて怪我をし、気を失う。手術を行うが、司徒二条はRhマイナス（＝熊猫血）の血液、身近にその血液の人間がいなかった。司徒の母親は同じ血液なのだが、今は広州にいる。このまま手術を行うと頸部にガラス片が刺さっているために大出血するかもしれないということだ。しかし、その人物は現れた

ずっと声ばかりの出演だった司徒二条スト・アールティアオの母親登場！（役名・役者名共に不明）
事態を聞きつけて急ぎ飛行機で飛んできたのだ。手術は無事行われた。

花彪ファー・ビャオが「ちびまる子ちゃん」の髪飾りを買って杨夕ヤン・シーの元へ持っていくが・・・渡せない。

第15集

冬至になり、寒くなってきました。

パソコンをおねだりしていた杨夕ヤン・シー、父親が買いに行くのだが、買ってきたものはパソコンではなくおもちゃ。拗ねる。

学校では教師が集まり、司徒二条スト・アールティアオについて話し合いがなされていた。孔コン先生は「偉人でも若い頃には失敗もあります」と一応擁護してみるが、「彼は一晩中ゲームセンターで夜を明かした後で集中力に欠いていた」とか、他の科目でも不真面目で成績が悪いと炎上した。クラスに帰ると珍しく感情を顕にした。「これ以上庇いきれないかもしれないぞ！」

花彪ファー・ビャオの家に集まった五人、司徒二条スト・アールティアオのことについて話す。

帰り際、杨夕ヤン・シーが花彪ファー・ビャオに「今日は餃子だから食べに来ない？」と誘う。「ばあちゃんと一緒にいるから遠慮しとく」じゃあ、バイバイ、というところで杨夕ヤン・シーがつまづく。靴紐が解けていた。花彪ファー・ビャオは手を貸すことができなかった。手を差し伸べたのは李渔リー・ユーの方だった。

花彪ファー・ビャオは「一歩近づいては一歩遠のく」、そんな感じを抱いていた。

夕食時、杨夕ヤン・シーはおかずの餃子を持って出かける。母親は「どこに行くの？」と訝る。勿論、花彪ファー・ビャオの家だった。だが花彪ファー・ビャオはいない。おばあちゃんは杨夕ヤン・シーが誰だかわからない。そして花彪ファー・ビャオは学校に行ったという。杨夕ヤン・シーが学校へ行くと花彪ファー・ビャオが化学実験室で何やら実験をしていた。司徒二条スト・アールティアオが実験で怪我をしたのは司徒二条スト・アールティアオが間違えたことではないことを証明しようという思惑だ。そんなことはお構いなしに杨夕ヤン・シーはセーターの為の採寸を始める。と、二人の顔が最接近

キスには至らなかった。花彪ファー・ビャオは慌てて帰っていった。花彪ファー・ビャオは翌日、学年主任に司徒二条スト・アールティアオの潔白を話に行ったが、もう解決済みとあしらわれた。孔コン先生のせいだ。

孔コン先生と生徒たちの間に亀裂が入った。クラスでは漫画などの教科書以外の本をいっぱい持ってきていた。抜き打ちでそれらを洗い出す。李渔リー・ユーが持ってきていた漫画は現在日本で暮らす母親から貰ったものだ。李渔リー・ユーはそれは大事なものだというが、孔コン先生は持っていった。

この件で仲裁に入ったのは黄澄澄ホァン・チェンチェンであった。李渔リー・ユーの身の上を話し、漫画を返してもらう。

孔コン先生は教師を辞める決断をしていた。また、その教員室の様子杨夕ヤン・シーと花彪ファー・ビャオは見ていた。李渔リー・ユー・花彪ファー・ビャオ・杨夕ヤン・シーの三人は孔コン先生を捜した。孔コン先生は屋台で昼間っから酒を飲んでいた。

李渔リー・ユーが漫画の件を謝ると共にまた公開授業の準備をするように説得した。生徒たちは李渔リー・ユーと花彪ファー・ビャオを中心に真面目に勉強をした。そして公開授業の日が来た。

順調に終わった。最後に孔コン先生は生徒たちに漫画の件を謝った。

3年3組の公開授業は優秀で表彰された。生徒たちは孔コン先生を胴上げする。

第16集

杨夕ヤン・シーが突然、猛勉強を始めた。学校の自主的補講でも他の生徒に数学を教えるほどだ。

李渔リー・ユーの父親がパソコンを購入した。それを杨夕ヤン・シーに伝えようとするが、杨夕ヤン・シーは母親も呆れるほど勉強に夢中だ。李渔リー・ユーは早速母親とパソコン通信で連絡をとった。母親が帰国するとのことだ。

あっという間に期末試験が終わり、順位が張り出された。花彪ファー・ビャオは1位、杨夕ヤン・シーは250位だが30位アップ、司徒二条スト・アールティアオはブービーの557位、だが全く気落ちしていない。李渔リー・ユーは46位。ひとり浮かないのが杨肖和美ヤンシャオ・フーメイで412位、家庭教師を付けてこの順位は相当本人も痛いハズ。

李渔リー・ユーが教室へ戻ると黄澄澄ホァン・チェンチェンが泣いていた。英語の成績が悪かったという。李渔リー・ユーは黙って英単語集の本を貸した。杨夕ヤン・シーは職員室で孔先生に褒められていた。また他の教員も褒めた。

杨夕ヤン・シーは花彪ファー・ビャオに1位になったお祝いとしてローラースケートを贈った。花彪ファー・ビャオは以前贈ろうとした髪飾りを用意していたが、またも渡せない。

季節は春節（旧正月）休暇に入る。

李渔リー・ユーは母親と会うための服を決めかねていた。父親が結婚当時の自分のスーツを貸すが、合わない。お金を渡して「これで杨夕ヤン・シーと一緒に服を買ってきなさい」一方で杨夕ヤン・シーは花彪ファー・ビャオと司徒二条スト・アールティアオとローラースケートの約束をしていたが、李渔リー・ユーに付き合った。李渔リー・ユーにしてみると杨夕ヤン・シーが自分の為に一生懸命洋服選びをしてくれるのが嬉しくて仕方ない。洋服店を出ると、杨夕ヤン・シーはローラースケート場に向かったが、閉店するところだった。

杨朝ヤン・チャオは杨肖和美ヤンシャオ・フーメイのところへ行っていた。試験結果が悪かったが、全力で杨肖和美ヤンシャオ・フーメイを励ます。

李渔リー・ユーは母親に会いに行った。飞车五人組と李渔リー・ユーの母親とで会食だ。

ここで李渔リー・ユーと杨夕ヤン・シーの絆の深さを目の当たりにして花彪ファー・ビャオはひとり気が重い。

別の日、作文の宿題を一緒にやろうと杨夕ヤン・シーは花彪ファー・ビャオの家を訪れたが、花彪ファー・ビャオはベッドで背を向けたまま帰してしまう。ただ、李渔リー・ユーの母親との会食での写真を見て気が変わり、杨夕ヤン・シーを追いかけた。そして髪飾りのプレゼントをやっと贈った。杨夕ヤン・シーは大喜びであった。