AndroidにてビデオエンハンサーProを利用しておりましたが、使用できなくなりました。同機能をMacrodroidにて代用してみました。
ビデオエンハンサーとは、輝度をアップするものです。ここでは動画アプリを起動したときにのみ輝度を100%とし、動画アプリを終了した時に元の輝度に戻します。
小米のスマートフォンMi11 Lite 5Gでは動作しませんでした。
ビデオエンハンサーProも有料アプリでしたが、Macrodroidで同様に動作するのであれば不要でした。勉強になりました。
- STEP1変数を作成する
変数の作成
Macrodroid起動時の画面より、「変数」を選択します。そして「+」をタップして「輝度」(任意の名前)を作成します。
変数タイプは「整数」としてください。
動画開始時のマクロ作成
- STEP2トリガーを作成する
Macrodroid起動時の画面より、「マクロを追加」をタップします。「アプリを起動/終了」を選択します。
「アプリを選択(複数可)」より、スマートフォンにインストールされている動画アプリにチェックを入れていきます。
- STEP3アクションを作成する1-現在の輝度を変数に代入する
アクションは2つ作成します。まずは現在の輝度を変数に代入しておかなければなりません。
最初に作成した変数・輝度に「任意の式」から「現在の画面の明るさ」を選択します。
- STEP3アクションを作成する2-輝度を設定する
2つ目のアクションを作成します。
「画面の明るさ」を選択し、スライダ値にて動画アプリ起動時の明るさを設定します。
- STEP4動画開始マクロ完成
動画終了時のマクロ作成
- STEP5トリガーを作成する
動画アプリ起動時と同じ作業です。
- STEP6アクションを作成する
アクションでは変数・輝度に代入されていた値を呼び戻します。
「変数を設定」をタップします。
「スライダ値」がプルダウンメニューになっていますので、変数・輝度を選択します。
- STEP7動画終了マクロ完成
- ここまで
うまく動作しない時
よくやってしまいがちなのが、動画開始時のアプリ選択と動画終了時のアプリ選択が一致していない場合です。開始時はあるのに終了時になかったりしますと、輝度が100%のままになったりします。
変数がローカル変数になっている場合。上記手順ではグローバル変数になっているかと思われますが、ローカル変数ですとそのマクロでしか効きません。複数のマクロで共通して使用するためにはグローバル変数である必要があります。
アクションの画面の明るさ設定にて「Android9+」モードや「固定値で強制」などにチェックを入れてみると動作するかもしれません。
小米のスマートフォンMi11 Lite 5Gでは動作しませんでした。