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中国映画『功夫联盟』Kung Fu League カンフー・リーグ

趙文卓チウ・マンチェクが主演ながら、全くこのタイトルの映画に記憶がありませんでした。中国の動画サイトでは爱奇艺の独播(独占配信、通常の映画は他の動画サイトでも配信されます)でした。

黃飛鴻ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』は李連杰ジェット・リー徐克ツイ・ハーク監督が組んで大ヒットしました。シリーズ化されましたが、李連杰の降板により趙文卓が一時的に黃飛鴻を演じました。したがって本作のようなパロディ的映画に黃飛鴻役で出演しても一応様になっています。

ほぼ香港の監督・主演ながら中国映画です。

オススメ度

基本情報

邦題:カンフー・リーグ
英題:Kung Fu League
監督:劉鎮偉ジェフ・ラウ
主演:趙文卓、安志傑アンディ・オン陳國坤ダニー・チャン杜宇航デニス・トー

予告編

簡単なあらすじ

黄師傅(趙文卓)、霍大俠(安志傑)、陳阿真(陳國坤)、葉別問(杜宇航)は漫画家・費英雄(書亞信)が描いた漫画のキャラクター。なんの拍子か現代に現れた(理由はわからない)。

現代に現れたはいいが、4人はお金がない。費英雄の彼女である保兒(麥迪娜)がお金を恵んでくれたが、それがひったくりにお金を取られる。ひったくりを追いかけると、悪の組織に足を踏み入れる。ここで大暴れしていると、費英雄と出会う。費英雄は自分が描いた漫画のキャラクターと一同に会し感激する。

費英雄は4人に世界格闘技大会に出場して、賞金3000万元を手にしようと言い出す。

感想ほか

くだらない。2019年11月よりシネマート新宿ほかで上映されると知って観てみたのですが、そっくりさんを起用したいがための映画?

趙文卓が演じるのは黄师傅(黃飛鴻とは言っていない)、他に霍大俠(霍元甲とは言っていない)、陳阿真(陳真とは言っていない)、葉別問(葉問とは言っていない)や周杰倫ジェイ・チョウのそっくりさんなども登場します。

一応、梁小龍ブルース・リャンも親玉として、また世界格闘技大会の出場者として登場します。現在71歳の梁小龍ですが、よく体が動くものだと感心しました。

ジャンルとしては「アクション ≪ コメディ」

エンドクレジットにて動作導演(アクション監督)が梁小熊(レオン・シゥホン)でした。本当でしょうか?『葉問イップ・マン』、『一个人的武林カンフー・ジャングル』などのアクション監督の人です。とても同じ人物のアクションとは思えませんでした。名義貸し?

なお、梁小熊の英語名は「トニー」ですので、トニー・レオンとも表記できます。しかし、それでは梁朝偉と区別つかなくなります。香港映画界には他にもトニー・レオンはいます。 梁家輝レオンカーフェイ です。彼はこのために英語名を使わずに「レオン・カーファイ」としています。1980年代、1990年代頃の香港映画のパンフレットでは梁朝偉と 梁家輝レオンカーフェイ を混同した解説文などをよく見かけましたものです。

期待せずにリラックスして見ると、案外楽しめるかもしれません。あまりオススメしませんが。

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