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映画『勝手にふるえてろ』

投稿日:2017年12月6日 更新日:

このブログは2017年10月31日に他のサイトに投稿したものを加筆修正しています

基本情報

監督:大九明子
原作:綿矢りさ
主演:松岡茉優、渡辺大知、北村匠海、石橋杏奈

公式サイト

はじめに

1回目(10月30日):東京国際映画祭2017@TOHOシネマズ六本木ヒルズ
㊗観客賞、東京ジェムストーン賞(松岡茉優)受賞!
2回目(12月5日):舞台挨拶付き先行上映会@ユナイテッド・シネマ豊洲

オススメ度

舞台挨拶1

(MAiDiGiさんより)(登壇は松岡茉優、渡辺大知、北村匠海、石橋杏奈、大九明子監督)

フォトセッション

東京国際映画祭では舞台挨拶後にフォトセッションがあり、写真を撮りました。
スマホなのであまりキレイではなく…。

これでもキレイな方(^^ゞ

予告編

簡単なあらすじ

江藤ヨシカ(松岡茉優)の心の中には中学時代から片想いの「イチ」(北村匠海)がいる。イチには気があることが知られないように「視野見」という技で見続けていた。

就職した会社の同期に「二」(渡辺大知)がいる。二はヨシカに想いを寄せていて告白される。ヨシカはイチのことが忘れられず二を好きになれない。

脳内片想い彼氏(?)のイチか、現実彼氏(?)の二か、ヨシカの気持ちは揺れ動く。

大筋は綿矢りささんの原作小説の通りに進んでいきます。

感想ほか

国際映画祭では英語字幕があります。ヨシカの造語「視野見」は「side-sight」に、「イチ」は場面によって「Ichi」だったり「One」だったりしました。字幕翻訳された方の苦労が垣間見られました。

大きなスクリーンで茉優ちゃんのドアップが見られて嬉しかったです。

綿矢りささんの原作小説は読んでいました。文体に大きな特徴のある作家さん故、映像化は難しいのではと懸念していたところがありましたが、ラブコメに仕上がっていました。舞台挨拶では大久明子監督も松岡茉優さんも「ラブコメのつもりで撮ってない」おっしゃっていましたが、立派に暴走ラブコメでした(笑)
綿矢りささんの小説の映像化について、これは意外な収穫でした。

東京国際映画祭上映後Q&A

【Q3でラストシーンのネタバレがあります。一応隠してありますが、その部分は映画をご覧になってから読んだ方が良いと思います。原作小説とも違います。】

Q1:松岡さんの可愛い映画でした。今回イチとニを演じたのが渡辺大知さんと北村匠海さんですが、お二人とも役者としても活躍されていますが、お二人ともロックバンド、しかもヴォーカルとして活躍されておりましてあまりにも偶然のような気がして、監督として作品の演出とか狙いがあってされたのでしょうか?

A:大久明子監督:本当に偶然でして、どういった方にお願いしようかとプロデューサーの白石さんともお話しして、いろんな人を考えていろんな作品などを拝見しまして、たまたまこの人とこの人がいいだろうとしたところ偶然に二人ともミュージシャンでありました。

司会Q:実際に演出をなさっていて二人とも流石にミュージシャン・バンドマンというリズムの良さとか出てきたこととか感じたことはあるのですか?

A:監督:そういうことは特にないのですが、二人とも上の音と下の音が同時に出ているというか、ハスキーというのでもなくて凄く素敵な声をしていて、映画を作っていく中で私は最後に音楽を鳴らすのなら歌にしたいな、登場人物が歌っている歌にしたいなという思いがあったので渡りに船と言いますか大知君にお願いすることになりました。

Q2:私、松岡さんの所属するヒラタオフィスの人事部で大阪でやらせていただいていて今日丁度東京に来る用事があってたまたま観ることができました。凄く感動しました。ありがとうございました。松岡さん役にぴったりでちょっと素朴なところが魅力的で役のヨシカにぴったりだと思うのですが、松岡さんに決められた時の決め手は何だったのでしょうか?

