中国ドラマ『橙红年代』Age of Legends 第40集～第43集

第40集「胡蓉追思黄振武」（胡蓉、黄振武を追悼する）

胡蓉フー・ロンに出生の事実が伝えられた。黄振武ホアン・ジェンウが父親であること、これまで文房具、ぬいぐるみなどのプレゼント。これらはすべて黄振武ホアン・ジェンウからのもので胡跃进フー・ユエジン局長からのものではなかったこと。などなど。（涙なしに見ていられません）

警察署に行き、韩进ハン・ジンとも話す「あなたは黄振武ホアン・ジェンウが私の父だとしっていたの？」「知っていた。打ち明けることは許されていなかった」そして桑帛サン・ボーが黄振武ホアン・ジェンウを殺した犯人だと告げた。

「地地道道」に行き刘子光リウ・ズグアンを呼び出し、出生の秘密を打ち明け、悲しみを共有した。

その晩、胡蓉フー・ロンは父に手紙を書いた。決して届かない手紙を。

翌日、署内で黄振武ホアン・ジェンウの追悼式が行われた。刘子光リウ・ズグアンも顔を出した。そして黄振武ホアン・ジェンウの写真を見るやM国でのことがフラッシュバックしてきた。記憶が一部戻った。刘子光リウ・ズグアンはその記憶にショックを受けた。記憶の確認のために聂万峰ニエ・ワンフォンを訪れた。「俺たちは以前からの知り合いなのか？俺は殺人者なのか？」「そうだ」と聂万峰ニエ・ワンフォンは空白の8年間のことをポツポツと話し始めた。

第41集「刘子光被疑是毒枭」（刘子光、麻薬組織頭領の疑いを掛けられる）

刘子光リウ・ズグアンの記憶が曖昧なのをいいことに聂万峰ニエ・ワンフォンは第1集、第2集でのできごとを捻じ曲げて（聂万峰ニエ・ワンフォンと刘子光リウ・ズグアンを入れ替えて）話している。「お前は麻薬を売り、考尔比カービーに代わって人殺しをもした。そして考尔比カービーの手下に彼を殺させ、武装麻薬組織のボスになった。さらに人を殺した。逃げる時、仲間がお前を呼んだ、桑帛サン・ボー、と」

刘子光リウ・ズグアンは街中をふらふらと歩いていた。胡蓉フー・ロンが言っていたこと、聂万峰ニエ・ワンフォンが言っていたことを頭の中で反芻していた。

韩进ハン・ジンのもとにM国の警察から電話があり、防犯カメラ映像を送ったと。そこには3人の人物が映っていて、そのうちのひとりが犯人であろうと。そこに映っていたのは刘子光リウ・ズグアンらしき人物。死んだ托尼トニーも刘子光リウ・ズグアンを見て「桑帛サン・ボー」と叫んだことからも刘子光リウ・ズグアンは以前から托尼トニーと知り合いであり、刘子光リウ・ズグアン＝桑帛サン・ボーの可能性が高い。

郭大爷グォ・ダーイェの家に帰ってきた刘子光リウ・ズグアンは荒れていた。心配する郭大爷グォ・ダーイェに「俺は人殺しだ。胡蓉フー・ロンの実の爸爸を殺した。バンバンって」

韩进ハン・ジンは「確かに刘子光リウ・ズグアンかもしれない。しかし我々の前に現れた刘子光リウ・ズグアンは好青年です。胡蓉フー・ロンを助け、金碧辉煌の件でも警察に協力的でした。これが同一人物とは思えないです」腕組みして考える胡フー局長と宋局長。こうして刘子光リウ・ズグアンを重要参考人として聴取し、真実を明らかにしようと考えた。

胡蓉フー・ロンが郭大爷グォ・ダーイェの家に到着したときには刘子光リウ・ズグアンは酔いつぶれていた。「どうしたの？」「彼は人を殺したって言うんだ、君の父をね」そこへ韩进ハン・ジンが入ってきた。「刘子光リウ・ズグアンを署に連れて行く。重大な案件だ」「どういうこと？」「郭大爷グォ・ダーイェを見ていてくれ」郭大爷グォ・ダーイェは倒れた。郭大爷グォ・ダーイェのことは贝小帅ベイ・シャオシュアイらに任せて胡蓉フー・ロンは警察署に戻った。そこで宋局長からM国の防犯カメラ映像を見せられ、連行した経緯を説明した。胡蓉フー・ロンは涙が止まらない。

