中国ドラマ『橙红年代』Age of Legends 第33集～第39集

第33集「小飞欲戴罪立功」（小飞、罪滅ぼしに手柄を立てようとする）

小飞シャオフェイに呼ばれた楚菲菲チュ・フェイフェイ、「罪滅ぼしすればムショに入らなくていいんだな？」「私を信じて」するとトイレの貯水タンクから1台のスマートフォンを取り出す。梅洁メイ・ジェが取引に使った通信記録などがあるという。小飞シャオフェイの姉は韩进ハン・ジン队长が江北に連れて帰った。

楚菲菲チュ・フェイフェイの自宅に韩进ハン・ジンが業務連絡に来た。「丽萨リサという人物は既にT国を出国している。もしかすると金碧辉煌に到着しているかもしれない。丽萨リサの如何なる正面の写真もない。ただ、指紋の情報があるだけだ。金碧辉煌に出入りする怪しい人物を見逃すな」資料を渡して「この資料によれば3年前に丽萨リサは「天使」の売買をしている。従って梅洁メイ・ジェの上流にいる人物であろう。彼女と桑帛サン・ボーは密接な関係にあると見られる」

ある日黒いサングラスを掛けた缇娜ティナが金碧辉煌にやってきた。部屋は最上階のスイートルームだ。「自分のテリトリー以外で落ち着く場所は金碧辉煌だけ。信頼できる人物は梅洁メイ・ジェ、あなただけよ。今度の「天使」の取引は膨大な量よ。これは決して失敗できないわ」

スイートルームの人物が誰なのか知ろうと楚菲菲チュ・フェイフェイは小飞シャオフェイの部屋を訪れた。小飞シャオフェイはまたも禁断症状に苦しんでいた。そんな状態でも「最上階は特別だ。あそこに泊まる人物は知らない。特別な人物なのだろう」としかわからなかった。

聂万峰ニエ・ワンフォンのもとにも丽萨リサが金碧辉煌に入ったことが報告された。丽萨リサはかつて南米に潜り込み、コロンビア・メキシコで薬物を密売していた。さらには三角地帯（＝メコン河流域のタイ・ミャンマー・ラオスが接する地域。麻薬の一大産地）でも商売をしていたという。（聂万峰ニエ・ワンフォンは胡蓉フー・ロンと刘子光リウ・ズグアンが「潜入」していることも知っている。どこから情報が漏れているのか。聂万峰ニエ・ワンフォンの手下も「潜入」している可能性がありますね）

楚菲菲チュ・フェイフェイと刘子光リウ・ズグアンもスイートルームも容易ならざる人物が宿泊したことを感じていた。楚菲菲チュ・フェイフェイは恐らく彼女が丽萨リサであろうと。刘子光リウ・ズグアンもはやる気持ちを抑えられない「約束は守ってよ」と念を押される。

ある日、缇娜ティナが梅洁メイ・ジェと外出した。その隙に楚菲菲チュ・フェイフェイが清掃に入る。目的は指紋。清掃に紛れて口紅を一本かすめ取った。指紋を採取し、江北警察の同僚に渡った。しかしそんなに甘くない。外出時の部屋の様子は監視カメラによって記録されていた。楚菲菲が口紅を取ったところもバッチリ映っている。楚菲菲チュ・フェイフェイはスイートルームに呼ばれた。何故口紅を取ったのかを白状させるために拷問に掛けられた。今まで梅洁メイ・ジェの信頼を勝ち得てきた楚菲菲チュ・フェイフェイは梅洁メイ・ジェの「この娘の家庭は貧乏なの、それは調査済み。初犯だし赦してやって」という助け舟によって一旦、難を逃れた。しかし「じゃあ、父親も呼ぼうかしら」

小飞シャオフェイを派遣して楚菲菲チュ・フェイフェイの父親役・楚新民チュ・シンミンも呼ばれた。急ぎ韩进ハン・ジンに連絡して準備を整えた。小飞シャオフェイに連れられて楚新民チュ・シンミンもスイートルームに入ってきた。表向きは「あなたの借金の肩代わりをするので、債権者の名前と連絡先、それから金額を書いて頂戴」同じものを楚菲菲チュ・フェイフェイにも書かせる。果たして二人が書くことは一致するのか？

一致した。さらに追い討ちを掛けるようにそのうちのひとりを選んで「ここに電話を掛けて」梅洁メイ・ジェが「私が電話するわ」と電話を掛ける。だが、もちろん、どこに電話を掛けても韩进ハン・ジンに掛かるようになっている。楚新民チュ・シンミンと韩进ハン・ジンは借金取りの遣り取りを芝居する。

