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中国映画『红海行动』Operation Red Sea オペレーション:レッドシー

観終わって「林超賢監督が前作『湄公河行动』以上に派手な映画を撮ったなぁ」と思ったら、これは実はを基にした話であると映画の最後に字幕が出る。ググってみると2015年にイエメン(=叶门)で起きた実際の残留中国人救出(=撤侨)作戦をベースにした物語であるとのこと。

主要登場人物
蛟龙突击队の8人
隊長:杨锐(张译)
狙擊手:顾顺(黃景瑜)
副隊長、爆破手:徐宏(杜江)
機槍手:佟莉(蔣璐霞)
機槍手:张天德(王雨甜)
觀察手:李懂(尹昉)
通訊員:莊羽(麥亨利@JJCC)
衛生員:陆琛(郭家豪)

楠(海清):「イエローケーキ(ウラン精鉱)」事件記者

オススメ度

2018年度アカデミー賞・外国語映画賞に本作がノミネートされたとのこと。(ホンマかいな)

基本情報

邦題:オペレーション:レッドシー
英題:Operation Red Sea
監督:林超賢ダンテ・ラム
主演:张译、海清、黄景瑜、杜江

予告編

簡単なあらすじ

架空の国・伊维亚国(イエメンとは言っていない)の残留中国人救出の為に中国海軍が向かう。任務に向かう突撃隊はたった8人。それにこの国がイエローケーキ(=黄饼)と呼ばれるウランを用いて劣化ウラン弾を作ろうとしているとの情報を得た記者・夏楠が加わる。本来なら軍の突撃隊に記者帯同など足手まといであるが、彼女はロンドンのテロで夫と子供を失っていて、命を投げ出す覚悟でやってきていることから突撃隊と行動を共にするようになる。

感想ほか

内容的には『战狼2』を観ている人なら、似ていると思うことでしょう。『湄公河行动』の監督より『战狼2』の監督作品ではないかと思ってしまうのではないでしょうか?ただ、描写がとてもリアルです。戦死してバラバラになった人間など目を背けてしまいたくなります。また、耳は吹っ飛ぶ、腕は吹っ飛ぶ、「うぇっ」と思います。きめ細やかな作りが香港映画の林超賢監督作品かな、とも思います。リアル過ぎますし、ほぼ全編戦闘シーンですので、そのような描写が苦手な方は避けた方が良いかもしれません。

伊维亚国での任務が終わり、最後に中国南海の映像で終わります。日本公開があるのかわかりませんが、このシーンはカットされるのか残すのか。どちらにせよ波風立ちそうですので、未公開のまま放置するのが最も無難なような気がします。【追記:日本公開が決まりましたね】

特別出演に张涵予(チャン・ハンユー、マンハントの主演)、 任達華サイモン・ヤム の名がありますが、ほんのちょい役です。

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