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中国映画『王牌逗王牌』Mission Milano

香港・中国・台湾で全部タイトルが異なる映画です、大陸と香港であまりにタイトルが違いすぎるので初めは同一作品だと気付きませんでした。

香港出身の王晶バリー・ウォン監督、 劉德華アンディ・ラウ 主演ながら香港映画に非ず。中国映画です。

最初広東語(粤語)版で観始めたら口と音が合ってない。北京語(普通話)版で観たら合っていたので、全編普通話で演じていたのですね。
オススメ度

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基本情報

邦題:日本未公開
香港題:偷天特務
台湾題:偷天賊中賊
英題:Mission Milano
監督:王晶バリー・ウォン
主演: 劉德華アンディ・ラウ 黄晓明ホアン・シャオミン

予告編

簡単なあらすじ

王晶監督作品ならあらすじなど、半ばどうでもいいです。一言で言えば「上帝種子」を求めて、アクションあり、コメディありの娯楽作品です。

感想ほか

私が王晶監督作品を初めて見たのは『精裝追女仔男たちのバッカ野郎』、日本語のタイトルが示す通り『英雄本色男たちの挽歌』のパロディが含まれています。しかも 周潤發チョウ・ユンファ 自ら出演して(笑)

その後、賭神ゴッド・ギャンブラーが大ヒットしました。

良くも悪くもザ・香港映画監督!(現在は中国に拠点?)、本作でも古き香港映画の笑いが詰まってます。それを楽しむか「くだらねー」とけなすか観た人次第。

ちなみに香港で約1ヶ月間公開されていましたが、評価は5点満点中1.3点の低評価でした。観た人のコメントを読むと、
「時間の無駄だった」
「観る価値なし」
「王晶監督作品はもう観ない」
などなどけちょんけちょんに書かれていました。私は好きですけどね。

こんな映画ばかり撮っていますので、映画の賞にはほとんど無縁。

香港で公開中の映画の評価・コメントは「HongKong Movie」というスマホアプリで見られます。なおこのアプリで映画のチケットも購入できますので香港旅行で映画館に行く時には便利です。

中国映画ということになっていますが、エンドロールには香港映画界固有の「茶水」というスタッフがクレジット出ていました。茶水というのはキャスト・スタッフの飲料の好みを把握し、またどんなタイミングで飲料を渡すかまで熟知するスペシャリストです。監督の機嫌も茶水の腕次第とも言われます。(昔、「茶水」をテーマにした講演会を聞きに行った時の受け売り)

純粋な中国映画や台湾映画には「茶水」はクレジットされていないと思います(多分)。そんなところも注目しながらエンドロールを見ると楽しみが増すかもしれません。

そう言えばラストシーンにあの人が友情出演、『無間道インファナルアフェア』以来の共演?

気楽に観られる映画です。
オススメするともしないとも言えませんが。

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