韩进ハン・ジンの取り調べに対し、「俺は人殺しだ。胡蓉フー・ロンの父親を殺した。俺は桑帛サン・ボーだ！聂万峰ニエ・ワンフォンが見ていた。そう言ってた」

第42集「胡蓉申请调查刘子光」（胡蓉、刘子光の調査を申し出る）

韩进ハン・ジンは「刘子光リウ・ズグアンは精神状態が良くない。聂万峰ニエ・ワンフォンを訪問してみたい」宋局長「そこが突破口だろうな」早速聂万峰ニエ・ワンフォンの邸宅へ行く。「最近刘子光リウ・ズグアンが訪ねてきませんでしたか？」「昨日来た。過去のことを話した」と刘子光リウ・ズグアンにもした辻褄が合うような作り話を韩进ハン・ジンにした。「何故今頃になって話すのですか？」「言えましたか？息子の命の恩人だ。しかも兄弟だ！」聂万峰ニエ・ワンフォンは家庭の事情も話した。妻は出産後、先天性の心臓病で亡くなった。彼女は身寄りがなかったので、全財産を引き継いだ。

署に戻った韩进ハン・ジンは部下の小赵に「聂万峰ニエ・ワンフォンの話をどう思った？何だか完璧すぎる。まるであらかじめ用意されていたようだ。M国の警察に連絡して聂万峰ニエ・ワンフォンの妻とその家族、それから虎哥についても調べてみてくれ」

差し入れに来た胡蓉フー・ロンの母の食事に手をつけずに胡蓉フー・ロンは「捜査本部に戻って刘子光リウ・ズグアンの捜査をさせて」胡フー局長は「お前が精神状態をコントロールできるなら構わない」そのまま取調室に戻ると、刘子光リウ・ズグアンが暴れていた。胡蓉フー・ロンが入っていった「あなたは私の父を殺していないわよね？」「殺した」「私はどうやってあなたを救えばいいの？私の父を殺していないと言って、桑帛サン・ボーでないと言って。憎い、憎いわ。指輪は返すわ」と泣き崩れた。

捜査会議が行われた。今までの経緯をなぞったものだ。そして韩进ハン・ジンは刘子光リウ・ズグアンを送ってきた。李建国リ・ジェングォや贝小帅ベイ・シャオシュアイらに状況を報告した。

第43集「聂万峰起杀心」（聂万峰に殺意が起こる）

刘子光リウ・ズグアンの精神状態が良くないこと、物証がないことから家に帰したのだ。

胡フー局長は胡蓉フー・ロンに「刘子光リウ・ズグアンは麻薬の販売に関与していたかもしれない。お前の父を殺したかもしれない。しかし、彼が江北に帰ってきてからというもの、お前を守り、金碧辉煌の件で協力的だった。彼は好青年だ。何があっても私はお前の傍にいる」

刘子光リウ・ズグアンは荒れ狂っていた。たまらず贝小帅ベイ・シャオシュアイが胡蓉フー・ロンに電話して呼ぶも刘子光リウ・ズグアンの気は変だ。

小赵がM国からの報告資料を持ってきた。聂万峰ニエ・ワンフォンのM国での経歴は自身が話したとおりだ。「監視カメラ映像は？」「壊れていたそうです」「妙だな。彼は刘子光リウ・ズグアンが黄振武ホアン・ジェンウを殺したのを見たと言った。何故彼が映っている映像がないのだ？」それから虎哥について「侯四海ホウ・スーハイが殺された日に現場近くに出現しています」

警察は聂万峰ニエ・ワンフォンと虎哥をマークし始めた。そして虎哥がそれに気づいた。

李建国リ・ジェングォはこの膠着状態を打開して刘子光リウ・ズグアンの無実を証明すべくM国に行って調べてくることにした。幸い阿瑟アスがM国を知っているので同行して道案内させることにした。

M国にやってきた李建国リ・ジェングォと阿瑟アス、黄振武ホアン・ジェンウの居酒屋にやってくる。阿瑟アスは黄振武ホアン・ジェンウが殺される前に江北に帰されたので、まだその事実を知らない。どうして店が閉鎖されているのかわかっていない。

李建国リ・ジェングォから送られてきた動画を贝小帅ベイ・シャオシュアイと卓力ジュオ・リーが二人でこっそり見ていたが、胡蓉フー・ロンに見つかった。「何してるの？」