芝居は大成功であった。梅洁メイ・ジェも缇娜ティナも騙せた。そして採取した指紋は丽萨リサのものと一致した。本部より胡蓉フー・ロンに梅洁メイ・ジェと丽萨リサの動向を逐一報告するように指示が出た。

第34集「刘子光密会李建国」（刘子光、李建国と密会する）

永らく留置されていた卓力ジュオ・リーが釈放された。さらに李建国リ・ジェングォが新婚旅行から帰ってきた。刘子光リウ・ズグアンがいないことを不審に思った李建国リ・ジェングォは贝小帅ベイ・シャオシュアイから胡蓉フー・ロンと刘子光リウ・ズグアンが特殊任務に就いていることを聞くと自身も金碧辉煌に料理人として「潜入」しようと試みた。幸い金碧辉煌の料理長と李建国リ・ジェングォは古い知り合いのようであった。ただ、今は人手が足りている。

ちょうど料理長が梅洁メイ・ジェに呼ばれた。「ここの料理は良いのだけれど、私の大事な客人がちょっと脂っこいと言ってあまり好みじゃないの」「古い知り合いがやってきて働かせてくれないかと。彼は長年屋台のロースト肉屋をやってるんです」「いいわね、ホテルの中庭で屋台を催して頂戴」

屋台でロースト肉を試食した梅洁メイ・ジェは「美味しいわね」と気に入った様子。ボディーガードの刘子光リウ・ズグアンは李建国リ・ジェングォを睨みつける。去り際に「何しに来た？」「後で厨房で会おう」

厨房で二人話し合う。最初は「帰ってくれ、とても危険なんだ」と。しかし李建国リ・ジェングォが「俺の客はスイートルームの客なんだ」「何だって？スイートルームの客が誰だか知っているのか？」首を横に振る。ここに「潜入」に来た目的を話す。

刘子光リウ・ズグアンと李建国リ・ジェングォは韩进ハン・ジンと会う。当然のことながら韩进ハン・ジンは李建国リ・ジェングォの「潜入」には反対だ。しかし、楚蓉蓉がスイートルームに近づけなくなっている状況下、李建国リ・ジェングォがスイートルームに近づくチャンスがある。ここは刘子光リウ・ズグアンも李建国リ・ジェングォに協力を仰ぐべきだとの見解だ。ここでも韩进ハン・ジンは折れた。（下手すれば総崩れになりかねない素人潜入をよく許したものです）ここで刘子光リウ・ズグアンはある計画を韩进ハン・ジンに提案する。

翌日は雨であった。屋台のロースト肉を楽しむ缇娜ティナに梅洁メイ・ジェが「中に入らない？」と聞くも「雨の中っていうのも趣があるわ」とパラソルの下で楽しむ。そこへ梅洁メイ・ジェに仕事の電話。「ちょっと席を外すわ」ひとりになった缇娜ティナに物騒な男たちが絡んでくる。（これは昨日の提案事項）ボディーガードをしていた刘子光リウ・ズグアンが男たちをバッタバッタとなぎ倒して缇娜ティナを護った。

缇娜ティナは刘子光リウ・ズグアンに惚れた。そのままスイートルームに連れ込んで肉体関係を迫る。

刘子光リウ・ズグアン「俺には恋人がいる」「いようがいまいが関係ないわ」と迫るが辛うじて逃げた。

缇娜ティナは自分の24時間警護を刘子光リウ・ズグアンにするように梅洁メイ・ジェに依頼する。「すぐ手配するわ」

配管の間にて。楚菲菲チュ・フェイフェイの「で、その後は？」に「彼女とは本当に何もないって！」と、刘子光リウ・ズグアンに電話が入る。「梅洁メイ・ジェ、すぐ行きます！」

第35集「刘子光胡蓉假戏真做」（刘子光と胡蓉、迫真の演技）

梅洁メイ・ジェが呼び出したのは缇娜ティナの24時間警護と給料10％UPの通達であった。

卓力ジュオ・リーに恋が。相手は近所に住む温小雪だ。釈放されてから久しぶりに姿を見て密かに思いを寄せていた。彼女の前では喋りがどもってしまう。

さて、スイートルームでは梅洁メイ・ジェと缇娜ティナの二人。次週の月曜日に取引をすることになった。ホテル金碧辉煌は棚卸のため休業ということにする。そんな話をしているさなか、刘子光リウ・ズグアンが部屋に入ってきた。缇娜ティナは書いていたメモを急いで破る。そのゴミは梅洁メイ・ジェが預かった。刘子光リウ・ズグアンはそのメモに大事なことが書いてあるのでは、と推測した。24時間警護するにあたり、隣の部屋を刘子光リウ・ズグアンの部屋にした。

