邦題:
百日草(東京国際映画祭2015)
百日告別(劇場公開時)
英題:Zinnia Flower
監督:林書宇
主演:林嘉欣、石頭(五月天)
はじめに
第52回台湾金馬獎にて林嘉欣が最佳女主角(最優秀主演女優賞)を受賞しました。
オススメ度
予告編
簡単なあらすじ
いきなり多重事故の現場シーンから。この事故により心敏(林嘉欣)は婚約者・仁佑(馬志翔)を、李育偉(石頭)は身重の妻・曉雯(柯佳嬿)を亡くす。
心敏は日本料理の料理人である仁佑の手書きレシピを見ながら料理を作ったり、新婚旅行で一緒に行く筈だった沖縄旅行を一人で廻ったりする。帰ってきて仁佑の弟に遺品を渡し、二人抱き合って号泣する。調味料に薬を混ぜて料理を作り死のうとする(?)が死ねない。
一方李育偉は妻がピアノの先生をしていたので、生徒の家を一軒一軒廻り授業料を返して行く。ある子供の家では妻が好きだったショパンの曲を聴き泣き崩れる…
感想ほか
初七日、三十五日、四十九日、百日と過ぎて行きますが、ひたすら喪失感の映画です。百日というのは泣かなくなる日だそうです。最後に希望の持てるものでもあれば良かったですが、実際はこんな感じなのでしょうか。