A:監督:私は松岡茉優さんとこれ以前にも仕事をしていて、松岡さんの現場での佇まいとか垣間見ることができて、テンションが高いときはメイクさんにメイクの話をしててそのまま歩きながら移動して相手役の男性の隣に座ってそのまま話の続きをしてたりするのが面白い人だと思っていたので、今回この妄想の会話の中で目に見えている人たちと勝手に脳内で話をするっていうことをモノローグの小説を会話劇にするっていうところでそういう描き方をしようと決めた時にもう彼女が必要だった、ということですね。発想の原点として彼女が目の前にいたので彼女にお願いせざるを得ない、彼女じゃなきゃこの滅茶苦茶なシナリオをお預けできないということでした。

司会:監督の脳内でぶち込んだシナリオを松岡さんに託してそして白石プロデューサーがここにいらっしゃることは100%のガールズムービーを作ろうという進み方というか意気込みだったのでしょうか?これは白石プロデューサーにお伺いしたいのですが。

A:白石プロデューサー:たぶん監督に一番最初にお話しさせていただいた時点で松岡さんにしたいという話をさせていただいていて、ガールズムービーにしたいとうよりは本当に最初からヨシカみたいな人に届ける、妥協のない映画にしたいですねという風にお話しさせていただいていて。で、もう松岡さんにしたい、松岡さんでやるなら会話劇でやりたいみたいなことを念頭に置いていてやっていたので、結果的に監督も女性で主演も女性でガールズムービー的な見え方するかもしれませんが、そこというよりはヨシカみたいな人に届けという気持ちをもって最初からやっていました。

Q3:最後のシーンで主人公のヨシカがニに対して勝手にふるえてろと告げるシーンがありますが、私自身は映画を拝見していて一番にふるえているのはヨシカ自身ではないかと拝見していたのですが、映画のタイトルでもある「勝手にふるえてろ」というのをヨシカがニに告げるのは演出上の理由があったのでしょうか?

A:監督:あれはですね、私の意図としてはヨシカがまさにおっしゃる通り自分に言っている台詞なんですね。一番ふるえていて自分がふるえている自分をどこか俯瞰で見ていてそれでふるえている自分をかなぐり捨ててニに飛びつくと。そういった一歩恋愛に飛び込んでいくという瞬間ということで自分自身ヨシカに言っている台詞です。

Q4:私も最後にタイトルを言われたのがとても印象に残ったのですけど、さらに途中でミュージカルっぽくなったのがありましたがそれは音楽家の役者さんが何人かいるというのも関係があるのか、それとも全く関係がないのかお伺いしたいです。

A:監督:それは俳優とは全く関係なく、脳内で会話していたのですということを説明するにあたっていろいろ考えたんですね。例えばモノクロに急に変えてみるだとかアスペクト比、縦横比を変えてみてとかっていうことで息苦しい画を作ってじわじわお客様に「これって?」ってわかっていただける方法を考えたのですけれど、それよりももっと真っすぐに見ている人にヨシカという人を届けるにはもう言葉で説明してしちゃおうと台詞にしたんですね。そこに異質な突然独語りをカメラに向かって始めるというところに音楽を付けて思い切って振り切ろうことを発想して歌という選択肢になりました。ちなみにあの歌は全て現場で松岡茉優さんご本人が歌っている方式いわゆるレ・ミゼラブル方式でございます。

最後に監督から一言頂戴頂けますか?
監督:まさにこの日が来るのが待ち遠しいような怖いようなついにお客様に観てしまわれてしまったということで本当にドキドキが始まっていますが、願わくばご覧になった方々にとって大事な映画となって皆様の中に届き育ってくれるといいなと願っています。

Q&A後、大九監督から公式パンフレットにサインを戴きました。わーい。

『勝手にふるえてろ』チームのサイン

二度めの鑑賞は舞台挨拶つき先行上映会!

座席は東京国際映画祭のE列より前のC列。舞台挨拶には絶好のポジションですが、映画を観るには前過ぎ。

舞台挨拶(登壇は松岡茉優、渡辺大知、北村匠海、石橋杏奈、大九明子監督)
フォトセッションはないため、写真はメディアさんのサイトから転載。

舞台挨拶2

感想ほか2

鑑賞は2度目ですが、面白かったです。1度目は綿矢りささんの造語をどう英語字幕にするのだろう?との期待から字幕を追っていることが多く、でも面白いところは観客皆さんと一緒に笑っていました。2度目はどうかな?と思いましたが、やはり面白かったです。2度目の方が面白く感じたかもしれません。

映画はおススメです。まさに暴走ラブコメ。映画を観て原作を読んでまた映画を観るというのもアリです。

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