刘子光リウ・ズグアンが屋台に食べ物を調達しに行く。そこで李建国リ・ジェングォと「来週の月曜日に休業して棚卸だそうだ」「俺も聞いた」「胡散臭いな」

刘子光リウ・ズグアンが部屋に戻ると缇娜ティナはストレッチをしていた。肩もみした後、缇娜ティナはシャワーを浴びに行った。その隙にメモ用紙の上1枚を剥ぎ取った。ひとりになるとすぐさま白紙のメモ用紙から文字を浮かび上がらせる。しかし、浮かび上がった絵（翼）と文字（1000＝50）は意味不明。楚菲菲チュ・フェイフェイと密談しているところを他の警備員に見つかった。思わず逃げた。逃げた先には梅洁メイ・ジェがいた。「お二人さん、どういうことなの？」二人とも何も言えない。続けて「菲菲、手に何を持っているの？」大ピンチである。「出せません、破廉恥なので」「出しなさい！」楚菲菲チュ・フェイフェイが紙を出そうとした時、刘子光リウ・ズグアンが奪い取って食べた。梅洁メイ・ジェにはただの恋愛沙汰にしか見えなかったか、それとも疑いだしたか。お詫びとしてある部屋を二人にあてがった。このホテルは防犯カメラだらけである。どこにカメラが仕込まれているかわかったものではない。楚菲菲チュ・フェイフェイは「このまま演技を続けましょう」と囁いて、恋人を演じた。

部屋に戻った梅洁メイ・ジェは早速監視カメラの映像をチェック。画面には愛し合う二人の映像。ずっと見続ける。と、缇娜ティナが梅洁メイ・ジェに電話した。「わかった。すぐに彼を連れて行くわ」刘子光リウ・ズグアンを呼び出し、缇娜ティナのいるスイートルームに向かった。刘子光リウ・ズグアンと梅洁メイ・ジェが到着すると「出かけるわ」「こんな遅くに？」「刘小光、車を出しておいて」と刘子光を遠ざけた後、「托尼トニーが来たの」

缇娜ティナ、梅洁メイ・ジェ、刘子光リウ・ズグアンの三人はどこかのホテルに入る。托尼トニー「桑帛サン・ボーのせいで捕まるところだった。公海上の取引で桑帛サン・ボーは自ら国際警察に通報した。俺と桑帛サン・ボー以外は捕まった。国際警察は今、一網打尽にしようと追いかけてきている」そして次週月曜日の取引を明日に変更しようと持ちかけてきた。梅洁メイ・ジェと打ち合わせる「取引を明日にできない？」「もう既に次の月曜日に、と従業員には伝えてしまったので・・・。明日の午後なら可能かな」「では、明日の午後で」

状況はすぐさま刘子光リウ・ズグアンから胡蓉フー・ロン、そして韩进ハン・ジンへと伝達された。江南警察と連携をとって明日、行動できるように、と。

第36集「胡蓉潜入交易现场」（胡蓉、取引現場に潜入する）

韩进ハン・ジンを隊長とする捜査会議はたった5人。

翌朝、楚菲菲チュ・フェイフェイに梅洁メイ・ジェから電話「小飞シャオフェイの電話が繋がらないの。探して連れてきて」小飞シャオフェイの部屋に行ってみると、またも禁断症状に苦しむ小飞シャオフェイがシャワーで冷水を浴びていた。「体を壊すわ」「俺を信じてくれ」それなので梅洁メイ・ジェには「風邪を引いて寝ています。薬を飲ませたので、数日寝てる必要があると思います」と嘘を吐いた。そして、「あなた、車の運転は？」「はい、できます」ということである場所に楚菲菲チュ・フェイフェイが運転する車で行くことになった。捜査本部では楚菲菲チュ・フェイフェイのGPS情報を逐一探知している。

ある場所に到着した。現場には楚菲菲チュ・フェイフェイが行くことになった。何をすればいいのかは電話で梅洁メイ・ジェから指示が入るようになっている。現場の監視カメラ映像を韩进ハン・ジンらが見ている。目的の場所に到着すると、段ボール3箱に1000万米ドルがあった。これをスーツケースに移し替える。車に積み込んで金碧辉煌に戻る。

