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香港映画『新喜劇之王』

投稿日:2019年3月22日 更新日:

はじめに

今年(2019年)の春節映画が早くも配信開始。腾讯视频のVIP会員ですが、本作はVIP会員でも追加で6元の支付が必要でした。

前作『喜劇之王』では主演を務めた周星馳(チャウ・シンチー)ですが、ここ数年はもう俳優業はやっておらず、今回も監督・脚本としての作品でした。

オススメ度

基本情報

邦題:日本未公開
英題:The New King of Comedy
監督:周星馳(チャウ・シンチー)、邱禮濤(ハーマン・ヤウ)
主演:王宝强(ワン・バオチャン)、鄂靖文(ウー・ジンウェン)(キャスト名のリンクをクリックすると微博のページに飛びます)

ハッシュタグ#周星驰新喜剧之王#についての微博はこちら

予告編

簡単なあらすじ

ほとんどあらすじらしいことはなく・・・

如夢(鄂靖文)は売れない女優。主演を夢見るが、ほとんど役名も無き脇役。

売れないなか、両親や恋人(张全蛋)に支えられて生活している。

物語の主な舞台は映画『白雪姫』の撮影所。白雪姫役は馬可(王宝强)が務める。

ドタバタ劇が繰り広げられる。

ある日、恋人が浮気をしていた。その時の言い訳の様子を如夢がオーディションで演じる。

一年後、とある映画賞の最優秀主演女優賞で如夢の名が呼ばれる。

感想ほか

夢は諦めないで追い続けなさい、というメッセージを伝えたいのだろうか?

周星馳映画では、普段はまず本筋とは関係ないところのギャグを繰り出し「ツカミはオッケー!」という感じで本筋に入るのですが、本作ではツカミどころかほぼほぼ笑えるシーンがありません。綺麗な女優さんを初めは不細工に演じさせることが得意ではありますが、本作では無名の女優さんを起用していました。主演女優どころか王宝强以外はほぼ無名ではないでしょうか?低予算で撮った映画ですか?

王宝强は早口で喋らせるとキンキン声でうるさいので嫌いです。本作ではあまりそういう面が出ていなかったのは良かった。彼のアクション映画は好きですので、台詞少なめでアクション映画に出てほしいです。

これで興行収入約62億元(約100億円)、市場がでかいだけで儲けていますが、本来なら爆死レベルの映画でしょう。

日本でも公開されるでしょう。周星馳ファンが大勢見に来るのでしょう。そこそこ評価されるのでしょうね。私は本作をオススメしませんが。

周星馳について

周星馳主演映画が日本に初上陸したのが1991年のGWに開催された第3回香港電影博でのこと。『龍的傳人』(レジェンド・オブ・ドラゴン)と『賭聖』(オール・フォア・ザ・ウィナー⇨後にゴッド・ギャンブラー賭聖外伝と改名してビデオ化)の2作。それまで周星馳とは雑誌『銀色世界』や『電影雙週刊』に毎号載る謎の人物でしかありませんでした(マニアックな人は池袋や高田馬場界隈にあった中華ショップでコピー品を入手して観ていました)。会場は超満員、2作品とも場内爆笑に次ぐ大爆笑、ドッカンドッカン受けていました。私も腹を抱えて笑いました。映画を観て笑いすぎて腹筋が痛くなったのは後にも先にもこの時だけです。

周星馳主演映画はその後低迷していきます。『百變星君』(1995年)あたりがどん底だったでしょうか、面白くありませんでした。「周星馳は終わった」と言われたりしました。本作の前作『喜劇之王』(1998年)も旬の頃の面白さは陰を潜めています。復活を遂げたのは『少林足球』(少林サッカー、2001年)の頃からです。これは現地香港の映画館で鑑賞しましたが「面白いけどCGに頼りすぎていて日本ではウケないな」というのが率直な感想でした。ところがフタを開けてみれば日本で大ヒット。日本中に周星馳の名が浸透しました。

周星馳映画は面白くなくなった、そういう感じです。でも次回作があればきっと観てしまう。そういう方です。

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