中国ドラマ『致我们暖暖的小时光』第1集～第4集 あったかいロマンス

第1集

司徒末スト・モー（愛称は末末（モーモー））は大学4年生、就職活動中。大学には高校時代の同級生である傅沛フー・ペイが一緒。傅沛フー・ペイは彼氏ではない、親しいお友達（これにはちょっとした事情がある）。ある日、傅沛フー・ペイと司徒末スト・モーの二人乗りしていた自転車が顾未易グー・ウェイイの自転車がぶつかる。顾未易グー・ウェイイは傅沛フー・ペイの寮友。三人が転倒した時に、司徒末スト・モーと顾未易グー・ウェイイの鞄が入れ替わる（中国ドラマでよくありがち）。鞄が入れ替わった結果として司徒末スト・モーは面接に失敗し、顾未易グー・ウェイイは量子力学の試験を受けられなかった。

顾未易グー・ウェイイはパソコンも直すし、スマートフォンのディスプレイ交換も自分で行う技術肌の男。画面が割れた司徒末スト・モーのスマートフォンだって交換しちゃう。

ある日、司徒末スト・モーは次の面接に出かけていた。本当は傅沛フー・ペイと一緒に行く筈が、彼は約束を忘れてすっぽかしている。仕方なく司徒末スト・モー人ひとりで会社を探して歩いていたら、ひったくりに鞄を奪われてしまう（これも中国ドラマでありがち）。その際に手足を怪我した。財布もないのでバスにも乗れない。唯一手にあったスマートフォンで傅沛フー・ペイに助けを求めた。しかし傅沛フー・ペイのスマートフォンは寮の部屋に置きっぱなしで、顾未易グー・ウェイイが代わりに電話に出た。顾未易グー・ウェイイは傅沛フー・ペイの居場所がわからない為に、顾未易グー・ウェイイ自身が現れて司徒末スト・モーを病院に連れていく。ただの擦り傷なのだが、院内では車椅子で運ぶほど大げさな扱いをする。

第2集

司徒末スト・モーは次の面接に行こうとしている。傅沛フー・ペイはバスケットボールの試合の為に付き添えないと言うので、顾未易グー・ウェイイに代わりを頼んだ。

司徒末スト・モーは広告の仕事を希望している。今回行った会社は広告は広告だが、なんともアヤシい会社だった。顾未易グー・ウェイイが寮に戻ると傅沛フー・ペイから「面接はどうだったか？」とか「司徒末スト・モーはキレイか？」とか質問に遭う。顾未易グー・ウェイイは帰りのバスで、自分の肩にもたれ掛かる司徒末スト・モーのことを思い出していた。顾未易グー・ウェイイは司徒末スト・モーが好んで聞いている相声（日本の落語や漫才のようなもの）をネットで探して聞いてみた。

一方で司徒末スト・モーは寮に戻るとグッタリしていた。寮友に面接のことなどを訊かれる。そして「誰と食事したの？」に対して「皆の知らない人よ、顾未易グー・ウェイイ」と言うと寮友らは口々に「知ってるわよ！」そんな有名人だと知らなかったのは司徒末スト・モーの方だった。そして第1集での鞄入れ替わりの時の出来事で、彼が試験を受けられなかったことを聞く。翌日、顾未易グー・ウェイイの担当教員の部屋に足を運び、顾未易グー・ウェイイの試験についてのフォローをして、教授から特別に課題を貰い受けた。その課題の紙を顾未易グー・ウェイイの元へ届けるが、公正公平をモットーとする顾未易グー・ウェイイは素直に受け取ってくれない。根気強く説得すると、課題を受け取って問題を解き始めた。

課題を終えると傅沛フー・ペイも含めて三人で火鍋を食べに行った。傅沛フー・ペイは電話したりして、会話をしていない。不機嫌になった司徒末スト・モーは普段飲まないビールを煽るように飲んだ。帰りには傅沛フー・ペイに悪態をつく始末であった。

第3集

翌朝、司徒末スト・モー宛に普桦会計事務所という会社から電話が入り、ここに実習生として勤められることになった。（司徒末スト・モーは広告代理店を希望だが、大学の専門は会計）

顾未易グー・ウェイイは江ジャン教授の研究室に入ることになった。本来なら試験で1位の学生のみだが、試験を受けなかった顾未易グー・ウェイイも課題提出の結果、教授が受け入れた。

司徒末スト・モーは母親に就職の報告をして寮を出る話をした。職場が寮から遠いので、部屋を探すつもりだと話した。早速実習生として事務所で働き始める。忙しい。司徒末スト・モーの母親は徐シューおばさんから部屋を借りられる話をつけていた。司徒末はその部屋に引っ越して、部屋を自分の好みに模様替えする（ドラえもんが好きなのがよくわかる）。

すっかり自分の部屋にして、食べ物を散らかし放題で汚部屋と化していた。母親から電話があり、徐シューおばさんの子供が翌日から数日間泊まると言う。しかし、翌日ではなくその晩には来てしまった、そう顾未易グー・ウェイイが。徐シューおばさんの子供とは顾未易グー・ウェイイのことだった。二人で部屋のゴミを片付ける。

その晩のこと、司徒末スト・モーが腹痛を訴えて寝室を出てきた。顾未易グー・ウェイイが薬を飲ませるが、司徒末スト・モーは意識を失って倒れてしまう。救急車を呼んで病院に運んだ。急性胃腸炎という診断だった。ひと晩入院する。ベッドの傍で他の患者家族が医者と喧嘩になり、いろいろと物が飛び交っている。顾未易グー・ウェイイは司徒末スト・モーを庇って覆いかぶさる。と、その時に司徒末スト・モーが意識を回復した。

第4集

翌朝、顾未易グー・ウェイイは司徒末スト・モーの為に朝食を買いに出かけた、白粥だ。病院に戻る途中で傅沛フー・ペイから電話が掛かってきたので、司徒末スト・モーが入院していることを報せる。退院手続きをしている間に傅沛フー・ペイは来ていた。顾未易グー・ウェイイは教師や医師に司徒末スト・モーのことを「俺の”彼女”」と呼んで誤解させているので、今回も医師が「彼氏によく説明しておいた。ほら、彼氏が来たよ」と顾未易グー・ウェイイのことを言うので、傅沛フー・ペイは二人のことを訝る。傅沛フー・ペイは寮に司徒末スト・モーを送った後、司徒末スト・モーの寮友から司徒末スト・モーが寮を出たことを聞いて知った。

司徒末スト・モーが「今日、引っ越すから鍵を貸して」と顾未易グー・ウェイイ宛にメッセージを送ってくるが、無視する。

傅沛フー・ペイは女子寮から司徒末スト・モーを待ち伏せしていた。そこへ顾未易グー・ウェイイが来て司徒末スト・モーと一緒にタクシーに乗って寮を出ていく。傅沛フー・ペイは後をつけた。司徒末スト・モーと顾未易グー・ウェイイが一緒に降りてマンションに入って行くのを見てショックを受ける。傅沛フー・ペイがマンションを訪れ、三人で部屋で話し合いをする。顾未易グー・ウェイイが「誤解だ」とは言うものの、傅沛フー・ペイは「司徒末スト・モー、彼は君にお似合いだ。俺はこれからバスケの試合だ。行かなきゃ」とマンションを後にする。

司徒末スト・モーは泣いた。傅沛フー・ペイはボーッとして、バスケの会場に遅刻してコーチに怒られる。

司徒末スト・モーと顾未易グー・ウェイイの二人はスイカをヤケ食いした。