捜査本部では托尼トニーの素性もわかってきた。メモの1000＝50も1000万米ドルが50kgの「天使」ではないかと推測された。

缇娜ティナも托尼トニーの部屋に泊まった後に刘子光リウ・ズグアンを伴ってホテルを出発し金碧辉煌に来た。缇娜ティナと梅洁メイ・ジェの二人、侯四海ホウ・スーハイや桑帛サン・ボーのことなどを話題にする。

聂万峰ニエ・ワンフォンにも状況の報告が入った。托尼トニーが江南にいることも。

梅洁メイ・ジェは楚菲菲チュ・フェイフェイに指示を出した「ある旅行団が屋台のロースト肉に興味があるの。中庭でやるんだけど人手が足りないから、今抱えている仕事は置いておいてそっちを手伝って頂戴」

缇娜ティナも動き出した。刘子光リウ・ズグアンを同行させる。

托尼トニーらが観光客の一団を装って金碧辉煌に入ってきた。

江北・江南警察合同会議では、金碧辉煌周辺に警察官を配備したと韩进ハン・ジンが話す。

（さぁ、一網打尽にできるのか？！胡蓉フー・ロン、刘子光リウ・ズグアン、李建国リ・ジェングォが現場に集結している）

楚菲菲チュ・フェイフェイと刘子光リウ・ズグアンは「天使」は 缇娜ティナの部屋にあると推理した。刘子光リウ・ズグアンは密かに缇娜ティナの部屋の鍵を楚菲菲チュ・フェイフェイに渡す。楚菲菲チュ・フェイフェイが部屋を捜索、果たして、「天使」は見つかった！

第37集「小飞割腕自杀」（小飞、手首を切って自殺を図る）

見つかったはいいものの、どうする楚菲菲チュ・フェイフェイ？スマートフォンが使えないように妨害電波で遮断しているほか、室内の電話機も使えなくなっているのだ。小飞シャオフェイに現在取引が行われていることと外部への通信手段がないことを告げ、韩进ハン・ジンに連絡をする方法がないか訊く。小飞シャオフェイが「わかった」というので任せて、中庭に戻った。

小飞シャオフェイは金碧辉煌を出ようとすると、警備員に止められる。「俺を誰だと思っている？」「飞哥、梅洁メイ・ジェの言いつけで夕方6時までは誰も出すなと言われてるんです」やむなく引き返した。小飞シャオフェイは部屋に戻って考えた。

そして近くに清掃員がいるのを見て・・・

手首を切った。

報せを受けた梅洁メイ・ジェに「病院に連れていきなさい」と言われ、ようやく金碧辉煌を脱出に成功する。病院に搬送される車の中から韩进ハン・ジンのメッセージを送った。

その頃、托尼トニーらはホテルから退散しようとしていた。間に合うか、韩进ハン・ジン！

托尼トニーらが金碧辉煌を出発できないよう、刘子光リウ・ズグアンが一芝居打つ。しかし托尼トニーはサングラスを外した刘子光リウ・ズグアンの顔を覚えていた（第2集の船上で同席していた）。「お前、何故ここにいる？！」

連動して楚菲菲チュ・フェイフェイも動いた。缇娜ティナを捕まえようとする。缇娜ティナは「あなた何者？」「警察よ！」

（ここからしばらくは刘子光リウ・ズグアン対托尼トニー、胡蓉フー・ロン対缇娜ティナのアクションをご堪能ください。元軍人の李建国リ・ジェングォも頑張っています）

やっと警察が来て、一味は一網打尽にできた。重傷を負った胡蓉フー・ロンは救急車で搬送される。胡フー局長らも病院に到着した。刘子光リウ・ズグアンは「彼女を守れませんでした。すみません」「いや、君はよくやってくれた。礼を言う」

胡蓉フー・ロンの命は助かった。しかし托尼トニーは死んでしまって、手がかりを一つ失った。

久しぶりに舞台は「地地道道」。李纨リー・ワンがやってきた。贝小帅ベイ・シャオシュアイに「出国することになったの。至诚集団の海外業務展開のため。刘子光リウ・ズグアンと胡蓉フー・ロンには戻ってきたら伝えて」この二人は恋愛に発展しそうでせず、李纨リー・ワンの出番はここでおしまい。

江北警察署では梅洁メイ・ジェの取り調べが始まった。しかし、金碧辉煌の本当の社長は丽萨リサであり、梅洁メイ・ジェはただの隠れ蓑に過ぎなかった。桑帛サン・ボーのこともよく知らない。一方丽萨リサの取り調べの方は・・・黙秘。

