『Z風暴』『S風暴』『L風暴』『P風暴』に続くシリーズ第5作目にして完結編。
オススメ度
香港映画『Z風暴』
香港映画『S風暴』
香港映画『L風暴』
香港映画『P風暴』
基本情報
邦題:(日本未公開)
中国大陸題:反贪风暴5:最终章
英題:G Storm
監督:林德祿
主演:
古天樂
、鄭嘉穎、張智霖、張繼聰、宣萱、黃宗澤、Rosyam Nor
予告編
あらすじ
海外で開催されたアジア太平洋反腐敗会議に出席した:廉政公署 の陸志廉( 古天樂 )は、偶然にもシンジケートのリーダー、KING(Rosyam Nor)が率いる国際奴隷売買シンジケートのターゲットである東南アジアの女性最高裁長官・龐愛瑪 (宣萱)の命を救う。
同時に、陸志廉と程德明(鄭嘉穎)は入国管理局の職員とコンテナヤードが絡んだ贈収賄事件を調査している。作戦が始まると、武装した男たちの応戦により取り逃がした。調査の結果、コンテナヤードでの銃撃は爆弾テロの首謀者であるKINGと関係があり、龐愛瑪が近日中に香港で開催される国際会議に出席するとの情報が得られる。
廉政公署だけの事件ではなくなっており、警察と合同で捜査をすることになった。警察は直ちに部門を超えた対策本部を設置し、龐愛瑪の香港滞在中の生活を守るため、G4・劉保強(張智霖)を「VIP保護ユニット」に緊急配属した。
程德明(鄭嘉穎)は作戦遂行の際に異母兄弟である税関職員の程非熊(黃宗澤)の姿を見たように思った。そして調査対象者に程非熊の名があるのをみて程德明の様子がおかしくなったのを陸志廉は見逃さなかった。程非熊が、程德明から意図的に放逐され、職務停止になっているという情報を得る。陸志廉は程德明に程非熊に自主を勧めるように言った。
関係者が次々と死んでいく。交通事故、転落死等々。陸志廉もまた命を狙われる。『P風暴』以来、親しくなった王藍祿(張繼聰)に呼ばれてある建物に入った。それを追うようにエレベーターから爆弾を身にまとった女性がひとり降りてきた。王藍祿は危険を察知し、女性をエレベーターに押し戻すとドアを閉めた。女性は起爆スイッチを押したため、王藍祿は爆死した。劉保強が陸志廉を慰めるも、その日は泣き暮れた。
公演当日、龐愛瑪は自分とKINGの長年の違法行為について、死を恐れず公開演説で赤裸々に語る。龐愛瑪が不適切な演説を始めたために関係者が中止にさせると同時にKING率いる一味が乱入してきた。客席にはひとり席から動かない人物がいた。程非熊である。彼の体にも爆弾が仕組まれている。急ぎ爆弾処理班が呼ばれた。
劉保強は陸志廉たちの協力を得て、龐愛瑪を宇宙博物館に連れ込む。警察とICACは少人数かつ所有武器は拳銃。KINGらは機関銃だ。多勢に無勢、味方が凶弾を浴びていく。陸志廉は龐愛瑪を護るための行動に出たが…
感想など
シリーズでかつてないほどアクションシーン満載。冒頭もラストも銃撃戦が激しいです。その代わりに物語の深みが少々損なわれた感もあります。
あらすじには書きませんでしたが、全編通して登場の陸志廉( 古天樂 )の部下・譚美莉(夏嫣)の恋は陸志廉が殉職したために片想いのまま終わることに。譚美莉がずっと視線を投げかけていたことに陸志廉は気づいていたのでしょうか?
去年(2021年)の冬に香港でも新型コロナの流行に伴い、現在(2022年2月)も映画館が閉鎖されていて、新作が日の目を見ないままです。