第54届台灣電影金馬獎で7部門に、第37届香港電影金像獎で9部門にノミネートされた作品です。
オススメ度
基本情報
邦題:相愛相親(東京フィルメックス2017)
邦題:妻の愛、娘の時(2018年秋公開)
英題:Love Education
監督:張艾嘉
主演:張艾嘉、田壮壮、郎月婷、吴彦姝
予告編
簡単なあらすじ
お婆ちゃん(岳慧英(張艾嘉)の母)が死んだ。
お爺ちゃんは出稼ぎ労働者で、出稼ぎ先でお婆ちゃんと恋に落ちて岳慧英が生まれたという経緯がある。
お婆ちゃんをお爺ちゃんと一緒に埋葬したいのだが、爺ちゃんには先妻(外婆)・姥姥(吴彦姝)がおり、そこに墓がある。
墓を自分たちの所に移動しようとして姥姥に、そして村人に妨害された。
墓に覆いかぶさって阻止。
孫・薇薇(朗月婷)はTVの会社員、この騒動の動画を撮ってネタにしようとしている。
上司も面白そうねとこの続きを求めている。薇薇は彼氏と共に姥姥の生活に密着し、姥姥の真意を図ろうとしている。
岳慧英は学校教師であるが、空いた時間で亡くなった母が正妻だと証明するために役所を奔走する。
姥姥もまた自分が正妻であると数々の手紙を持ち出し主張する。
遂には公開生中継の番組で岳慧英と姥姥の二人は激突する。
果たしてこの墓騒動の顛末は?という物語。
感想ほか
騒動を通して、外婆・自分・子供3世代の愛の形を描いた作品でもあります。
娯楽作品ではないので、映画館で観たいというほどの映画でもありません。
おしりが痛くなるかもしれません。
墓の問題は中国に限らず、日本でもありえそうな話で、他人事ではない人もいるかもしれませんね。
そう考えると人によっては切実に観る映画でもあるかもしれません。