犯罪心理を担当する人物が登場します。よくあるのは大学の心理学者が捜査協力するタイプですが、本作では警察官です。邓超が演じます。阮經天は台湾ドラマの人と勝手にイメージしていました。映画の出演作を見るのはこれがお初です。
中華映画にてこのようなサスペンス調の映画に原作があるのは珍しい気がします。
オススメ度
基本情報
邦題:日本未公開
英題:The Liquidator
原作:雷米の小説『心理罪』シリーズの『城市之光』
監督:徐纪周
主演:邓超、刘诗诗、阮經天
予告編
簡単なあらすじ
(最初にいろいろな事件が発生してどれが本筋なのかわかりにくいです)米楠(刘诗诗)は警察官、いろいろな事件を追っている。ある時、犯罪心理の方木(邓超)を紹介され一緒に働くようになる。
とある事件にて爆弾を巻かれた人物が爆破された。その時に爆弾はスマホで操作された。ネットで操っていたのは「城市之光」と名乗る人物。どうやら「城市之光」は裁かれるべき人物の裁き方をネット投票で決めていたよう。
「城市之光」について捜査をしていくうちに方木の同級生が浮上してくる。同級生たちを訪ね歩く。そして辿り着いたのが江亚(阮經天)という人物。江亚は方木に憧れを抱いていたようだ。
方木は一芝居打って江亚を挑発し、最後の戦いに挑む。
感想ほか
『心理罪』という原作があるからに心理を突いた裏の裏をかくような物語を想像していましたが、最後は肉弾戦でした(笑)
それはさておき、結構引き込まれる映画でして、2時間があっという間。邓超と阮經天の掛け合いは見応えあり。2015年に『心理罪』がドラマ化されており、その中の事件において親が殺害された子供を方木が引き取るらしいのです。本作でその子(俳優さんが同じかどうかはわかりませんでした)が登場しますが、背景を知らないとわかりにくい。
いろいろな事件で特別出演の役者さんが登場しているようなのですが、存じ上げない方ばかりなので私には誰が誰だかわかりませんでした。中国映画に詳しい方ならこれもお楽しみの一つなのでしょう。
方木死んだのか?どうなったのか?それは観てのお楽しみ。
日本公開されるのであれば、日本語字幕付きでもう一度観たいなと思います。