張學友を見るのも久しぶりな気がしていたら、8年ぶりの映画出演らしいです。心なしか痩せたというかやつれた?感じが心配になります。もう一人の主演は謝霆鋒。監督は『八仙飯店之人肉叉燒飽』がヒットして、近年では『拆彈專家』シリーズや『掃毒』シリーズなど多数の邱禮濤監督。
オススメ度
予告編
あらすじ・感想など
香港の洋上に不審なコンテナ船を見つけた。国旗もなければ船名も書いていない。コンテナの一部を陸に揚げて調べていると、突然武装集団が襲撃してきた。直ちに応戦するも壮絶な銃撃戦の末に犠牲者が出た。周正禮(謝霆鋒)の恋人・凱蒂(衛詩雅)もそのひとりだ。周正禮の直属の上司である張允南(張學友)は郭子強(吳鎮宇)海關長補佐からきつく叱責を受けた。張允南はストレスによって体調を崩しがちだ。精神科の治療も受けている。
事態を重く受けてICPOとも連携をとり、国際的に調査することとなった。周正禮はタイに派遣され、タイ国の国際刑事・阿盈(刘雅瑟)と行動を共にする。ここでの調査により、この一件には内通者の存在が明らかとなった。ただ、誰かはわからない。張允南に電話をし、内通者がいることを報告した。郭子強なのか、その出世のライバルで張允南の恋人・邵雅瑩(林嘉欣)海關長補佐なのか。
香港内の武器密売組織のボス・甘榮(黃錦燊)が殺された。また張允南が投身自殺した。いや、自殺なのか?
武装集団が阿盈を人質にしてコンテナ船を強奪した。周正禮らは必死に防戦するが、コンテナ船は中環地区のフェリーターミナルをも巻き込んでいく。
全てが終わると、周正禮と邵雅瑩は張允南が残したビデオを見つける。そこで彼が語っていたものは・・・
久々にドッカンドッカンとド派手なアクションの映画でした。『九龍城寨之圍城』とはまた違ったアクション映画でした。前半の30分、ラスト30分。途中にはカーアクションもあり、退屈しないで観られるかと思います。ラストのフェリーターミナルを破壊していく様は迫力満点。また、コンテナ船でのアクションにはお約束の肉弾戦もあります。
基本情報
邦題:(日本未公開)
英題:Customs Frontline
監督:邱禮濤
主演:謝霆鋒、張學友、林嘉欣、刘雅瑟