皮膚科

慢性蕁麻疹とコリン性蕁麻疹

慢性蕁麻疹

今から25年ほど前のこと、就寝中にどこかしらに痒みがあって掻いてしまうとそこから全身を隈なく掻くまで収まらないことが増えていきました。

皮膚科の診断では機械性蕁麻疹(別名圧迫性蕁麻疹)というものでした。パンツや靴下のゴム跡が痒くなることは誰でもあるかと思いますが、それが全身にまで拡がってしまいます。

処方としては抗ヒスタミン薬・アタラックスPで、これで収まっています。根治療法ではなく対処療法。

これが今では慢性蕁麻疹へと変化しました。抗ヒスタミン薬がないと一日中掻きむしってしまう状態です。

コリン性蕁麻疹

最初の症状がいつなのかは覚えていません。若い頃からなのは確かです。

症状は体が冷えている状態、主に冬、体が温まり発汗しそうになるときに毛穴という毛穴がピリピリと小針で刺されているからのように痛みが生じた後に痒みが襲ってきます。

例えばラーメンやカレーうどんなどを食べている途中や、寒い場所から暖房で暑すぎるくらいの建物に入ったときなど。

コリン性蕁麻疹に関しては次のように書かれています。

コリン性蕁麻疹は、身体の深部体温の上昇と発汗刺激がきっかけで発症する

https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/solution/1237

このような症状にまで病名があるとは思いもよりませんでした。

皮膚科の先生に薬があるのか尋ねたところ、あるにはある。でも効いたという人を見たことがない。

これも我慢するしかないようです。

蕁麻疹に関してはゾレアを4週間ごとに注射してきましたが効果が認められていません。

これからはデュピクセントに切り替えて治療をしていきます。

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