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映画『祈りの幕が下りる時』

投稿日:2018年1月19日 更新日:

基本情報

原作:東野圭吾の同名小説
監督:福澤克雄
主演:阿部寛、松嶋菜々子

オススメ度

予告編

感想ほか

原作本を購入してレビューも読んでいました。多くの人が現代版『砂の器』と評していました。

ミステリーでは原作を読んでから映画を観たい方なのですが、今回は試写会当選ということで読む間もなく観て参りました。

主要キャスト
加賀恭一郎(阿部寛)
浅居博美(松嶋菜々子)
加賀の父・隆正(山﨑務)
加賀の父の看護師・金森登紀子(田中麗奈)
加賀の従兄弟で捜査一課刑事(溝端淳平)
浅居博美の母(キムラ緑子)

『砂の器』なら知っているからいいか、というと別物です!本作では「親が子に与える無償の愛」が色濃く表現されています。もっと強く言うと作者が描きたかったテーマだと思います。詳しく言うとネタバレになりますので、ここは是非劇場でお確かめください。

常々ミステリーも物語である以上、人間ドラマを描いていないといけないと思っています。中にはトリックに執着して動機が後付けのちょろいものだったりするとがっかりします。
その点に言及します。この加賀恭一郎シリーズは1作目(『新参者』ではない)の『卒業』こそ学生でしたが、2作目以降は刑事としての警察モノであり、『ガリレオ』シリーズの探偵モノとは一線を画しています。『容疑者xの献身』が探偵『ガリレオ』シリーズの最高峰なら、本作が刑事『加賀恭一郎』シリーズの最高峰ではないでしょうか。共通して言えることは上述した事件にプラスした人間ドラマが十分備わっていることです。これが単なるミステリーではなく「魅せる物語」になっていると言えます。

事件の組立としては詰将棋で例えると事件を複雑に見せる段階は逆算式で、序を正算式で作るハイブリッド式とでもいいましょうか(却って分からないか)?

本作で敢えて揚げ足取りするならば、「あれ」は違法捜査で証拠として採用されませんし、いくら警視庁と言えども宮城県や滋賀県に頻繁に出張は行けないでしょう。地元の県警をまず動かすものではないでしょうか?それに捜査一課だけでなく所轄と帳場を立てる筈が所轄は加賀恭一郎だけ参加するという不自然さ。ちょっと西村京太郎氏の影響でも受けたでしょうか?(笑)

ともあれオススメかオススメでないかと言われれば、『新参者』から観ている方はオススメというよりこれを観なくてどうする?と言いたいです。

『新参者』もなにも『加賀恭一郎』シリーズを見ていないなら、繋がりが解りづらいかもしれません。とりあえず『新参者』くらいは観てから行くべし。

なお、1日早く嫁さんがこの試写会に行っております。「泣けた?」と訊くと「泣けはしなかったけど、周りで鼻をすすっている人はいた」とのことでした。まぁ最近は泣ける映画も少なくなってきたため、期待せずに観に行きましたが、私は涙ぐみました。いえ、泣きました。これは嫁に内緒です。周りから鼻をすする音もしました。それほど親が子供を想う心に打たれた映画でした。

試写会のお土産にメモ帳?付箋紙?のようなものを頂きました。

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