面白かった~
今年(2018年)の夏公開の映画にもかかわらず、爱奇艺にて独播配信され始めたために、早速視聴しました。
一見、荒れた学校を立て直す熱血教師の物語みたいですが、 甄子丹 を主演に据えるからにはそんな単純な話ではありませんでした。
オススメ度
基本情報
邦題:スーパーティーチャー 熱血格闘
英題:Big Brother
監督:闞家偉
主演:
甄子丹
、陳喬恩、湯君慈、湯君耀、李靖筠、駱明劼、雲千千
予告編
簡単なあらすじ
甄子丹 が教師役(陳侠老師)。德知中學に赴任してきた(なぜこの学校かは後にわかる)。
クラスは陳老師が来ても誰も挨拶すらしない荒れた教室。しかし、陳老師は怒らない。クラスには家庭に問題があったりする生徒がいる。校内で喧嘩騒動が起こり、問題のある生徒5人の方が始末書を書かされることに「不公平じゃないか!」生徒に同情しつつも「世の中は不公平にできているんだ!」
5人の生徒の資料を調べた。
両親がおらずに婆ちゃんと二人暮らしで怪しげなバイトに手を出す生徒。移民で肌の色が違うのでのけものにされている音楽家志望の生徒。男である弟の方を優遇されて父親から見向きもされていない車が大好きな女生徒。両親が離婚し、飲んだくれの父親と生活する双子の生徒。
一人ずつ問題を解決していこうとする。最初はありきたりな熱血教師の学園モノかな、と思うのだけれど、そこは 甄子丹 。ちょっと違う。その中の一人の生徒を探しに行った先の格闘技のロッカールームで生徒が監禁されているのを知るや格闘家と大乱闘となる。
この乱闘の動画が配信され、陳老師は一躍学校のヒーローになり尊敬の眼差しを受ける。クラスの生徒が先生の授業に耳を傾けるようになる。
模擬試験、各生徒の点数は向上していった。ただ、それでもまだ勉強ができない生徒が1名いて、精神を病んだ末に飛び降り自殺を図ってしまう。
それが社会問題となり、学校を去ることになる。
そして受験の日、生徒たちは陳老師から教室に来るように指示されて集まるが、陳老師ではなくて先の乱闘で痛めつけられた男たちがいた。生徒の受験を邪魔しに来た。それをひょんなことから察知して学校でまた大乱闘を起こす。
逃した生徒たちは受験会場に間に合って着いた。問題のあった生徒たちはそれぞれの道に進む。
受験の結果が良かった学校は予算が前年比20%UP⇧となった。
感想ほか
谷垣健治氏が武術指導。アクションを見ていて「ドガーン!ガシャーン!あ、それは痛い、絶対痛い」とハラハラドキドキ。
甄子丹
のアクションシーンは2場面しかないですが、その見応えたるや十分至極。
最後に学校で戦う相手は実は陳老師とは因縁の相手。それがやがてわかってきますので、陳老師の学生時代の回想シーンも目を離してはいけないです。
生徒役の俳優さんたちも20代前半の若手俳優たち、これからの活躍が期待されます。
祝!日本公開!