第38集「卓力向温小雪表白」（卓力、温小雪に告白する）

黙秘する丽萨リサに対して「梅洁メイ・ジェはもうゲロってる。お前が吐こうが吐くまいがお前の罪は変わらないがな」と。取調室を出ていこうとする韩进ハン・ジンに「おしゃべりしましょ」と桑帛サン・ボーのことは丽萨リサも知らない、だが「托尼トニーと刘小光は知り合いだったみたいよ。サングラスが取れた時、「お前、なぜここにいる？」って言ってたからね」「どういう意味だ？」「どういう意味でしょ？」

温小白の自宅前で卓力ジュオ・リーが花束を持って待つ。思い切って告白した。結果は・・・

病院では胡蓉フー・ロンが目を覚ました。付き添っていた胡フー局長と刘子光リウ・ズグアンは喜ぶ。胡フー局長は江北に帰っていった。江北警察署に戻ると宋局長と韩进ハン・ジンから取調の結果を聞かされた。桑帛サン・ボーは江北にいること、桑帛サン・ボーは侯四海ホウ・スーハイの死に関係していること、そして托尼トニーと刘子光リウ・ズグアンは知り合いだったこと。

贝小帅ベイ・シャオシュアイは温小白に真意を聞きに行った。父親は借金を背負っている、母親は病気、卓力ジュオ・リーには好意をもっている、卓力ジュオ・リーに頼りたくなかった、とこうだった。贝小帅ベイ・シャオシュアイが提案する「「地地味道」で働かないか。商売繁盛で人手が足りないんだ」

胡フー局長と韩进ハン・ジンが胡蓉フー・ロンのお見舞いがてら、刘子光リウ・ズグアンに話を聞きにいく。取調と矛盾する内容はなかった。ただ、刘子光リウ・ズグアンは托尼トニーを覚えていない。夢の中で托尼トニーと格闘していたと話した。胡フー局長は「刘子光リウ・ズグアンの表情からするに嘘は言っていない」韩进ハン・ジン「同意です」「刘子光リウ・ズグアンの記憶を失った8年間、T国と関わっていないか調べる必要がある」

退院して捜査本部に戻れば、胡蓉フー・ロンにもこれが知られるわけで。

第39集「刘子光向胡蓉求婚」（刘子光、胡蓉にプロポーズ）

胡蓉フー・ロンの見舞いには小飞シャオフェイも姉を連れてやってきた。心から感謝の意を告げた。

T国に刘子光リウ・ズグアンの資料を渡して調査依頼をしていたが、托尼トニーの死後に片付けられた。刘子光リウ・ズグアンとの関係を示すものはなかったようだ。すなわちT国と刘子光リウ・ズグアンは無関係。韩进ハン・ジンに新たな任務が与えられた。

胡蓉フー・ロンは復帰して表彰された。「感謝したい人がいます。刘子光リウ・ズグアンです」と刘子光リウ・ズグアンが姿を現す。胡フー局長から改めて感謝の意を告げられ、自宅への食事に招いた。食事中、胡フー局長から「もし可能なら、失われた8年間の記憶を取り戻してほしい」「私もそう思います」

職場に行った胡蓉フー・ロン、同僚に「梅洁メイ・ジェと丽萨リサの調書は？」と訊くも「韩进ハン・ジンが持っていった」と。刘子光リウ・ズグアンからメッセージ「8時に「地地道道」で会おう」ウキウキで「地地道道」へ。そこでプロポーズ♡

喜びの裏側で悲しみも。M国警察から韩进ハン・ジンに電話があり、黄振武ホアン・ジェンウの遺骨が見つかったとのことであった。遺体には2つの弾痕があり、他殺であると。署内はお通夜のようになった。

聂万峰ニエ・ワンフォンにM国の万卡なる人物から電話が入った。「黄振武ホアン・ジェンウの遺体が警察に見つかった。警察は付近の防犯カメラも調べるようだが、その前に処分するから安心してくれ」その後で虎哥を呼んだ「チケットの手配をしてくれ」聂万峰ニエ・ワンフォンがM国でのことを虎哥に説明する。

（ここで新たな事実判明、というか胡フー局長と黄振武ホアン・ジェンウ、どちらが胡蓉フー・ロンの父親かよくわからない表現がかつてあったのですが、黄振武ホアン・ジェンウが実の父親だったのですね。黄振武ホアン・ジェンウが任務を終えて退官したら、胡蓉フー・ロンにもその事実を伝えるつもりだったそうです）
翌朝、胡フー局長は胡蓉フー・ロンにこのことを伝え始めた・・・