母性舞台挨拶にて
2022年11月23日、映画『母性』の舞台挨拶でのこと。登壇された俳優の1人である戸田恵梨香さんが
「ほら、くしゃみを我慢するとお腹が痛くなるじゃないですか」
この発言に舞台上のみならず、客席が一斉に「???」になった。
この空気を察した戸田さんは
「あれ?なりません?」
そこで客席に緊急アンケート、会場は約500人の観客。
数えてはいないが、手を挙げた人は1桁しかいなかった感じだった。
戸田さんは「あるあるだと思ってた~」と驚いていた。
排便後
クラインレビン症候群と関係があるのかないのか、定かではないが、私は排便後に抗いがたい睡魔に襲われることがある。
毎回ではない。頻度としては月に2~3回あるだろうか。
まだ働いていた頃には職場で寝るわけにもいかないが、この状態になった後は仕事にならない。
(病気の状態でない限りは会社では滅多に眠くならない方)
眠気を覚まそうと、意味もなく立ち上がって歩いたり、コーヒーをガバガバ飲んだり。
効果はない。帰宅してすぐに寝ていた。
皮膚科が最も通院している科で、先生とも20年以上のつきあいだ。
ある日、これを話したら、
「普通は体内の、いわゆる〈異物〉が排出されるので、スッキリしますね」
あるあるだと思っていたことが覆された瞬間だった。
それまで誰ともこの話をしていなかったから勝手に思いこんでいた。
痒み
もう一つ不思議なことがある。
痒みを感じた箇所を掻けば痒みが収まる。
これが普通。
これは足でしか起きていないのだが、「痒みを感じた場所」と「掻く場所」が異なることがある。
意味がわからないですよね?
具体的な例を挙げると、足の甲が痒い。甲を掻くが痒みには何も影響がない。
掻く場所を変えて脛を広く掻いていくと、どこかピンポイントで足の甲の痒みに効く場所が見つかる。
掻いている場所に元々痒みはないにもかかわらずだ。
初めてこの症状に出くわしたとき、気が狂いそうになった。
痒いのに掻いても掻いても痒みに効かない。
今では「またか」と対処できる。
これもあるあるだと思って、皮膚科で訊いたら、
「そんなの聞いたことがない」
何人かの友人に話をしても、同じ症状に遭った人はいなかった。
手の震え(2023/12/27追記)
医療用語では振戦と呼ぶようです。
いつもお世話になっている皮膚科の先生に他の病院や他の医師に関する不満や疑問点を書いて渡した。
「手の震えが時々起きて、字が乱れていますが」と。
それから手の震えに関する話題になった。
「小学校で習字とかやるときも、体育とか運動の後だと震えるというじゃないですか」
その途端に違うと言わんばかりに手を横に振った。
「え、違うんですか?!」
「普通、ありません」
「子供の頃から手が震えて、真っ直ぐな横線を引くのが苦手だったのですが」
「遺伝かしら?ご家族にもいません?」
「いえ」
「誰か家族に言われませんでした?」
「子供の頃は字が下手なので・・・」
真っ直ぐに横線を引ける人が、漫画家さんとか書道家とかになれるのかと。
違ったのですね。
仕事上のストレスから字が書けなくなり、緊急帰国を命じられた過去ですが、無関係ではないかもしれないとのことでした。
ま、今さらジロー。
人それぞれあるあるだと思っていても、その人にしかない症状があるものなのか?