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中国映画

中国映画『決戰食神』

投稿日:2017年12月4日 更新日:

このブログは2017年2月16日に他のサイトに投稿したものを加筆修正しています

基本情報

邦題:日本未公開
英題:Cook Up A Storm
監督:葉偉民(イップ・ワイマン)

主演:謝霆鋒(ニコラス・ツェ)と鄭容和(チョン・ヨンファ、韓国のロックバンドCNBLUEのリーダー)

はじめに

香港旅行1日目、謝霆鋒と鄭容和主演映画『決戰食神』を観ました。

尖沙咀のiSQUAREにてHK$95。
監督は香港人の葉偉民(イップ・ワイマン)ですし、 謝霆鋒も主演なので香港映画と思いきや、中国映画のようです。

2月10日公開初日に観に行きました。映画を観る直前では観客評価4.1(5段階評価)あったのですが、その後3.3まで低下しています。他人の評価はどうでもいいですね。簡単なあらすじと私の感想を。春節映画で大団円なのでネタバレしちゃってます!

オススメ度

予告編

簡単なあらすじ

子供の頃から父親(黃秋生、アンソニー・ウォン)に料理の手ほどきを受けていた高天賜(謝霆鋒)は料理屋「七记」(店の看板が簡体字表記なのでその通りにした)で腕を振るっていた。店は行列ができる人気店だ。
一方、ヨーロッパでは安保羅(鄭容和、役の上では中国人と韓国人のハーフ)がミシュラン三つ星レストランのシェフをしていた。オーナーが「君が今日からチーフだ」(みたいなことを言われていたと思う)に対し「中国で店を持つことにした、さよなら」と言ってあっさり去ってしまう。
ある日、中国に帰国した安保羅が市場で食材を探していた。そこに高天賜がやってきて魚を買って行こうとする。安保羅は「俺が先に来たのにおかしいじゃないか」と因縁をつけ睨み合いになる出来事が起こる。しばらくして「七记」の向かいにレストラン「摘星名厨」が開業する。華々しいオープニングで盛り上げる。「七记」の店の面々や関係者はいきり立ち一触即発の雰囲気の中、高天賜が帰ってくる。再び睨み合う高天賜と安保羅、一匹の魚が用意され料理のテクニック合戦へ。先ず安保羅が魚を開いて小骨を猛スピードで取っていく。どうだと言わんばかりに安保羅から魚を受け取る高天賜、魚を素早く綺麗にさばいていく。
二人が見事な腕を魅せてその場を収める。
安保羅は高天賜にレストランの招待状を渡す。渋々訪問する高天賜、出されたのは目玉焼き?!と思いきや黄身に仕立てたのはマンゴー(白身は忘れた)のスイーツ、高天賜は怒ったのかなんなのか厨房へ乗り込む。ここで安保羅が日本の高級和牛肉を出し「どう料理する?」と挑戦してくる。その場にあった調理器具と調味料などで即席に調理して高天賜は帰る。安保羅は出来上がった料理を口にし、満足した表情を浮かべる。
かくしてこの二人がマカオで行われる料理の世界大会に向けての中国代表決定戦「大厨有請」の番組に参加することになった。
(いわば「料理の鉄人」ですな)
「大厨有請」では安保羅がフランス料理を、高天賜が鳥の皮に具材を詰め込んで何かの葉っぱに包み塩で覆って蒸し上げるという料理を振る舞った。4人の採点者が評価する。結果は安保羅が9点、9点、9点、10点の37点。対して高天賜の得点は10点、10点ときて「おや?高天賜が勝つのか?」と思いきやそれから9点、8点の37点。同点となった場合は最後に審査委員長が判定を下す。お互い味は申し分なし、盛り付けなど総合的に判断して安保羅の勝ち、となった。のだが…
後日、TV局(と思われる)の「大厨有請」の看板の前で安保羅が酒を呑んで酔っ払っていた。そこへ高天賜が通りかかる。安保羅が言うには看板に写っている「食神」が尊敬する人なのだそうだ。高天賜が「あれ俺のオヤジ」「ウソ?マジ?」みたいな話になり、安保羅が高天賜に「君は世界大会に出るべきだ」と言って(たと思う)、二人がタッグを組んで世界大会に出場することになる。
世界大会は中国2組、日本、インド、フランスの5組での対決。この辺のくだりはあっさりしていて安保羅・高天賜組が優勝する。
優勝した組は「食神」との対決が用意されている。安保羅は「君が出るべきだ」と、ここでも一歩引いた対応で高天賜が対戦に参加する。
二人の対決では「食神」が日本庭園のような飴細工(?)を、高天賜が麺料理を作る。出来上がった料理は審査員が食べるのが決まりだが、高天賜は麺料理を「食神」に渡す。「食神」は麺をすすって「いい出来だ」と褒め称える。
実は最初の方で子供時代の回想シーンがあり、オヤジに手ほどきを受ける高天賜であったが、「おまえには才能がない」と突き放されて育っていたのだ。それからオヤジは家を出て行ったらしい。「食神」(オヤジ)との対決で褒めてもらえただけで高天賜は会場を後にする。結果発表のシーンはない。
春節映画なので最後は大団円。皆で春節を祝って誰も不幸になることがないお話。

感想ほか

恐らく普通話で撮られた映画で広東語音声が当てられている。鄭容和は中国語・英語・フランス語・韓国語を操る役で明らかに吹き替え。甘いマスクの二枚目なのに顔に似合わず低くて野太い声だった。他に声優はいなかったんかい!と文句を言いたかった。
物語の前半は調理シーンをダイナミックに魅せる演出で、中華鍋やまな板の上で料理が踊って旨そうと見える。後半は一転して対決がメインとなり、前半のようなダイナミックさはちょっと影を潜める。対決シーンも前半のような演出を続けてほしかったな。
料理を見て愉しむ映画です。ここのあらすじもホント大雑把ですし、是非映画を観てください。オススメ度はどのくらいかと言うと「普通」です。ま、春節映画ですから。

料理対決番組「大厨有請」の審査員に蔡瀾(チャイ・ラン)さんが本人役で出ていたように思います。もしかして他の審査員も各国の著名人が本人役で登場?ちょっとよくわかりませんでした。蔡瀾さんも十数年前か二十年以上前に東京国際映画祭か東京国際ファンタスティック映画祭で見たっきりですし、だいぶ老けた感じでしたので、もしかしたら勘違いかもしれません。

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