投薬入院
2泊3日で投薬入院をしてきました。
オプジーボの点滴とカボメティクスの服用の開始です。
どちらもアナフィラキシーショックを含む強烈な副作用を伴う場合があるために、投薬初期は入院をして様子をみるのだそうです。
結果から申しますと、副作用は何もありませんでした。
血液検査でも問題がなく、晴れて予定通りの退院となりました。
12月に予定していたDWIBS(ドゥイブス)を退院日に行いました。
DWIBSとは全身の癌がある場所を明るく表示してくれるMRI検査でして、原理が異なるPET-CTに似ています。
得手不得手がありますので、どちらが良い悪いはありません。
なお、乳頭状腎細胞癌には「オプジーボ+カボメティクス」の治療しか事実上なく、この薬で効果がなければ悪化の一途をたどることになります。
この癌のステージ4の5年生存率は10%~30%、しかし最近認可された上記の薬での値ではない筈ですので、ネットで見かける5年生存率にどれほど意味があるのかはわかりません。
ステージ4
DWIBSの結果、脊椎3箇所に骨転移、肺にも疑いあり。
よってステージ4、末期となりました。
「今の状態では手術できません」
「思っていたより早い進行で驚いています」
のんびりしていたので、そうなるのではないかとずっと危惧していました。
不安的中です。
最初に血尿があってから2ヶ月でのステージ4、日程的にも不幸がありました。
・腎癌か腎盂癌かを明らかにしなければならなかった(生検をした時に書きました)→生検が必要で、その為に1泊入院が必要で、事前にPCR検査が必要
・新型コロナの濃厚接触者となったこと。DWIBSが3週間も遅れた
・年末年始休暇に突入した
・投薬入院もまたPCR検査が事前に必要で、かつ満床のために予定通りに入院できず
日程的な不幸が何もなければ、12月中には投薬治療に入っていたはずです。
12月の終わり頃から背中が痛いと思っていたのは骨転移による痛みでした。
「だからといってやることは一緒です。カボメティクスとオプジーボの点滴」
痛みに関しては、麻薬投与になりました。オキシコンチンとオキノーム。
少量からですが、痛みが強ければ量を増やしていきます。
骨転移で末期癌、そして麻薬・・・か。