腎機能

腎細胞癌-放射線治療

2023年2月22日

背中が痛い!
こればかりは睡眠に影響しますので、診察時に主治医と相談の結果、放射線治療を行うことになりました。

鎮痛剤にトラマールとロキソニンの組み合わせにしても痛みがあり、とうとう麻薬となりました。
麻薬というとモルヒネのイメージがありましたが、オキシコンチンとオキノームになりました。
オキシコンチンは大麻の鎮痛作用の物質のみを生成した、そんな感じの麻薬のようです。
現在ではモルヒネより主流になった麻薬鎮痛剤だとか。

放射線治療には2種類あり、
①癌を死滅させるために、割りと体の広範囲に照射する
②痛みを取るために、主に骨転移した箇所にピンポイントで照射
私の場合は②、痛みを取るためです。

5日間コースと10日間コースがあります。
「どうしますか?」と訊かれました。
「どう違うのですか?」
「日数の違いです」
答えになってへんがなw

5日間ですと1日あたり4By(ベクレル)、10日間ですと同3By。
合計ですと5日間コースは計20By、10日間コースでは計30By。
一見10日間コースの方が照射量は多いのですが、癌に照射される総量としてはどちらも同じだとか???
説明を聞いてもよくわからず、5日間コースにしました。

なお、脊椎の3箇所の転移のうち、肩甲骨よりやや下くらいの位置の1箇所がDWIBSではピンピカに光っていました(即ち癌細胞が多い)。
「その骨と、背中の痛みの箇所は合致しない気がする」
そうおっしゃっていました。ただ、試してみないことには背中の痛みもそのままです。

オプジーボの免疫療法と放射線治療は”相性がいい”と聞きました。
どういうこと?

免疫細胞が癌細胞を認識していないことがあるそうです。
放射線治療をすると、癌細胞が死にます。
その死んだ癌細胞が崩れ、その中から出てきた物質から免疫細胞が「コイツ、癌細胞だったか!」と認識します。
体内の癌細胞も癌と認識しだして攻撃し、結果として照射した以外の箇所の癌が小さくなっていく。
⇧素人解釈ですが、合ってますか?
これをアブスコパル効果と言います。

放射線治療の5日間が終了してから1週間以上が経過しての結果として、背中の痛みはほとんどなくなりました。
やってよかったです!
痛みが少ない日に調子こいて家事をしすぎると、次の日がツラい。
そんな繰り返しをしています。

現在はオプジーボ(点滴)+カボメティクス(服薬)の治療を行っていますので、癌が小さくなってもどれが効果的だったかは判別できませんが。

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